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デザイナーは“ジュエリー界の007”!? スカーレット・ヨハンソンの婚約指輪についてわかっていること

  • 2019.7.25
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先週末、サンディエゴで開催されたポップカルチャーの祭典『サンディエゴ・コミコン』に参加したトップ女優スカーレット・ヨハンソン。自身が主演を務めるマーベル映画『ブラック・ウィドウ』の公式発表の場に姿を現した。

スカーレットは今年5月に大人気ご長寿コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』の脚本家でコメディアンのコリン・ジョストとの婚約を発表していたが、婚約指輪が披露されたのはこれが初。ジュエリー会社ブリリアント・アース(Brilliant Earth)でストラテジー&マーチャンダイジングを担当するキャスリン・マニー氏によると、ペアシェイプ(洋ナシ形)のダイヤモンドの大きさはおよそ11カラットで、アーム部分はダークブラウン。センターダイヤモンドの品質にもよるが、値段は約35~40万ドル(約3,800~4,300万円)に相当するとみられている。

また、ジュエリーの専門家マリオン・フェイゼル氏によると、このリングはタフィンというNY拠点のジュエリーブランドのもの。言わずと知れたかのファッションデザイナー、ユベール・ド・ジバンシィの従兄弟タフィンがデザイナーなのだそう。まだ同ブランドがスカーレットの指輪を手がけたかどうかは定かではないが、タフィンは先月インスタグラムで彼女のものにかなりよく似た画像を投稿している。

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11 cts light brown diamond, type 2A.

A post shared by TAFFIN (@taffinjewelry) on Jun 29, 2019 at 12:26am PDT

『タウン&カントリー』誌の編集長ステリーン・ヴォランデスは、自著『Jeweler: Masters, Mavericks, and Visionaries of Modern Design』の中で、「タフィンはジュエリー界のジェームズ・ボンド」と表現。さらに「彼は控えめで大人しい性格ですが、それこそが多くのカップルに選ばれ続けてきたゆえんだと思います。私は彼のことを“スーパージュエラー”のひとりとして捉えています。スーパージュエラーとは、主に指名を受けて制作を行うジュエリー作家のグローバルなネットワークのことです。希少価値の高い宝石と、細身で色のついたセラミックのアームが彼の代表的なスタイルで、宝石を大胆かつ完璧なバランスで配置し、宝石を支える金属部分がほとんど見えないのも特徴です」と説明している。

どうやらこのリングはスカーレットにとって、過去の婚約指輪からの華やかな決別を意味しているよう。スカーレットにはこれまでに2度の結婚歴があり、2008年から2011年にかけてはライアン・レイノルズと、2014年から2017年にかけてはロマン・デュリアックと婚姻関係にあった。ライアンからプレゼントされた婚約指輪はラウンドカットのダイヤモンドにイエローゴールドのアーム、ロマンから受け取った婚約指輪はアールデコ調のリングに3つのラウンド型ダイヤモンド、その周囲に長方形の石が散りばめられたデザインだった。

ちなみに、スカーレットとコリンの出会いは2006年にさかのぼる。『ピープル』紙によれば、コリンが脚本を担当した『SNL』で最初のホストを務めたのがスカーレットだった。2人は2017年から交際をスタートし、同年11月に開催されたアメリカ自然史博物館のガラに、初めて一緒に登場している。

挙式の予定はまだ明らかになっていないが、控えめなことで知られるこのカップルのことなので、公にはせずごく親密なものとなりそう。スカーレットにとっては3回目、コリンにとってはこれが初の結婚となり、スカーレットには2014年に元夫のロマンとの間に生まれた女児ローズ・ドロシー・デュリアックがいる。スカーレット&コリン、どうか末永くお幸せに!

Photos: Getty Images, Courtesy of Taffin via Instagram
Translation: Masayo Fukaya From TOWN&COUNTRY

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