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季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」

  • 2019.8.7
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京都の夏の楽しみのひとつといえば「青もみじ」。銀閣寺近くの哲学の道は、桜やカエデの青葉が水面に映る木陰の小径で、そよ風が心地よく吹き抜けていきます。 そんな青もみじさんぽの途中でクールダウンしたいときに、おすすめの甘味処が「茶房いちりん」です。折々の甘いものをいただきながら、落ち着いておしゃべりを楽しむ、そんなお休み処本来の時を過ごせると、じわりと人気が高まっています。

季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
哲学の道さんぽの際に、立ち寄りたいロケーション
季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
銀閣寺から徒歩10分の隠れ家カフェ

銀閣寺橋から哲学の道を南へ2分、西へ折れると白川通へ出ます。さらに、通りを北へ行き一筋目の路地を入るとすぐのところが「茶房いちりん」です。和菓子屋さん風の赤いのれんを目印にしてくださいね。

坪庭やお座敷席もある和洋折衷の空間
季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
和菓子作りに使う木型がインテリアとして飾られている

店内は、京都の古い家によくある間口が狭く奥行きが深いタイプ。ナチュラルテイストの内装にピンクのインテリアが映える店の奥には、坪庭が緑をたたえています。庭を望むこの窓は、お店を始めるにあたり壁を抜いてわざわざしつらえたそう。

季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
お座敷席のある小上がり
季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
坪庭は市中の山居といった雰囲気

製菓学校を卒業後、京都の老舗甘味処に勤務していた藤田さんは、和菓子のシンプルさに惹かれました。「洋菓子に比べ素材がシンプルなんです。とはいえ茶道のルールや決まりごともあります。そんな制約から和菓子を解放してみたかった」と、「茶房いちりん」をオープンしたのは2015年のことです。

新メニューはフルーツたっぷり、あんが決め手のトースト
季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
「季節のフルーツあんトースト(コーヒー付)」(850円 ※抹茶付は950円)

そのお品書きは、気軽に楽しめる善哉やあんみつなど昔ながらの甘味が中心。そのなかでも、この春から始まったフルーツトーストは人気のメニュー。

キウィと甘夏のスライスが盛られたトーストは食べ応え十分。当初はもっと薄いパンを使っていましたが、ランチ替わりに食べるお客様が多くボリュームのあるパンに変更したのだとか。また、自家製のあんは少しやわらかく炊き上げられており、さわやかな甘夏のジャムとよいハーモニーを奏でています。

ワインシロップが絶品、大人のかき氷
季節のフルーツを使ったおやつが絶品♪ 京都“哲学の道”近くの和カフェ「茶房いちりん」
「かき氷 桃ワイン」(850円 ※夏期のみ)

夏の間はかき氷も楽しめます。
一番人気の「桃ワイン」は、手づくりの桃ジャムとワインシロップのあいがけで、中にはヨーグルトアイスと寒天が隠れています。ピッチャーに入ったワインシロップで味の濃さを調節できるのもポイントで、深いワインの風味が感じられる「大人のおやつ」です。

今年は小豆が不作といいながらも「今まで使ったことのない、新しい素材に挑戦するチャンスだから」と、自然体で語る藤田さん。予約をすれば、本格的なお茶会用の上生菓子も用意できます。また、市場には出回っていない珍しい果物を差し入れてくれる常連さんもいるそうで、「次に訪れるときには何か新しい味に出会えそう」そんな期待が高まる一軒です。

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