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夏バテ知らずのレシピ3選|熱を冷ます食材選び・効果的なスパイスの取り入れ方

  • 2019.8.6
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アーユルヴェーダと3つの性質

インドの伝承医学であるアーユルヴェーダ。季節や体質に合わせてどのように生活していくと良いのかという大きな指針となってくれる東洋医学です。アーユルヴェーダの中にはドーシャと言われる3つの性質があります。それが「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カファ(水)」です。

この3つは私たち自身が元々持っている性質でもあり、これらのバランスを保つことが健康への足掛かりとされています。そして、私たちを取り巻く環境も、季節ごとにこれらの性質も持っています。私たち人も環境の一部。季節によって変化していく環境の性質によって、私たちの体や心の性質も影響を受けるのです。だからこそ、環境の性質に振り回されずにバランスを保つライフスタイルが重要となります。

では夏はどの性質が優位なのでしょうか。

夏はピッタ(火)の季節

夏に優位になる性質は、暑〜い夏から簡単に連想できるのではないでしょうか。そう!ピッタ(火)です。

夏から初秋にかけてはピッタ(火)のバランスが崩れやすいシーズンなのです。ピッタ(火)のバランスが崩れるとこんな症状が出やすくなります。

○肌荒れや吹き出物などの皮膚の炎症
○胸焼けなどの夏バテ症状
○下痢
○口内炎
○イライラする

これらの症状に悩まされていませんか?消化力や抵抗力が低下する夏。アーユルヴェーダ的、夏にオススメのメニュー3選をご紹介します。

アーユルヴェーダ的、夏にオススメのメニュー

「アーユルヴェーダ的…となると、色々なスパイスを揃えたり、調理方法も難しいんでしょ!?」と思っている方!
いえいえ!今回は取り入れやすい、日本人にもお馴染みのメニューをご紹介します!

沖縄料理の定番!「ゴーヤチャンプルー」

ピッタ(火)のバランスを整えるのに大切な味は「甘味」「苦味」「渋味」の3つ。ゴーヤチャンプルに使われるゴーヤは「苦味」を備え、豆腐などの豆類は「渋味」を備えています。またゴーヤはウリ科で夏のお野菜。体の内側の熱を冷ましてくれる効果があります。ただしこの時期はアーユルヴェーダ的にお肉の摂取を控えることが推奨されているので、調理の際お肉の使用を控えるとよりいいでしょう。

夏といえばこれ!「夏野菜カレー」

夏といえば辛い料理を率先して食べる方も多いかもしれませんが、アーユルヴェーダ的には余計にピッタ(火)を増長させバランスを崩しやすくする為推奨していません。しかしカレー自体は夏にぴったりの食事なんです。カレーに使用されるスパイスたちは夏にオススメなものばかり!例えばカレーの色を特徴付ける「ターメリック(ウコン)」はピッタ(火)を調整するのに最適なスパイスで、積極的に取り入れたいものの一つです。またズッキーニやナス、オクラなどの夏野菜を使用することによって体の熱を冷ましてくれて相乗効果を期待出来ます。もし好みであれば、コリアンダー(パクチー)をカレーに添えるのもオススメです。

冬と付くけど夏の旬!「冬瓜スープ」

夏に収穫して冬まで保存が効くことから「冬」という文字が含まれている夏の旬野菜の代表格、冬瓜。これもゴーヤやズッキーニなどと同じく体の内側の熱を冷ます効果があります。そして何と言っても冬瓜のメリットは味がシンプルなのでどんな調理方法にも合うということ!お出汁の効いた薄味のお澄ましに冬瓜を入れるだけで、夏バテでもスルスル食べれてしまうスープの出来上がりです。「塩味」はピッタ(火)のバランスを崩す味なので控えるのが得策ですが、汗をかいて味の濃いものを欲する時は岩塩で塩味を足すと良いでしょう。岩塩はピッタ(火)を上昇させない塩味です。

最後に

いかがでしたでしょうか。「アーユルヴェーダ的」と聞くと難しそうに感じてしまうかもしれませんが、スパイスのみならず、食材や調理方法を変えるだけでも体のバランスを整えてくれる食事へと変身を遂げます。

今回ご紹介をしたメニュー以外にも夏にオススメな食事は数多くあります。夏の食材を選ぶ際のヒントは「旬の夏野菜」「南国にあるフルーツ」です。夏の代名詞であるスイカもアーユルヴェーダでは大推奨されている夏にオススメフルーツです。フルーツやサラダなどを頂く際は、冷蔵庫から取り出し常温に戻してからにしましょう。

初秋まで体の内側の熱は続きます。うまくアーユルヴェーダの知恵を活用して夏の暑い日を思う存分楽しみましょう!

ライター/山下恵
ヨガインストラクター。サービス業に従事する中、知人の勧めでヨガを知る。人生の価値観を変化させていくヨガの力、そして人を繋げていくヨガの力に魅せられヨガ講師へと転身。自身もOdaka Yoga®︎やThaiVedicYogaBodyworkを通して学びを深めながら、今を感じる素晴らしさを伝えている。現在はカナダへ留学中。9月に帰国予定。

Text by Megumi Yamashita

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