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北欧スタイルのスペシャリティコーヒーが楽しめるスタンド〈KIELO COFFEE〉/秋葉原

  • 2019.8.20
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Hanakoのアシスタントエディターチームが、東京の街々を歩き回って見つけた、気になる新店を紹介していくこちらの企画。今回は秋葉原で、都会の雑踏や仕事の合間にホッと一休みできるコーヒースタンドを発見しました。

温かい空間のコーヒースタンドを発見!

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Hanako 編集部

電気街からサブカルチャーの発信地、そして今は最新のオフィス街へと成長を遂げる街・秋葉原。飲食店が多く立ち並び、出勤中の人が行き交う昭和通り沿いを散歩していると、コーヒーの良い香りとともに一際明るい照明があふれ出すお店が。温かみのある間接照明と木の優しい温もり感じる店内を覗いてみれば、オーナーでありバリスタの吉池弘樹さんが声をかけてくれました。

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Hanako 編集部

「このお店、北欧・フィンランドの内装や家具、照明空間を意識して作ったんです。日照時間が短いフィンランドは照明の文化が発展しているようで、間接照明が多く用いられているんですよ。コーヒーを飲みながら、北欧気分にひたってゆっくりしていってください。」

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Hanako 編集部

コーヒーを淹れながらお客さんと話すのが楽しいという、吉池さん。コーヒーを待っている間、お店ができるまでの話をたくさん聞くことができました。
学生時代の2つの出会いが、オープンのきっかけに。

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Hanako 編集部

〈スターバックス〉でのアルバイト経験を通じてコーヒーに目覚めた吉池さん。更に大学の卒業旅行で訪れた北欧・フィンランドとの出会いが、〈KIELO COFFEE〉開業に繋がったと言います。というのも、幸福度が世界上位で知られるフィンランドはこれに紐付くようにコーヒーの消費量も多いそう。フィンランドをはじめとする北欧の幸福度には、コーヒーも影響しているのではないかと考えたそうです。

「『コーヒーを何杯も飲む文化』『照明や空間デザイン』『人の温かみ』、フィンランドで感じたこの3つの要素を揃えた場所を日本でつくりたい。自分の夢が明確になりました。」

看板メニューのコーヒーは北欧スタイルの浅煎りで。

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Hanako 編集部

お話をしている間に出来上がったのは、まるで紅茶のような色合いの浅煎りコーヒー。口にしてみるとびっくり、コーヒーの果実味が驚くほどしっかりと感じられてあっという間に飲んでしまいました。深煎りよりも豆ごとの味の違いが分かりやすく、豆本来のフルーティな味と香りが楽しめます。北欧ではこのようなコーヒーを1日に何杯も飲むそう。こちらではそんなスタイルに合わせて様々な産地のスペシャリティコーヒーをここでは味わうことができるのです。

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Hanako 編集部

メニューには他にカフェラテなども。グラスやカップは、もちろん北欧デザイン。特にアイスメニューは口がすぼんでいるグラスを使うことで香りを逃がさず、最後まで美味しく飲むことができるそうです。

取材してみての感想…「ついつい長居したくなるホッとするお店」

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Hanako 編集部

店内に入る前から、温かみのある照明と可愛らしいお店のロゴに目を惹かれました。アルテック製の座り心地の良い椅子でコーヒーを楽しみ始めれば長居してしまいたくなる、そんなお店です。ビジネス街にこういった心休まるスポットがあるのはとても嬉しいですね。wifi完備、カウンター席には電源もあるので、ここで仕事もはかどりそうです!

〈KIELO COFFEE〉

東京都台東区台東1-29-4 第一共和ビル1F
03-6284-4724
月〜金8:00~19:00、土日11:00〜18:00 無休
16席/禁煙
※メニューや価格は取材当時のものです。

(photo :Kaori Ouchi text :Ami Hanashima)

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