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塩分を摂りすぎると体重が増えるの?!

  • 2019.7.30
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塩分を摂りすぎると、脂質や糖を摂りすぎたときと同じように体重が増えるの? 栄養コンサルティング会社『NY Nutrition Group』を設立した公認管理栄養士のリサ・モスコヴィッツによる解説を、アメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

最初に答えを言うと、塩分自体は体重を増やさない。塩辛い食べ物で体重が増えるのは、そのほとんどが重度に加工されており、脂質や糖を大量に含んでいるから。

塩気の強い食べ物といえば、ファストフード、チップス、クッキー、加工されたスープにチーズ。「このような食品にはナトリウムが非常に多いだけでなく、糖や脂質も含まれているため、長期的に食べすぎれば体重が増えるでしょう」とモスコヴィッツは注意を促す。しかも、考慮するべき要素は他にもあるそう。

塩辛い物を食べると体内に水分がたまるので、体重が増えたり体がむくんだりする。「塩分の摂取が体脂肪の増加を引き起こすことはありませんが、水太りして体重が増えることはあり得ます」とモスコヴィッツは続ける。「塩分の摂取を控えれば、水太りが解消されて、体重もすぐに減るでしょう」

でも、それだけでダイエットが成功するとは言い切れない。モスコヴィッツが言うように、塩分の摂取量を減らせばダイエットの成果が早く現れるようになるけれど、その理由は体内の脂肪ではなく水分が減ったから。本当に痩せたいのなら、体内の水分に加えて体脂肪を減らす必要がある。

「塩そのものは不健康な物質ではありません。人間には塩分が必要です。非常に重要な電解質ですから」とモスコヴィッツは補足する。問題は、それを摂りすぎることにある。最悪の供給源(加工食品など)から摂取している場合は特に要注意。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: Kaitlin Menza Translation: Ai Igamoto

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