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運勢は関係ナシ!? 子どもの名付けを姓名判断で決めることへの賛否

  • 2015.3.25
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【ママからのご相談】

妊娠中です。お腹の赤ちゃんの性別が分かったので、名前を考えています。主人と相談を重ね、2人がとても気に入るすてきな名前が候補に登っているのですが、姓名判断のサイトで画数を見たところ、あまり良い運勢ではないようでした。 夫婦揃って気に入っている名前ですので、とても残念です。名付けには姓名判断を気にしなきゃいけないものなのでしょうか?

●A. 姓名判断をもいいですが、自分たちが納得のいくものを贈りましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

おめでとうございます。かわいい赤ちゃんの誕生が待ち遠しいですね。名前は、親が初めて赤ちゃんに送るプレゼントです。誰もが満足できる、すてきな名付けをしたいものですよね。だからこそ、気に入った名前の姓名判断の結果も気になるはずです。

普段は占いなんて信じない私ですが、わが子の名付けではやはり姓名判断を気にしていました。いろんな書籍やサイトで姓名判断を繰り返したものです。

ところが、姓名判断にばかりこだわると今度は自分が満足のいく名前にはならなかったりもします。画数の良い感じが古臭く感じたり、また逆に派手すぎるイメージだったり……世の中のパパ・ママは、どれくらい姓名判断を気にしているのでしょうか?

●姓名判断肯定派・否定派の意見

名付けで姓名判断を考慮した方々と、全く気にしなかった方々の意見をまとめてみました。

●姓名判断最優先! 派の意見

・「名前は一生モノ。せっかくなら、縁起の良い名前にしてあげたい」

・「旦那の義両親が気にしてた。なので、自然と名付けも姓名判断で決めた」

・「自分自身、結婚で苗字が変わってから運勢が変わった気がするから」

・「信じているわけではないけど、一生名乗る名前にケチを付けられたくなかった」

・「名は体を表す。その子の一生を思えば、運勢の良い名前にしてあげたいと思う」

少しでも縁起の良い、幸運な名前をつけてあげたい、という意見が多く見られますね。義両親の方の気持ちを尊重された方もいらっしゃいます。

●姓名判断気にしない! 派の意見

・「自分の名前をネット検索して出てきた同姓同名の方が、自分と全然違う生き方をしているのを見て以来、信じていない」

・「占いよりも、両親である自分たちが胸を張って送れる名前をあげたいと思う」

・「姓名判断で運勢の悪い実家の祖父が、90歳になっても病気1つせずピンピンしています」

・「女の子だったので、いずれは結婚で名前も変わってしまうし……と、好きに名付けました」

・「自分自身、姓名判断を調べると運勢が悪い。でも、全く不幸だと感じません。だから、信じていません」

占いよりも、自分たちの経験や考えから生み出した名前をつけてあげたい、という意見が多いようです。

姓名判断を気にしたか否か……割合的には、姓名判断を気にしないパパ・ママの方が若干多く見受けられました。

●いい結果だけ信じる! 派の意見

また、意外と多かったのは“いい結果だけ信じた”という意見です。

実は一口に“姓名判断”といっても、その結果は1つではありません。姓名判断は流派によって、または占い師によって結果が異なります。無料で姓名判断の診断ができるサイトもいくつか存在していますので、試しに同じ名前で診断してみてください。きっとサイトによって微妙に結果が違うはずです。

あるサイトで診断したら“凶”だったはずの名前が、別の占いサイトの結果では悪くなかった……なんてことも珍しくはありません。だから、いい結果を出したサイトを信じて名付けてしまおう! となる方が多いようです。

実は当初名付けで姓名判断を気にしていた私も、最終的にはこの方法に落ち着きました。姓名判断を完全に信じているわけではないけれど、やっぱり占いに背中を押してもらいたい気持ちがあったように感じます。

●お子様が一生愛してくれる、すてきな名付けを……

たとえ姓名判断で運勢バツグンな名付けをしたとしても、ご両親が納得できていない名前だと悲しいですね。上にも書きました通り、名付けは親が最初に贈るプレゼントです。贈る側が、「イマイチだな」と感じるものをプレゼントされて、うれしいと感じる人がいるでしょうか?

せっかくプレゼントするのであれば、思い入れのある、納得のできる名付けをしたいものです。

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姓名判断を信じる、信じないは、ご両親の自由ですが、どうかお子様が一生愛してくれるような、すてきな名付けをしてあげてくださいね。

●ライター/木村華子(ママライター)

第一子出産を皮切りに、20代後半のほとんどを妊婦生活で過ごす。自然分娩で生まれてくれた長男の後、胎盤剥離や卵管結紮など、出産での様々なトラブルやアクシデントを経験。現在は日々慌ただしい育児で経験値更新中。3人の子供達と、何考えてんのか分からない旦那様、そして自分を含めた5人の胃袋を満たすため、家事の傍らライター業をはじめました。ガーデニング、家庭菜園、料理、絵、カメラ、お酒、あとは裁縫編み物手芸工芸と、手当たり次第に手を出すチャレンジャー(飽き症)。「お母さんが楽しくないと、楽しい家庭にならんでしょ!」をポリシーに、今日も楽しく育児しています。

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