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旬の眉はうぶ毛感がカギ! 眉メイクから大人の垢抜け顔になる方法

  • 2019.7.30
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眉メイクのビフォーアフター画像

無造作なうぶ毛感が今っぽさを醸し出すポイント

眉メイクの完成した女性の顔の上半分の画像

「仕事柄、カタログのモデルオーディションに立ち会う機会が多いのですが、売れっ子モデルさんたちには共通して眉の無造作感があり、それが今っぽさを感じさせる要素だと思います。無造作感は、眉毛にうぶ毛のようなほわほわした感じがあるかどうかで決まります」(荻野さん)

今どきの空気感が大切なファッション誌や美容誌では、整えられすぎている不自然にキレイな眉より、無造作感のある自然な眉が支持されているのですね!30代以上の大人世代だと、ついつい眉をいじりすぎ、うぶ毛をムダ毛として処理してしまいがちです。その結果、もはや眉尻には毛が生えてこなくなってしまったという人も多いかもしれませんね。今回は、眉メイクのテクニックで、自然なうぶ毛感をプラスする方法を、荻野さんに教わりましょう。

旬の眉の質感に仕上げるテクニック

1.眉毛が足りない部分をチェック

女性の顔の右上部分の画像

とくに眉尻の赤色で囲んだ部分の眉毛が少なくなっていたり、なくなったりしているケースが多いと思います。また、全体的に眉毛の生え方がまばらになっていないかどうかもチェックしておきましょう。足りない部分に毛を足していくイメージで眉メイクをスタートします。

2.眉部分の地肌にもファンデーションをつける

眉毛に直接眉を描こうとすると、すべってアイブローペンシルの色がのりにくいと思います。アイブローペンシルの色は、ファンデーションのついた肌につくので、眉毛の部分の地肌にも薄くファンデーションをつけることを忘れずに!

3.眉の輪郭を整える

眉山から眉尻に向けて、眉の輪郭を整えます。特に眉の下のラインが、眉の形を決めるポイントとなります。1でチェックした、毛がなくて地肌が白く見えているようなところに1本1本足していくように、軽いタッチで描いていきましょう。

眉頭から眉山にかけての角度は、眉の印象を決める大事な部分。角度をつけすぎず平行に描いたほうが、顔の長さが間延びするのを抑えて小顔印象になります。

輪郭を仕上げたら、眉毛に色がのっていないところがないかどうか、いろんな角度からチェックしましょう。毛のある部分にもうっすら色がのっていればOKです。
眉山や眉尻の位置は、下のイラストを参考にしてみてくださいね。

女性の顔の右上部分のイラスト

4.パウダーでぼかしてうぶ毛感をプラス

眉にうぶ毛のような質感をプラスするときは、パウダータイプのアイブローを使います。眉全体にパウダーを重ねると、うぶ毛の毛足のようにふわふわとした質感が出てきます。このひと手間が旬の眉に感じさせるポイントです。

5.最後にブラシでなぞる

女性の左目部分のイラスト

仕上げに眉の輪郭をブラシですっと軽くなぞります。肌色と眉の境目(ピンク色の部分)の色をなじませるために、ブラシを矢印のように1方向に動かします。こうすることで眉の輪郭付近の本来うぶ毛が生えているところに、自然なうぶ毛感を出すことができます。

【うぶ毛感のある眉メイクの完成】

眉が完成した女性の顔の左上部分の画像

パウダーを足してブラシでなじませる、というステップをプラスするだけで、眉の印象がぐっと洗練されたものになりますね!

「意外と眉メイクをアップデートできていない方が多いようです。じつは、眉を見直すことが今っぽい顔にできる近道です」(荻野さん)

フルメイクを変えるのは大変ですが、まずは眉からアップデートしてみてはいかがでしょうか?

カメラ/布川航太 モデル/霜越万理子(株式会社ポーラ) イラスト/もと潤子 取材・文/牧内夕子

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