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この差ってナニ?「上手に甘えて大事にされる人」と「下手に媚びて嫌われる人」

  • 2019.8.9
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甘え上手は恋愛上手なんて言われますが、「頭ではわかっているけどできない」「キャラじゃないから無理」と、甘えることに苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。


そんな人にぜひ知って欲しいことがあります。


実は、甘えることが苦手な人は、甘えるという行為自体が嫌いなのではなく、甘えることによって人からどう思われるかが怖いから、甘えるのが苦手だと感じている人が多いのです。


そしてその多くは、学生時代に勉学に励み、大人になってからも仕事に責任感をもって取り組んでいる「頑張り屋さん」なんですよね。

甘えること=媚びること、ではない

甘えるのが苦手な人(かくいう僕もそうだったのですが)の気持ちを代弁すると「なんか媚びているようでいやだ」ということに収束されるように思います。


男性の機嫌をとるために、自分の可愛らしさを演出するために、あるいは甘えるのが効果的だと知っていて、「打算的」に甘えるのが嫌なんですよね。


でも、あなたが感じているその「甘え」は、本当は「甘え」ではなく「媚び」なのです。甘えることと媚びることは根本的に違います。


媚びは、「自分が好かれたい」「可愛く思われたい」というよこしまな感情に端を発しています。


結局は「自分のため」の行為なので、周囲から見たらゲスい行為だと思われ嫌われてしまいます。

甘えは相手のため、媚びは自分のため

一方、甘えるという行為の本質は、「適切な人に助け舟を出してもらうこと」にあります。


つまり、自分では上手にできないことを、1人で抱え込んでなんでもかんでやろうとしてしまうのではなく、できる人にサッと頼むということ。


「頑張り屋さん」は、なんでもかんでも甘えると迷惑がかかると思っていますが、実際はそんなことはありません。


ほとんどの人が「人から頼りにされたい」と思っているのです。あなただってそうではありませんか?


あなたが適切なHELPを出すことによって、頼られた人は承認欲求が満たされます。さらに物事が円滑に進み、周囲の人もハッピーになります。


甘えることって、実は、甘えられた人にとっても、そして意外と関係のない第三者まで幸せにできる行為なんです。

まずは「アドバイスを求める」ことから始めてみよう

甘え下手だと自覚のある人は、まずは「どうしようこれ」と悩んだ瞬間に「誰かに甘えるチャンスかも」と考えるクセをつけましょう。


わかりやすいのが仕事の相談ですかね。自分の仕事でアイデアが出なかったり、対応に困ってることがあれば、思い切って「仕事で悩んでいることがあって。ちょっと力を貸してもらえない(ですか)?」と頼ってみましょう。


相手は彼氏でもいいし、上司でもいいし、気になっている「あの人」でも構いません。


「甘えたいと思っているけど、この人に甘えるのには抵抗があるな」と感じる、甘えるハードルがちょっと高い人がおすすめです。(気軽に相談できる女友達に言っても意味ないですからね)


それに慣れてきたら、物事を頼むレベルを日常の些細なことに下げていきます。


ここからは人によって許容度が違うので、「この人はこのぐらい甘えても大丈夫」という線引きをしながら探っていくことで、徐々に甘えるスキルが上がっていきます。何事も練習ですね。

嫌われたりしないかな?と怖がる必要はなし!

僕も尊敬する先輩に「頑張って頼ってみた」ことがあります。絶対に迷惑をかけたくない大好きな先輩です。


そうしたら「なんでもっと早く頼ってくれなかったの?言ってくれればすぐに力貸したのに!遠慮したらダメだよ!」と心強い一言をくださいました。


曰く、「美樹くんは、なんでも自分でやろうとするから、こっちも下手にアドバイスするの悪いと思ってた。頼ってくれて嬉しかったよ」とのこと。


ね、そんなもんなんですよ。みんな頼られたがっているんです。そして頼られた人には目をかけたくなってしまうものなんです。


「こんなこと聞いたら失礼じゃないかな?嫌われたりしないかな?」という不安は十中八九外れます。


仮にもしそれで嫌われるようなことがあっても、その人はきっとあなたが大切にすべき人ではないですから、安心て甘えてあげてくださいね。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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