1. トップ
  2. ダイエット
  3. 【お酢ダイエット】1日大さじ1杯でOK!オススメのお酢と注意点

【お酢ダイエット】1日大さじ1杯でOK!オススメのお酢と注意点

  • 2019.8.21
  • 46817 views

お酢にはダイエット効果のほか、疲労回復や腸内環境を整える作用が期待できます。そんなお酢を摂り入れる方法を、管理栄養士の望月沙紀先生に教えていただきました。注意点もしっかりふまえて、おいしく楽しくお酢ダイエットをスタートさせましょう。

お酢の効果とは?

ダイエット

まずは、お酢のダイエット効果についてです。肥満気味の方、中性脂肪が高めな方を対象にした実験で、1日大さじ1杯(15ml)のお酢を継続的に摂取した結果、内臓脂肪と中性脂肪が減少したという研究結果が報告されています。

疲労回復

お酢に含まれる、酢酸やクエン酸は、疲労の一因となる体内の乳酸の蓄積を防ぐと言われています。

血糖値の上昇を抑える

お酢15mlを食事と一緒に摂ることで、食後の血糖値上昇が緩やかになるという研究結果があります。

腸内環境を整える

お酢は大腸内を酸性に傾け、善玉菌が増えやすい環境を作ってくれます。

お酢ダイエットのやり方とポイント

大さじ1杯(約15ml)を目安に、毎日継続して摂取することをオススメします。摂る時間は、どの食事のタイミングでも構いません。一度に15mlでも、食事ごとに分けても大丈夫です。

おかずに酢のものを足したり、食べる前におかずに酢をかけてみたり、飲む酢を活用してもいいでしょう。お好きな方法で、毎日継続することがポイントです。

ダイエットにオススメのお酢は?

醸造酢と合成酢の違い

まずは、食酢の種類を簡単に知っておきましょう。食酢は、大きく分けて「醸造酢」と「合成酢」に分類できます。

醸造酢とは、穀類や果実を原料としたもろみ、またはアルコールを加えて酢酸発酵させたものです。一方の合成酢は、酢酸に糖類や化学調味料などを加えたものを言います。

これら食酢の主成分はいずれも酢酸で、種類によって酢酸の濃度は異なります。お酢には酢酸のほかにも多くの有機酸が含まれますが、一般的には酢酸の濃度を酸度として表示するルールになっています。

それぞれの食酢の酸度は以下の通りです。

・醸造酢の内、穀物酢の酸度は4.2以上 ・醸造酢の内、果実酢の酸度は4.5以上 ・合成酢の酸度は4.0以上

ダイエットに効果的なのは酸度の多いお酢

お酢の主の有効成分は「酢酸」です。そのため、ダイエットには酢酸の割合が多い醸造酢、その中でも酸度が高めの果実酢がオススメだと考えられます。

しかし、大切なのは毎日摂ること。ご自身が続けやすい、お好みのお酢を選ばれるのが良いでしょう。

お酢ダイエットをするときの注意点

お酢に含まれる酢酸は、その名の通り「酸」なので、ものを溶かす性質があります。

酸は歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯や知覚過敏などの口腔内トラブルの原因にもなり得ます。酢ドリンクを飲んだあとは、うがいをすると良いでしょう。

また、胃腸の弱い方は、酢酸成分の刺激によって胃腸が荒れてしまい、胃痛の原因となってしまうこともあります。

胃に刺激を与えたくない場合は、調理の際にお酢を使ったり、お酢ドリンクを飲むときには、多めのお水で割って飲むことをオススメします。

おいしく楽しくお酢ダイエットをはじめよう

1日大さじ1杯でダイエット効果が期待できるお酢。少量でOKのため、ドレッシングに使ったり料理の隠し味にしたり、お酢ドリンクを飲んだりと、無理せず毎日摂り入れることができます。

ご自身がおいしいと感じる方法で、楽しくお酢ダイエットをはじめましょう。

この記事の監修者

望月沙紀

ヨガインストラクター、管理栄養士、ファスティングカウンセラーとして活動しています。経験を活かし、身体も心も健康でいるためのサポートをさせていただきます。

元記事で読む
の記事をもっとみる