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インドア派のハワイ旅におすすめの海沿い散歩、“ビーチトレイル”2選。【ハワイ通信Vol.5】

  • 2019.8.23
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グリーンカードの当選後、念願叶ってハワイに移住した雑誌&書籍編集者の椎名絵里子さんによる、全8回のハワイ通信。観光情報はもちろんですが、普段のハワイでの生活がなんとなく分かる、日々の暮らしの中で見つけたあれこれを、ローカル目線でご紹介。第5回は、軽装でOKの“ビーチトレイル”について。

インドア派にもおすすめしたいビーチトレイル!

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Hanako 編集部

ハワイは海、山、街がそれぞれ近い場所にあるのが魅力。ちょっと足を伸ばしただけで、大自然も楽しめます。ただ、インドア派の人にとっては、どんな装備が必要なのかわからないのでは?
かつてのわたしがそうでした。

とはいえ、ハワイの自然は思い切って近づいてみたら、かなりいいものだと気づいた次第。せっかくならインドア派の人にもぜひ体験してほしいので、ハードルの低めな海との関わり方、紹介させてください。

水着は持たずにハワイへ行く人もいると思うので、今回紹介するのは、基本、普段着のままでOKの場所。できればビーチサンダルがあるといいかも、くらいのイメージです。トレイルとは山道に対して使う言葉かと思いますが、ここではイメージしやすさのために、ビーチトレイルとしてみます。

海の近くで得られる癒しを体験して。マカレイ・ビーチパーク〜レアヒ・ビーチパークの遊歩道。

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Hanako 編集部

1つ目にご紹介するのは、マカレイ・ビーチパークからレアヒ・ビーチパークへの遊歩道。まずは、カピオラニ公園のダイヤモンドヘッド寄りに車を止めるか、バス停の162番(※1)か4019番(※2)、トロリーならば、ホノルル水族館前で降りてください。水族館前からだと、15分ほど歩きます。

※1 ルート14、19、20、22が停車
※2 ルート14、22が停車

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Hanako 編集部
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Hanako 編集部

こんな景色を眺めながら、ダイヤモンドヘッド・ロードを住宅地方面と進みます。カピオラニ公園の端から徒歩5分ほどで、マカレイ・ビーチパークに到着。海側へと進むと、柵が出てきます。

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Hanako 編集部

奥に見える柵沿いに歩くのが、ご紹介したい道です。
マカレイ・ビーチパークから左側に進んでください。右側には小さなビーチもありますよ。

海沿いに柵が設置されている遊歩道は、レアヒ・ビーチパークまで続いています。ゆっくり歩いて5分程度。海のすぐそば歩くので、時折水しぶきがかかることもあるほど。

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Hanako 編集部

歩き始めて、後ろを振り返ったのがこんな景色です。沖に出て行くサーファーさんを眺めてみたり、海の音を聞きながらのお散歩を楽しんでください。

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Hanako 編集部

この日はビーチでハワイアンモンクシールがお昼寝をしていました。絶滅危惧種なので、見つけても近づいたりはしないようにしましょう。

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Hanako 編集部

道幅は狭いので、お散歩している人とすれ違うときには譲り合いを。

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Hanako 編集部

ほどなくして、ヤシの木がたくさん生えたレアヒ・ビーチパークに到着します。ビーチパークからは石の階段でビーチに下りられますので、足がぬれてもOKな人はぜひ!足だけでも海につけてみてください。

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Hanako 編集部

静かで透明度の高い海を感られます。ワイキキからすぐそばなのに、こちらの方が透明度が高いんです。この場所を満喫したら、来た道を引き返す感じに。マカレイ・ビーチパークには、シャワーがありますので、足を洗いたい場合はそちらでどうぞ。

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Hanako 編集部

途中、かわいいバス停や豪華な住宅街などを眺めつつ、元の場所に戻りましょう。

波と風の音しか聞こえないとっておきの場所。ワイアラエ・ビーチ〜フナカイ・ビーチ。

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Hanako 編集部

次に紹介したいのは、“ビーチそのもの”を歩く場所。カハラにあるワイアラエ・ビーチからフナカイ・ビーチは砂続きでつながっていますので、そこを歩くビーチトレイル、ゆっくり歩いて20分ほどです。

まずは、ワイアラエ・ビーチパークに車を止めるか、4036番(※3)のバス停で下ります。トロリーの場合はカハラモールの停留所からも歩けなくはないですが、徒歩15〜20分程度と結構遠いです。

※3 ルート14、22が停車

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Hanako 編集部

公園にある白い橋を渡り、ビーチへと出て、右手に向かって歩いてください。左手に進むとカハラ・ビーチとカハラホテルが出てきますが、今回は、右側へどうぞ。

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Hanako 編集部

ビーチに出たら、素足で歩くのがおすすめです。潮の満ち引きによって、ビーチの幅が変わるのも面白いところ。朝夕はお散歩をしている犬にもたくさん会えますよ。

ひとりだったり、大切な人だったりと、のんびり過ごしているローカルにも会うと思います。そんな彼らをみていると、豊かな時間の過ごし方だなぁと思うかもしれません。
この場所は車道からも少し離れているので、基本的には聞こえてくるのは、海や風、時おり人の話し声や犬の鳴き声、そういった音だけ。この状態に身を置くことは、都会で暮らしているとなかなか難しいもの。次第に、頭の中がリフレッシュしてくるはずです。

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Hanako 編集部

ビーチ沿いにある豪邸を眺めるのも面白い。

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Hanako 編集部

潮が引いている時間であれば、ひざ下くらいの深さで海の中に入れるので、ぜひ入ってみてくださいね。足先から無駄なものが抜けていくような気分を味わってほしいです!

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Hanako 編集部

こんな景色になってきたら、フナカイ・ビーチに入った目安、終点の合図です。来た道を戻りましょう。途中のビーチアクセスから車道に戻ることもできますが、その場合は、一番奥にある134Aというビーチアクセスはビーチから出る場所にある段差が大きいのでおすすめできません。その隣にある133Cより手前のビーチアクセスであれば、どこも安全に通れます。

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Hanako 編集部

こちらの写真が133C。ビーチアクセスごとに少しずつ表情があるので、気にいる場所を探すのも楽しいですよ。ワイアラエ・ビーチパークに戻れば、シャワーがあるので足を洗いたい場合はこちらでどうぞ。

今回は、難易度低めの海を楽しむ方法をご紹介してみました。
必要なものといえば、ビーチサンダルと日焼け止め、水分くらい。ビーチサンダルはハワイでは5ドル程度から売っていますので、現地購入もおすすめです。スリッパのないホテルの場合は、室内履きとしても重宝しますよ。おすすめの日焼け止めに関しては、第7回でご紹介できればと思っています。

【今回紹介したスポット】
マカレイ・ビーチパーク/ Makalei Beach Park
3111 Diamond Head Rd., Honolulu

レアヒ・ビーチパーク/Leahi Beach Park
3187 Diamond Head Rd., Honolulu

ワイアラエ・ビーチパーク/Waialae Beach Park
4925 Kahala Ave., Honolulu

フナカイ・ビーチ/ Hunakai Beach
4578 Kahala Ave., Honolulu

Photos:Eriko Shiina

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