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絶対にできない…つわりの時に辛かった2つのこと【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記

  • 2019.7.23
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初めての妊娠は、とても嬉しく希望しかありませんでした。

ドラマでよく見る「妊娠して幸せ」みたいな描写しか想像しておらず、つわりも、「うっ…」と言いながらトイレに駆け込み、ほどなくして、「大丈夫です。なんでもないんです」と平気な感じで出てくるというありがちなあのシーンのような感じだろうと思っていました。

しかし、いざ自分がつわりを体験してみて、つわりというものをどれだけ自分がわかっていなかったのかを思い知らされました。

人それぞれ程度はありますが、私の場合は、ちょっと気持ち悪い、とかそんな程度のものではありませんでした。
とにかくもう体が動かせない。
一日中横になっているのに、横になっているからといって気持ち悪さが軽減されるわけでもない…。
これがつわりか!!と思い知らされました…。






とにかくいろいろなつわりが私を襲ってきました。

お腹が空くと気持ち悪くなるし、食べても気持ち悪くなるし、食べられないものが殆どだし、自分の唾液も気持ち悪いし、においもだめ、歯磨きのときも吐く…もう何をしていてもつわりの気持ち悪いさです!

たまには誰かに会いたいのですが、外へ出る気力もない…。
そんなときにSNSでみんなが何をしているのかだけでも見たい!と思いました。






しかし、このSNSを見るということで、つわりが悪化してしまいました。

みんなのあまりのアクティブさに、もし今私がこれを行ったら…と想像し、勝手に気持ち悪くなってしまうという悪循環が発生したのです。

勝手です!勝手すぎる悪循環!

みんなが眩しければ眩しすぎるほど自分の気力の無さに勝手に気持ち悪くなってしまう…。
そんな中、特に「絶対つわりのときにはできないな」と感じた投稿が二つあります。

まず一つ目は、「柔道稽古」です。






つわりのときには絶対に無理です。

体を起こすのもつらいのに、柔道…。
たくさん体を動かし、汗もたくさんかくので、においもダメそうです…。
しかし、この投稿の中のみなさんは笑顔にあふれていて、とっても幸せそう…。
体力があるって本当に素晴らしいです!

そして二つ目は、「謎解きゲーム」です。






丁度私がつわりになった頃に、巷で流行り出した「謎解きゲーム」のイベント。

みんなで協力して謎を解いて、ゲームイベントをクリアするというもので、とても楽しそうです。
しかしつわりの身からすると、まず外出することがかなりハードルが高く、その上頭を使うなんて、想像するだけで吐いてしまいます。

つわりのときは、スマホの画面を見てスクロールするという作業ですら、あぁ…頭使ったな…と感じていたのです。
この投稿に写っている全員が、とんでもない頭脳明晰なスーパー集団に見えました。

つわりが終わると、今までの症状が何だったのかと思うくらい普通の状態に戻ったのですが、今でも「柔道の稽古」と「謎解きゲーム」のSNS投稿を思い出すと、自分のつわりがどれくらいきつかったのか思い出すいい尺度となっております。

つわりって、本当に不思議です…!

(大貫ミキエ)

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