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アナタは大丈夫? 第6の味覚「脂肪味」を取り戻して太りにくい体に♪

  • 2019.7.31
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舌を出している女性の画像

脂肪味のセルフチェック方法を大公開!

肥満体型の女性がウエストを測っている画像

6月13日放送の「クローズアップ現代+」(NHK)では、脂肪味を大特集。脂肪味のメカニズムを解明した九州大学の特任教授・二ノ宮裕三先生が、その実態について語ってくれました。

二ノ宮先生の話によれば、脂肪味は健康を維持するために不可欠な感覚。ところが脂肪味の感じ方には個人差があり、脂肪味に鈍感な人ほど肥満や生活習慣病のリスクが高くなるとのこと。

実際に番組では人によってどのくらい感じ方が違うのか、脂肪味の感度を検証することに。20~50代の男女30人に協力してもらったところ、脂肪味に「敏感」だったのは全体のおよそ7割。30人中10人は脂肪味に「やや鈍感」「鈍感」「超鈍感」と判断されました。

なぜここまで個人差が出るのかというと、脂肪の摂取の仕方が人によって異なるため。脂肪を続けて摂取していると、脂肪の味に鈍感になってしまうそうです。

そこでここからは、脂肪味のセルフチェック方法をご紹介。2つ以上当てはまる人は、脂肪味に鈍感な可能性があるので確認してみてくださいね。

□1日2食揚げものを食べることがある
□肉は脂がのったものが好き
□しょうゆラーメンよりとんこつラーメン
□和菓子より洋菓子が好き
□低脂肪の乳製品ではもの足りない
□つい食べ過ぎてしまうことがある
□お腹いっぱいまで食べないと満腹感を感じない

改善6か条で「脂肪味」が敏感に!?

ボウルに入ったサラダを食べている女性の画像

では脂肪味の敏感さを取り戻すためには、どうすればいいのでしょうか。番組では東京歯科大学准教授・安松啓子先生が登場し、脂肪味を改善する6つのポイントを教えてくれました。

やり方は6つのポイントを意識しながら、日常の食事から脂肪を減らすだけ。揚げものを蒸しものに変えたり、ラーメンの代わりにうどんを食べたりして改善を心がけていきます。

・揚げもの(おかしなども含む)→焼きもの、蒸しもの
・脂身の多い肉→赤身肉、鶏むね肉、白身魚
・脂の多いラーメン→うどん、そば
・ケーキ、シュークリーム→和菓子、せんべい
・マヨネーズ→ノンオイルドレッシング
・バターなどの乳製品→低脂肪製品

そこでどのくらいの効果が期待できるのか、先ほどの検証で「超鈍感」と判定された人に10日間の改善生活に挑戦してもらいました。その結果、9人中3人が「超鈍感」から「敏感」に。

番組終了後、ネット上では「脂肪味って初めて聞いた!」「脂肪味に鈍感なだけで肥満や生活習慣病につながるなんて…」「食生活を変えるだけで脂肪味が改善されるなら、ガンバってみるかな」といった反響が続出。自分の脂肪味が気になる人は、今日から早速6つのポイントを意識してみてはいかが?

文/プリマ・ドンナ

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