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知らない世界は面白いね。元&現役港区女子にいろいろ聞いてみた

  • 2019.8.19
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「港区女子」
けっこう前からあった言葉だけれども、最近とくに雑誌やテレビなどで耳にする機会も増えてきました。


そのせいあってか、私もこの頃にわかに港区女子の生態について興味を持ち始めていて、きっとこの記事を今読んでくれているみなさんもそうなんだろうということで、この機会に、元&現役港区女子の方々に気になることをいろいろと聞いてまいりましたので、ここにご報告いたします。ご査収のほどよろしくお願い申し上げます(急にどうした)。

1.港区男子orおじさんと結婚したいの?

「てか、そもそもマジなの?」という点はやっぱり気になるので、もちろん本音を直撃しましたよ。


「しない。ありえない。あれだけ女好きな人と結婚はない」(化粧品メーカー/25才)
「さすがに港区女子だってそこまで馬鹿じゃない」(読モ/23才)
「真剣に恋ができると思っているうちはビギナー」(無職/26才)


と、ほぼすべての人が「結婚なんて狙ってるわけがない」と回答。ただし、ごく一部「港区おじさんは厳しいけど、港区男子の中には結婚意識している人がゼロじゃないので、運が良ければ」と答えてくれた人もいました。うーん、さすがにそりゃそうか・・・・・・という感じですね。


さらに「いつやめるorやめたくなる?」と畳みかけると、
「友達の結婚式に行ったとき」(アルバイト/26才)
「仲がいい港区女子に(港区在住じゃない)彼氏ができたとき」(カフェ/28才)
といった、「引き際」を意識されるイベントが起こったタイミングで引退を決意する(したくなる)ことが多いそうです。


結婚はしない。ただの遊び。常に「いつか終わりが来ること」を意識している。そのはかなさがあるからこそ死ぬほど楽しい、ということなのかもしれません。

2.きっかけは?

また私個人的には、「どうやって港区女子になるの?」というのも気になるところです。


「港区女子の友達にパーティーに連れて行ってもらえば、そこからは港区おじさんと連絡先を交換して芋づる式だと思う」(美容師/26才)


と、ほとんどの人が、「友達伝い」と回答。自ら志願しさえすれば、というよりも、会員制のお店みたいに、運と人脈でなんとか手繰り寄せるしかないのかもしれません。だけどある人は、友達と麻布十番のバーで飲んでいるところを「一緒に飲まない?」と声をかけられたのをきっかけにその後も継続的に呼んでもらえるようになったということです。そこまでして・・・・・・というのにはそれなりのモチベーションが必要ですが、なんとしてでも港区女子になりたいというのであれば、なんとかそういう友達を探すか、あるいはナンパ待ちでとにかく港区へ夜な夜な繰り出すしかないということなのですね。

3.お金どうしてるの?

港区女子には、港区に住んでいる人、それから、港区に通ってきている人の2パターンいるわけですが、気になるのが、「住んでいる人たちはお金どうしてんの?」というところ。すると・・・・・・


「マンションを借りてもらっている」(無職/23才)
「港区でも、場所と築年数を気にしないのであればそんなに高くないので、自分で借りている」(アルバイト/24才)
「仕事がお水系なので、お給料は悪くないから普通に住める」(キャバクラ/27才)
という3種類がいました。


一方で、マンションを借りてもらっているというのはまさに噂に聞くあれで、すごいなーという感じです。ただ、必ずしも「愛人契約」というわけではなくて、普通にデートを一緒にしたりするだけといった案外クリーンな関係で成り立っていることも多いようですね。

4.辛かったことorうれしかったことは?

華やかなイメージが強いけど、港区女子でいることで感じるデメリットってあるんでしょうか。
「港区女子になったあとに彼氏とデートしてると、『お前、なんかいやな女になってない?』って言われた。ごちそうしてもらうのに、料理やお店をいちいち品評したりしてしまってて、反省」(メーカー/24才)
「夜の自分はインスタ映えとかSNSとかですごくキラキラ輝いてるのに、昼間の自分は地味に働いて、夜遊ぶために節約して、なんかその精神的な昼夜逆転がたまに嫌になることはある」(事務/25才)


じゃあ、逆に港区女子でよかったことは?
「びっくりするような芸能人にたまに会えるから、ミーハーな自分にはもってこい」(無職/21才)
「自分のお金じゃ一か月に一回食べれたら超贅沢なご飯やお酒をタダで楽しめるアルバイトって思ったらすごくいい」(大学生/22才)


辛さの部分はなかなか考えさせられるというか、深みがありますね。逆に、楽しんでいる人は、いい意味で割り切ることができているなという感じですよね。

おわりに

結論。
私も一回だけでいいから、港区女子になってみたい。


「港区女子になるなんてさ~馬鹿だよね」という気持ちはゼロじゃないし、今回この記事を書いてみてその気持ちは変わっていません。だけど、一度もなったことがないのにそんなことを言うのは、なんかダサい気がするので。それに、やっぱり知らない世界って、どうしても興味がある。


ということで、ひょっとしてみなさんの中に現役の港区女子や、私と同じように港区女子になってみたいと思う人がいれば、これから麻布十番かどこかでお会いすることがあるかもしれませんが、そのときはどうぞお手柔らかに。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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