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あなたは大丈夫?間違えたくない「仕事中の言葉遣い」チェックリスト

  • 2019.8.2
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あなたは普段から正しい言葉遣いや敬語表現ができていますか?

今回はマナー講師である桜美月さんに、ビジネスシーンでの正しい言葉遣いをクイズ形式で紹介してもらいました。一緒にチェックしていきましょう。

ビジネスシーンでの「言葉遣い」どっちが正解?

(1)目上の人に「ご苦労さまです」or「お疲れさまです」

「ご苦労さまです」というのは、目上の者が目下の人に対して使用する言葉ですので、正解は「お疲れさまです」と使います。

(2)お客様に「ご案内させていただきます」or「ご案内いたします」

「~させていただきます」というのは、相手に許可をとってなにかをする場合のみに使う言葉です。「ご案内いたします」が正解です。

(3)上司に「私のほうから連絡します」or「私から連絡します」

正解は「私から連絡いたします(します)」です。「~のほう」というのは、二者択一のときや、物事をぼかすとき、遠回しに伝えるときに使う言葉です。

ぼかす必要がないときには、使わないようにしましょう。

(4)お客様に「お茶でよろしかったでしょうか?」or「お茶でよろしいでしょうか?」

過去のことを確認する場合には「よろしかったでしょうか?」で問題ありませんが、この場合には過去形にする必要がありません。

正解は「よろしいでしょうか?」です。

(5)上司に「こちらが資料です」or「こちらが資料になります」

「~になります」とは、なにかがこれから資料に変化するという意味ですので、正解は「こちらが資料です」。

(6)お客様に「そうです」or「さようでございます」

正解は「さようです」です。これは覚えておきたい定番フレーズの言葉遣いです。

(7)上司に「お客様がお見えになられました」or「お客様がいらっしゃいました」

「来る」の尊敬語は、「お見えになる」に尊敬語の助動詞である「られる」をつけると二重敬語に。

正解は「お客様がいらっしゃいました」もしくは、「お客様がお見えになりました」を使いましょう。

(8)お客様にメールを「拝見していただけましたか?」or「ご覧になりましたか?」

相手への行為には、尊敬語を使いますので「メールをご覧になりましたか?」が正解です。

「拝見」というのは、相手に対して謙譲語を使った間違った言葉遣いです。

ビジネスシーンでは、誰に対しても丁寧な言葉遣いをするのが基本です。

敬語表現は生きた話し言葉でもありますので、あれこれ悩むのではなく、実際に仕事で使って覚えていくことが大切ですよ!

【画像】

※ GaudiLab、fizkes / Shutterstock

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