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BURNOUT SYNDROMES、強力タイアップの新曲に自信「手応えがありました」<Interview>

  • 2019.8.2
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8月21日(水)にシングル「Good Morning World!」をリリースするBURNOUT SYNDROMES
KADOKAWA

「ハイキュー!!セカンドシーズン」のオープニングテーマ「FLY HIGH!!」や、「銀魂. 銀ノ魂篇」のエンディングテーマ「花一匁」など、テレビアニメのテーマ曲を手掛け、注目を集める3人組青春文學ロックバンドのBURNOUT SYNDROMES(バーンアウト シンドロームズ)。

【写真を見る】個性的なキャラクターぞろいのBURNOUT SYNDROMES

作品の世界観に合わせて書き下ろされた楽曲は、日本語の響き、美しさを大切にした文學的な歌詞やボーカル、その世界を彩る緻密に計算されたアレンジで、原作ファンからの支持も厚い。

そんなBURNOUT SYNDROMESが新たに、「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気漫画が初めてアニメ化された「Dr.STONE」(TOKYO MXほか)とタイアップ。オープニングテーマ曲になっている「Good Morning World!」を、8月21日(水)にリリースする。

また、8月4日(日)の「ROCK IN JAPAN FES.2019」をはじめとしたフェスへの参加や、12月からはZepp Tokyo(東京)、なんばHatch(大阪)を含むバンド自身最大規模となる全国ワンマンツアー「15th ANNIVERSARY TOUR2019→2020」がスタート。

ますます勢いに乗るBURNOUT SYNDROMESの熊谷和海(Vo./Gt.)、石川大裕(Ba./Cho.)、廣瀬拓哉(Dr./Cho.)にインタビューを実施。新曲の魅力やアニメ楽曲を担当するに当たっての思い、好きなテレビ番組や今後の目標などを聞いた。

熊谷「悔しさが活動に影響を与えたかも」

――お三方は高校の同級生とのことですが、バンド結成して約5年後の2010年。TOKYO FM 「SCHOOL OF LOCK!」主催のイベント「閃光ライオット」で準グランプリを獲得し、一気に注目を集めました。当時の心境を教えてください。

石川:いや~。実は優勝したと思ったんですよ。

熊谷:そうだね。

廣瀬:うん、僕もしたと思った。

石川:優勝者はもう1回パフォーマンスできたので、優勝した気になって、片づけもしなかったんです。優勝できなくて、泣きながら片づけたのを覚えていますね。

熊谷:そのときの悔しさみたいなものは、それからの活動に影響を与えたかもしれないですね。

――結成10周年となる2016年3月、 EPICレコードジャパンからシングル「FLY HIGH!!」でメジャーデビューされました。やはりここがバンドとしての転機だったのでしょうか?

石川:そうですね。僕は「FLY HIGH!!」を「ハイキュー!!」のオープニングに入れていただいたのが大きいと思います。

熊谷:この楽曲は、コンペティションでオープニング曲に決まったんです。「閃光ライオット」で準グランプリを取って以来、初めて勝ち取れたという感じがしましたね。

廣瀬:18歳の頃からいろいろなレーベルに音源を送ってきて、なかなかうまくいかなかった時期もあって。今の事務所に出会えて、こうやってタイアップをつかめたのは転機でした。

――「FLY HIGH!!」はアニメのテーマ曲ということで、反響も大きかったのでは?

石川:そうですね、アニメファンの方をはじめ、たくさんの反響を頂きまして。ありがたいことに、熊谷くんの歌詞に共感してくださっているのか文学的なファンの方も多く、僕らは手紙を頂くことが多いんです。

その他にも「バレーの試合に行く前に聴いています!」など、いろんな感想を頂き、ありがたかったです。

――熊谷さんが手掛ける楽曲は、文学的な歌詞が印象的です。どのように生み出しているのですか?

熊谷:僕はこれまで音楽より漫画に触れることが多くて、僕の中では楽曲作りは曲を書いているのではなく、漫画を描いている感覚なんです。

何枚か描きたい絵があって、それを曲にしている。常に絵を描きながら、曲を作っていますね。

――「銀魂 銀ノ魂篇」のエンディングテーマ「花一匁」も作品の世界観とマッチングしていましたが、それも作品へのリスペクトが大きいのですか?

熊谷:そうですね。僕は「銀魂」は連載が始まった頃から読んでいて、古株のファンなんです。なので、「花一匁」は古株ならではのファンアートのような気持ちで作りました。

「銀魂」のふざけているけど真面目な部分は大事にして。

映像も楽曲をイメージしたものにしていただいて、ありがたかったです。やはり作品への思いが強いと、筆が乗るところはありますね。

石川:「花一匁」は「銀魂」の歴代エンディングテーマランキングでも好きだと言ってくださる方が多くて、そういう声もうれしいですね。

――新曲「Good Morning World!」も、「Dr.STONE」をイメージして書き下ろされた楽曲ですよね。

熊谷:「Dr.STONE」は科学的でゲーム的要素が強い作品ですが、僕はもともと理系でゲームも好きなので、作品へのリスペクトが強くて。

自然と「僕が一番いい曲を書ける。僕以上にこれを愛せる人はいない」と、胸を張って言えたんです。この楽曲は、ほとんど迷わず書けましたね。

廣瀬:僕も原作漫画が大好きなんですけど、初めて「Good Morning World!」を聴いたときに、「このアニメにはこの楽曲しかない」って思えたんです。メジャーデビューしたときの感覚に近くて、手応えがありました。次のステップに行かなければ、と思っていたタイミングだったので、熊谷くんに感謝です。

石川:僕も作品のファンです。今回の曲は作品のありのままを歌うのではなく、包み込むような感じで、1話を見たときに「最高だ」と思いました。

石川「嵐さんはとにかくカッコイイ」

――ちなみにザテレビジョンということで、アニメも含め、好きなテレビ番組は?

熊谷:「Dr.STONE」以外で今好きなアニメは、「女子高生の無駄づかい」ですね。年を重ねたからなのか、最近は「けものフレンズ」のような日常系のアニメにもひかれがち。最近はAmazonPrimeVideoに入ったので、いろいろ見ています。

――そういったアニメは作品作りにも影響を与えているのでしょうか?

熊谷:そうですね。でもそれに限らず、僕の場合はすべての生活がインスピレーションにつながっています。

石川:僕は「VS嵐」が一番好きです。嵐さんはライブをはじめパフィーマンスがとにかくカッコイイ。でもバラエティーではちゃんとふざける。「VS嵐」はそんな嵐さんの緩急の緩の部分が楽しめる番組ですよね。

あと、嵐さんはライブが本当によくて、すごく影響を受けています。当たったことがないのでまだ行けてはないんですけど、DVDは全部持っていて、それぞれ2回以上は見ています!

嵐さんって日本のトップアイドルやと思うんですけど、常にもっと上を目指している。あのストイックさは、本当に尊敬します。

廣瀬:僕は「NARUTO -ナルト-」も好きで、他には「機動戦士ガンダム」シリーズや「ドロロ」など、アニメは大好きでずっと見ていますね。

ちなみに僕が人生最初に買ったCDは大好きなサンボマスターさんの「青春狂騒曲」でしたが、それは「NARUTO -ナルト-」のオープニングでした。

――この夏は、8月4日(日)に出演する「ROCK IN JAPAN FES.2019」をはじめ、さまざまなフェスに参加されますね。

石川:僕らはやっぱりワンマンライブが好きなんです。2時間たっぷり、熊谷くんの曲の魅力を伝えられるので。

でも、ゴールデンウィークに出演した「VIVA LA ROCK 2019」あたりから、ようやく緩急が見せられるようになってきたのか、30分でも魅力を伝えることができると手応えを感じたんです。

昔の僕らは観客の方にエンターテインメントとして楽しんでいただける技量が追い付いていなかったんですけど、今ようやくコーディネートができているのかなと思うので、楽しみですね。

廣瀬:最近はアニメをはじめタイアップ曲も増えてきて、いろんなものを詰め込められるので、楽しんでいただけたらと思います。

――大きな会場でのフェスは、ワンマンとはまた違った緊張感があったりするものですか?

石川:大きい箱は緊張より、やってやろう感が強いですね。そういった経験は大事にしたいと思っています。

熊谷:野外で歌うのは気持ちいいかなというくらいで、僕はどんなライブでも変わらないですね。

廣瀬:僕はどのライブも緊張してしまうので、頑張りたいです(笑)。

――フェスはさまざまなアーティストと共演できるのも魅力ですよね。「ROCK IN JAPAN FES.2019」で気になるアーティストはいますか?

石川:僕らと同じ出演日だと、SKY-HIさんやKREVAさんがめちゃくちゃ好きなんですけど、SKY-HIさんは出演時間が被ってるので見られないんですよ…。

でも、憧れている方たちと一緒に出られるのはうれしいし、ありがたいです。

熊谷:僕が気になるのは、King Gnuさん、Aimerさんです。

廣瀬:僕はやっぱりサンボマスターさんが見たいですね。

廣瀬「ファンの皆さんに感謝です」

――そして少し先ですが、12月からはバンド自身最大規模となる結成15周年アニバーサリーツアーが始まります。Zepp Tokyo をはじめ大きな会場でのライブになりますが、今の心境は?

石川:感謝しかないですよね。これまで力を貸してくれた方との集大成だと思っています。大きなライブでしかできないことがあるので、楽しみです。

熊谷:大きい箱だと、歌うのは気持ち良さそうですよね(笑)。ライブの演出はバンドリーダーの石川くんに任せていますね。

廣瀬:どんどんキャパシティーの大きい会場でやらせていただけるのは、感慨深いです。ファンの皆さんに感謝していますし、自分たちもちゃんとしていかなきゃなって気が引き締まります。

――楽曲制作やライブ出演などでお忙しいと思いますが、お休みの日は何をしているときが楽しいですか?

石川:結局一番楽しいときって、ライブの演出を考えているときなんです。バンドってめっちゃ面白いんですよ。僕はやっぱりずっとバンドをしていたいですね。

熊谷:僕は服買っているときやDIYをしてるときかな(笑)。どこかでクリエーター心があるのか、何かを作っているときが一番楽しいんですよ。

廣瀬:僕は料理ですね。実家暮らしのときは、使い方を知らなくて炊飯器を壊してしまい、台所“出禁”だったんです(笑)。

でも、一人暮らしを始めてから料理もするようになり、最近はロシア料理の「グリボーグ」とか「ファヒータ」とか、世界の料理を作るのにハマっていて。僕のインスタにも上げているので、見てください(笑)。

――では最後に、バンドとして今後の目標を教えてください。

熊谷:僕はアニソンが大好きなので、これからもいろんな作品と巡り合い、制作し続けることができればうれしいです。

廣瀬:僕たちがずっとやってきたことって、目の前のことに集中してただただ一生懸命に頑張ってきました。それを続けていたら次のステージが見えてくると思うので、引き続き集中してやっていきたいですね。

石川:熊谷くんの曲を聴いていろんな感情を得てもらえるような、皆さんの人生に寄り添えるバンドになれたならいいですね。いろんな人が応援してくれるバンドになれるよう、これからも頑張りたいです。(ザテレビジョン・取材・文=高山美穂)

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