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教育で毒親にならないために…悩みぬいた果てに気づいた家庭学習の注意点【もりりんパパと怪獣姉妹 第12話】

  • 2019.8.15
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先日まで全8話にわたって長女との中学受験実録シリーズをお届けしてきました、もりりんパパです。
いつも読んでいただき本当にありがとうございます。



今回はその総括的なお話、我が家の経験から見えてきた家庭学習での親のあり方を書くことにしました。が、その前に…。



僕は前回の記事にて”特集:私がコミックライターになるまで”に参加させていただいたんですよね。
その中で自身の毒親疑惑の部分、そしてそれをブログに助けられたことについて少し触れてみました。



で、僕はブログやウーマンエキサイトさんでの連載を嫁さんや子ども・両親・親族等に伝えています。
子どもたちの成長状況を記事で伝えることも含めて。



そして、前回の話を見た長女から言われたんです。




…うん。






ですよね(-"-;






その辺も含めて今回のお話を書き進めていきたいと思います。
少しダークなお話になるかと思いますが、どうかお付き合いください。



教育で毒親にならないために…




僕が長女の勉強に携わりだしたのは彼女が小学3年生の頃。



元々は嫁さんが宿題を見ることが多かったんです。
しかし、その年の夏休みに…。




ずっと様子を見ていた嫁さんがギブアップしてしまいまして。



で、ここでバトンタッチをして僕が長女の勉強を見ることになったんです。



勉強を見るにあたってその時点で気をつけたいと思ったこと、それは…



・主役(勉強をする)はあくまで長女本人
・教える側(僕)は基本静観して必要な時のみ声かけ



くらいでした。
しかし、実際は…




実際はこのような感じでした。



後に長女に尋ねると、それはもう恐ろしい親だったそうです。
自分でも今振り返ると…ありえない親だったかもしれません。



せっかく一緒に勉強に取り組んでも思い通りに動かない子ども。
時には僕は声を荒げ、物を投げてしまうことも…。
それが日々続き、自分の感情がエスカレートしていくのが分かりました。



これではいけない、それは分かっている。
でも感情が爆発すると止まらない、止められない。
勉強はきちんとして欲しい、だけど思い通りにならない。
どうすればよいのか、分からない…!!



まさに負のスパイラル。
その流れを止めてくれたのは…。











他でもない、長女からのSOSとそれを重く受け止めた嫁さんの存在でした。



もちろん、嫁さんに言われてすぐに全て納得出来たわけではありません。
それでも、少しづつ自分の中に落とし込んで気をつけていくようにしました。



子どもは子ども、親は親。
長女は僕自身ではありません。
こうやって文字にしてみると当たり前のことですが、それが自分の感情がコントロール出来なくなると分からなくなり、無理強いをしていたのだと思います。



まずは親である僕の…自分の気持ちに余裕を持つこと。
それが出来ない時は一旦勉強をやめ、環境を変えて思い切ってリフレッシュすること。



長女には長女の考えがありますし、もしかしたらだらけているように見えても実は考えがあるのかもしれません。
そう気づいたのは、彼女が6年生の頃。
中学受験への取り組みをしていた時でした。



気づくのに時間がかかりすぎて、長女を中心に、家族には辛い思いをさせてしまったと思います。
今だって、正しいと思い行っている育児や教育が、実は間違っているかもしれませんが…。




最初に書いたように、長女の人生は長女が主人公。



まだ全てを彼女が決めて生きていけるわけではないので、親として時に注意し、時に一緒に笑いながら今この時をともに生きているのだとは思います。



でも、そんな中で親としての僕の感情が爆発してしまった時。
それを一方的に攻撃的にぶつけてしまうのは違います。
自分はあくまで支える側。
自分の役割をきちんと考えておかないと、家庭学習にはとくに様々なリスクが潜むと感じました。



親としての自身のコントロール。
難しいですが…それを怠るとエスカレートし、止まらなくなっていつしか”毒親”となってしまう。
大げさではなく、そう感じるようになりました。




そうならないためにも、前回の記事に書いたようにブログを書くことで自分の視点を変えて行ったり。



また、主役である子ども自身の心の声に耳を傾けて考えていく。
そう考えながら接していくことがより良い関係性を築けるのでは…そう考えながら日々家族みんなで過ごしています。



以上、前回の続きのお話でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

(もりりんパパ)

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