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貧乳の原因とは?正しい下着の付け方や貧乳改善方法を紹介

  • 2019.8.7
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女性らしいバストに魅力を感じるものの、貧乳であることに悩みを持っている女性も見えるでしょう。もし貧乳に原因があるのであれば、うまく改善して理想的なバストに近づきたいですよね。今回はエステティシャンの横内稚乃先生に、貧乳の原因やバストアップを妨げる姿勢をはじめ、正しい下着の付け方や貧乳改善の方法について教えていただきました。

貧乳とはどんなバストのこと?

トップが80cm以下だと貧乳とされる傾向あり

貧乳とは、小さなバストの女性のことを指すケースが多いです。貧乳には明確な数字の基準はありませんが、バストトップのサイズが80cm以下だと貧乳に分類される傾向があります。

ただし、太っていたり高身長だったりすると、バストサイズが80cm以上でも胸が小さいことも考えられます。そのため、基準は多少あいまいです。

カップサイズも判断基準に

貧乳は、ブラジャーのカップのサイズが判断基準となる場合もあります。ブラジャーのカップの基準とは、バストのトップとアンダーのサイズ差です。Aカップの場合は貧乳、Bカップでも貧乳に分類されることもあります

貧乳ということで困るケースは、ビキニや水着、キャミソールなどの露出の多い服が似合わないことが考えられます。たとえ露出の多い服ではなくても、上半身のボディラインがぴったりしすぎた服装などは貧乳が目立ちやすく、洋服選びに時間がかかってしまうこともあるでしょう。

バストが大きくならないのには原因がある?

遺伝の影響

バストが大きくならない原因のひとつに、遺伝の影響が考えられます。

ちなみに、遺伝が影響する確率は約30%~40%。母親や祖母などの胸が小さかったとしても、娘や孫が必ず貧乳になるわけではありません

成長期のストレス過多

胸の成長期の15歳~18歳頃は、受験期と重なる時期でもあります。成長期のストレス過多によって、バストアップに必要な女性ホルモンのエストロゲンの分泌不足となっていることが考えられます。

夜遅くまで勉強をしていたり、クラブ活動における人間関係や恋愛など思春期特有のストレスがあったりすると、胸の成長が止まってしまうこともあるのです。

胸の成長期を逃してしまうことで、大人になってからのバストアップが難しくなっているのかもしれません。

バストが小さくなってしまうのにも原因がある

過度なダイエットの繰り返し

もともとのバストが小さくなってしまう原因には、10代から断食や激しい運動などの過度のダイエットを繰り返し、胸に脂肪が付きにくくなっていることが考えられます。

極端なダイエットを行うことでバストに栄養が行き届きにくくなり、女性ホルモンの分泌を阻害して貧乳になりやすいのです。

食生活の乱れ

バストが小さくなってしまうのには、食生活の乱れも原因のひとつとして考えられます。栄養状態が悪くなりやすく、胸が発育しにくくなるのです。

たとえばスナック菓子やレトルト食品や加工食品などを多く食べ、野菜や果物などの新鮮な食材を摂取する機会が少ないと、栄養不足の傾向に。結果として女性ホルモンが分泌しにくく、バストが小さくなりやすいのです。

バストアップを妨げる姿勢・動きとは

巻き肩

バストアップを妨げる姿勢のひとつに、「巻き肩」が挙げられます。巻き肩とは、肩を内側に巻き込んだ状態のこと。スマホやパソコンを長時間操作することなどで、巻き肩になる傾向があります

肩を巻き込むことで首こりや肩こりの原因になり、血流が悪化して老廃物がたまりやすくなるのです。

その結果、バストの血流も悪くなります。老廃物がリンパの流れの妨げとなることにより、貧乳になりやすいと考えられます。

猫背

猫背も、バストアップを妨げる姿勢のひとつ。猫背とは、背中が丸くなった状態のことです。

猫背になると、胸を支えている大胸筋が衰えて、バストがたるみやすくなります

バストアップの妨げに!間違った下着の選び方や付け方

体に合わないブラジャーの着用

試着をせずに、合わないサイズのブラジャーを着用していることが、バストアップを妨げていることもあります。

胸にブラジャーのカップやヒモが食い込んでいたりずれたりしていると、背中や脇に胸の脂肪がながれてしまい貧乳になってしまうのです。

昔から変わらないサイズをずっと使い続けている

10代の頃と同じサイズの下着を、30代以降になっても使用している方もみえます。実はこれもバストアップの妨げになっている間違った下着の選び方といえるでしょう。

体重が変わっていないから下着のサイズを変えなくても大丈夫というわけではなく、ボディラインは年齢とともに変化していきます。しかし同じサイズの下着を20年近く着用している場合、ブラのカップが合わなくなっている可能性が高く、胸がたるむ原因に繋がります。

貧乳改善の方法を紹介

巻き肩を解消!

貧乳を改善するには、先述した巻き肩の姿勢を解消することが挙げられます。

方法は、まず両肩の上に両手のひらを添え、肩を外側に30回ぐるぐると回してください。 両肘を曲げて、リラックスして行いましょう。

デスクワーク中の1~2時間に1度行うと、巻き肩の予防になります。胸の血流がアップし、貧乳を改善しやすくなるでしょう。

猫背を解消!

巻き型と同じく、猫背の姿勢を解消して貧乳を改善する方法です。

まず、両腕を肩幅よりも開き、両手をまっすぐ高く上げます。 次にゆっくりと両肘を曲げながら、肩甲骨を内側へ引き寄せてください。

顔を上げて行うと背すじが伸びやすくなり、胸の位置が高くなります。 10回繰り返すと、貧乳の改善に効果的です。

貧乳だからとあきらめず改善方法を試してみよう

貧乳だから仕方ない、と思っていると、何となく自信なさげな様子・姿勢になってしまいます。そうなると、ますます巻き型や猫背の傾向が強く出てしまう可能性もあるのです。しっかりと胸を張り、姿勢を改善すること、食生活やストレス解消などにも目を向けてみることで、体型にも少しずつ変化があらわれる可能性もあるでしょう。

この記事の監修者

横内 稚乃

1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人気の美容専門の鍼灸整骨院で、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの多数のメディアに取り上げられている。

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