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「浴衣を着ていく場所がない!」なら寄席へ

  • 2019.8.16
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こんにちは、シティリビング編集部お枝です。

「今年まだ袖を通していない浴衣がある!」と思い立ち、浴衣割引のある寄席へ。

行ってきたのは現存する日本最古の寄席、上野鈴本演芸場。というと敷居が高く聞こえますが、思い立ったらすぐいけるとっても気軽な空間なんです!

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出典:シティリビングWeb

まずは自宅で「今日の夜の部は誰がでるかな」とホームページをチェック。この日は同い年で応援している若手真打・古今亭文菊師匠がトリを取るとあり、出かけました。

夜の部の開場は17時。すぐ近くの上野松坂屋地下で食料を調達してから、17時前に上野鈴本演芸場の入口へ。開場時には、前座さんが入り口前の太鼓を威勢よく打ちます。お客さんがたくさん入るよう「ドンドンドンと来い」と打たれる太鼓に、江戸気分がアガります♪

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出典:シティリビングWeb

入場方法は、入口で木戸銭(入場料)を払うだけ。イマドキ座席をネット予約できないのは不安要素ではありますが、すごく人気のある落語家が出るものでなければ、たいてい入れます。

約4時間、11組がかわるがわる登場するもりだくさんの内容。落語の合間には漫才やマジックなど息抜きコンテンツが入るので、4時間すべてを集中して聞く必要はありません。この日も、ギター漫談やハトの人形を手で動かすマジックなど、テレビやYouTubeではもはや見かけない昭和な演芸をみて、ほっこりしました。

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出典:シティリビングWeb

座席には新幹線のような小さいテーブルがついていて飲食ができます。この日は上野松坂屋で買ってきた、井泉のカツサンドを食べながら鑑賞。ここは飲酒も可能なので、周囲からは「プシュッ♪」と缶ビールを開けるイイ音も聞こえてきます。私は眠くなるのでお茶派ですが、浴衣で缶ビールを飲んでいる女性なんて粋でかっこいいですね。お好きなかたは売店で購入を。(ただし、演芸中の音のする飲食やビニール袋のガサゴソ音は慎みましょう)

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出典:シティリビングWeb

8月31日(土)まで浴衣・和服を着ていくと、一般2800円が2500円になる浴衣割引を実施中。一部除外日や当日入場不可の特別興行もあるので、ホームページでご確認を。

現存する日本最古の寄席といっても、建物は普通のビルで、座席は椅子席、トイレも洋式できれい。エアコンもガンガン効いてるので、浴衣で快適に過ごせますよ。座席にもたれられるように、貝の口など平らな帯結びにするのをお忘れなく!

上野鈴本演芸場

http://www.rakugo.or.jp/

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