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読む専門だった私が「育児漫画」を書こうとしたキッカケ【ちょっ子さんちの育児あれこれ 第11話】

  • 2019.7.29
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ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。

今回は「私がコミックライターになるまで」というテーマで、私が漫画ブログを描き、こうして連載させていただくようになった経緯をお話ししたいと思います。

エッセイ育児漫画を書こうとしたキッカケは…
私は息子のきゃん太が生まれる前からイラストの仕事をしていました。
出産後は子育てをしながら仕事をこなす日々…。(私の住む街は待機児童が多く、きゃん太は保育園に入れなかったのです)


育児と仕事に追われ、趣味など自分のための楽しみに使える時間はほとんどありませんでした。

そんな日々を経て、ついにきゃん太が幼稚園に入園。
少しずつ手がかかることも減っていき、時間と気持ちにいくらか余裕ができたところで何か仕事以外で楽しいことがしたいと思うようになりました。
そこで考えたのが、日常を綴ったエッセイ漫画のようなものを描いてみようかということ。

昔からエッセイやエッセイ漫画を読むのが好きだったのですが、書こうとしたことはありませんでした。
それがここに来てなぜやってみたくなったかと言いますと…


前から薄々、うちの息子、めちゃめちゃ面白いのではないか?と思っていたからです。記録したい。このオモロさを。文章だけじゃ追っつかない。
育児の記録は手帳にメモしたりはしていましたが、もうちょっと違う形で残してみたくなったのです。

こうして私は息子の様子をマンガに描き始め、どうせならブログを開設し公開することにしました。しかし夫に見せて感想を聞いてみると…。


微妙な反応でした。

夫の反応は微妙だし当然アクセスも少ない。そんなスタートだったのですが、誰にも読まれなくても自分が楽しめればそれでいいかな、という思いであまり気にせず描き続けました。

しかし続けていくうちブログの読者数と、同じころ始めたTwitterのフォロワー数が少しずつ少しずつ増えていきました。他のブロガーさんや、読者の方々との交流も生まれ、ブログをやっていなければ味わうことがなかったであろう楽しさを感じていました。

仕事の息抜きで始めたことがさらに仕事に
そしてブログを始めて一年半ほど経ったころから、少しずつですが寄稿や連載の依頼が入るようになったのです。


嬉しいのと同時に、「私がそんな漫画家みたいなことを…!?」といちいち動揺していました。
自分がひっそり楽しめたらいいと思って始めたブログでしたが、継続することで思いもよらない貴重な経験ができたと思っています。

こうして仕事の息抜きで始めたことがさらに仕事となり、本業との兼ね合いでバタバタしてしまうこともありますが、寄稿のお仕事は自由度が高く毎回楽しんでやらせていただいています。

現在もブログや連載のネタのため、息子のおもしろ行動は見つけ次第すぐに携帯のネタ帳にメモしていますが、


これから息子が年頃になるにつれ、書く内容には今までよりも気を配る必要が出てくることでしょう。
そういうことに気をつけながら、今後もお見せできる範囲で我が家の日常の記録をお届けしていきたいと思いますので、楽しんでいただければ幸いです。

ちなみに最初は微妙な反応だった夫も、だんだん面白くなってきたと言って読んでくれています。
自分がネタにされている回ではやはり微妙な反応ですが…。

(ちょっ子)

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