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エステテシャンが伝授!徹底した紫外線対策は用途別が◎。日焼け止めの選び方と使い方

  • 2019.8.20
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夏のスキンケアコスメのイメージ画像

浴びている紫外線の種類、日焼け止めの表記を理解しておこう!

日差しが強い海を背景にクリームとサングラスが置いてある画像

主に地上には長波長紫外線UVA(A派)、中波長紫外線UVB(B派)の紫外線が届いています。

・長波長紫外線UVA(A派)
UVAを浴びたときは肌が赤くなっていないのに気づけば焼けていた…ということがあります。また、皮膚の真皮まで到達し、シミやシワの原因になります。

・中波長紫外線UVB(B派)
皮膚表面の表皮に対しての作用が強いUVB。レジャーなどで長時間太陽の日差しを浴びると肌表面がサンバーン(肌が赤くなる日焼け)を起こすのが特徴。シミやシワの原因にもなります。

日焼け止め商品に記載されているSPFとPAの意味は?
SPFは、UVBに対する光を遮り、数値が大きいほどUVBの防止効果が高いです。
PAは、UVAに対する光を遮り、+の表記の数が多いほどUVAの防止効果が高いです。

デイリー使いには、SPF20~40、PA++~+++、
レジャー使いには、SPF50、PA+++~PA++++を選ぶようにしましょう。

「シーン別に使い分けるべき?」日焼け止めの選び方と使い方

水着とコスメの入ったカゴのイメージ画像

(1)クリームタイプの特徴と使い方
密着度・カバー力◎ 白浮き△ デイリー&レジャー◎

肌にしっかり密着し、汗にも強く、崩れにくい。クリームタイプの日焼け止めはカバー力があります。商品にもよりますが、こっくりとしたクリーム状で伸びが硬いものは肌にしっかりなじませないと白っぽく残ってしまうこともあります。

クリームタイプは、デイリー使いでもレジャーや長時間のお出かけなどに使えます。体全体やメイクの下地としても使えます。

白く残らないようにするためには、日焼け止めを薄く伸ばしてしっかりなじませます。2~3回くり返して塗るのがポイントです。

汗でベタつきが気になるときは、さっとふきとってからもう一度塗り直し、外出先では上からスプレータイプの日焼け止めを重ねるようにしましょう。

(2)液体タイプの特徴と使い方
密着度・カバー力◯ 白浮き△ デイリー&レジャー◎

日焼け止めの定番! カシャカシャ振って手にとる、白い液体タイプの日焼け止め。肌の上でサッと広げて、なじみやすく密着度も高いことが特徴で、汗や皮脂に強いので人気の日焼け止めですね。

サッと広げるだけで終わってしまうと白浮きが目立つので、しっかり肌になじませることが白浮きしにくいポイント。

液体タイプの日焼け止めもクリームタイプと同じく、デイリー使いでもレジャーや長時間のお出かけなどに使えます。体全体やメイクの下地として使えます。肌になじませて2~3回くり返して重ね塗りするのがポイントです。

汗でベタつきが気になるときはさっとふきとってからもう一度塗り直し、外出先では上からスプレータイプの日焼け止めを重ねるようにしましょう。

しっとり密着度の高いクリームタイプとさらっと密着する液体タイプの違いはテクスチャーの好みによりますね。

(3)ジェル・ミルクタイプの特徴と使い方
密着度・カバー力◯ 白浮き◯ デイリー&レジャー△

半透明のジェルやミルクタイプになっている日焼け止め。
よく伸びるので塗ったあとのベタつきや白っぽさも気になりません。保湿成分が含まれているものもあり、肌が乾燥しづらく、敏感な人でも安心して使えるタイプです。ジェルやミルクタイプの日焼け止めの特徴は、つけ心地が軽くてベタつきが気にならないこと。

デイリー使い、ちょっとお買い物程度のお出かけくらいであればいいですが、レジャーや長時間太陽を浴びるのであればカバー力が弱い印象です。

どうしてもジェルやミルクタイプがよいという人は、外出先でこまめに塗り直したり、スプレータイプの日焼け止めを重ねるとよいですね。

(4)スプレータイプの特徴と使い方
密着度・カバー力△ 白浮き◎ デイリー&レジャー△

シュッと肌に吹くだけ、スプレータイプの日焼け止め。
首や背中、顔のケアなど塗りづらい場所や外出先で日焼け止めの塗り直しをするときなどに便利で重宝しますね。

首の後ろや背中など、塗りにくい場所に使いやすいアイテムですが、吹きかけ方によってはムラになりやすく、カバー力が低い印象です。

デイリー使い、ちょっとお買い物程度のお出かけくらいであればいいですが、レジャーや長時間の外出であれば、クリームや液体タイプ、ジェルやミルクタイプの上から重ねて塗る、メイクの上から重ねる仕上げとしての使い方がおすすめです。

日焼け止めは「数値が高いものなら焼けない」「朝、出かける前に日焼け止めを塗ったから安心」というわけではありません。

汗や皮脂によって浮いたり、手やタオルで汗をふきとったときに日焼け止めが落ちていることもあるので、2~3時間ごとに塗り直すようにしましょう。

デイリー使いかレジャー使いかによって、密着度やカバー力のある日焼け止め、用途にあったSPFとPAを選ぶようにしましょう。

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