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結婚や出産…いつか訪れるライフイベントのために貯金をしておくべき? #大人女子のマイルド貯蓄

  • 2019.8.13
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結婚式はしないから貯金は必要ナシ?

漫画

最近では、結婚式自体を挙げなかったり、結婚式を挙げるにしても挙式だけ、家族だけで行うなど小規模な結婚式や、ウエディングフォトだけ撮影するといったような、なるべく結婚式というイベントにお金をかけないカップルも増えているようです。
とはいえ、たくさん友だちを呼んで、素敵な場所で…と、あこがれの結婚式を考えている人も多いですよね。そんななんとなく思い浮かぶような一般的な結婚式を挙げるとなると、数百万円はかかるのが普通だったりします。

夢を叶えたいならリサーチ&貯金を

お金がかかるからあきらめなければならないのかというと、もちろんそういうわけではありません。まずは自分がなんとなく思い描いている結婚式にはいくらかかるのかをしっかりリサーチすることが大切。テレビで見るような華やかな結婚式は、自分が思っている予算の1.2~2倍はかかると思ったほうがよいでしょう。自分だけで結婚式費用をすべて出すということはないかもしれませんが、理想の結婚式があるのであれば、まずは自分自身で結婚式のための貯金をしっかり始めておきましょう。

また、結婚式をするにあたっては、確認しないとならないことがたくさんあります。たとえば、結婚式費用は親が少し負担してくれるというケースも少なくはありません。もちろん主役は自分たちですが、お互いの親の意向も含めて、予算面も事前に確認しておくといいかもしれませんね。

妊娠・出産にはいくらかかるの?

出産費用というと、出産する際にかかるお金をイメージするかもしれません。しかし、実際は妊娠発覚から出産日まで、毎月検診や検査があり、その都度、病院代を10割負担で支払わなくてはいけません。ほとんどの自治体が、検診費用の一部を負担するチケットなどを配布していますが、すべてが無料にならない場合もあります。また、今後普通の病院での受診で妊娠していると診療代が増えるという「妊婦加算」される可能性があります。妊娠時は、病院代が妊娠していなかったときよりも多めにかかると思っておきましょう。

ほかにも、双子の場合や、急遽、帝王切開になる場合など、妊娠・出産は計画通りに進むとは限りません。近所のクリニックで検診・出産する予定だったのが何らかの理由で医療設備が整った大病院へ通院しなければならないこともあります。その場合、満員電車を避けるためにタクシーに乗るなど、病院代以外の出費がかさんでしまうことも。

出産自体は、健康保険から「出産育児一時金」として一律42万円(産科医療補償制度に加入していない産院は40万4000円)を受けとることができるため、料理やエステなどの付加サービスにこだわらなければ、実質負担は抑えることができます。また、会社勤めであれば、産休・育休を取得した際に、一定の条件のもと育児休業給付金を受けとることができたり、会社や組合によっては「出産一時金」などがもらえる場合もあるので、事前に調べておきましょう。

女性がメインとなるライフイベントは、家計が一緒であっても実際の支払いなど、直面するのは女性自身であることも少なくはありません。そういった意味でも、結婚や妊娠・出産などにかかる費用面やもらえるお金について、損をしないように、そして不自由なく過ごせるように、あらかじめしっかり念頭においておくのが大切です。

イラスト/うつみ ちはる 取材・文/浜田 彩

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