他人事ではない⁉ アラサー女子が体験したパワハラ被害の実情→対策法を公開

社会問題のひとつであるパワーハラスメント。自分より地位の高い人から受ける嫌がらせやいじめのことを指します。
主に職場内で起きるケースが挙げられますが、働くアラサー女性たちのオフィスでどのようなパワハラが横行しているのか調査しました。その実態とともに、対策法もあわせてご覧ください。

※この記事はGINGERサポーターアンケート(今回の調査対象は約300人)を軸に構成。名前・年齢はプライバシー保護のため仮名で入れております。

パワハラ被害に遭ったことがありますか?

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回答者の半数以上が被害の経験があると回答。つまり働くアラサー女子の約半分に近い人々がパワハラに遭った経験があるという、驚くべき結果が出ました。それでは具体的にどのような被害を受け、そしてどんな対策を講じたのかみていきましょう。

ケース①
「定年後も働いている継続雇用の方に会議で意見を言ったら、挨拶さえ無視されるようになりました。それだけならまだよかったんですが、私についてあることないことを社内で言いふらされ、嫌な思いをさせられました」

対策①
「人事や上司に事実を伝え、噂が広がらないように注意していただきました。私が真っ向から反論すると、相手も躍起になってさらに被害が増しそうだったので、こういうときは会社に即報告が鉄則ですね」
M・Wさん(38歳)

ケース②
「新人時代のことなのですが、女性社員が少ない職場に配属されたこともあり、周囲の面倒見のいい男性社員の先輩たちから、とても親切に指導していただき、可愛がってもらいました。しかし、私の後から異動してきたお局先輩はそれが気に食わなかったようで、私に話しかけた男性社員には何かしらの難癖をつけたり、私には『あの仕事どうなってるの!』と怒鳴りつけてきたり・・・。しかも、お局と部長は不倫関係で、部長は見てみぬふり・・・。職場で孤独になり本当に辛かったです」

対策②
「仕事でミスをしないよう、徹底的に気を付けました。特にお局先輩の前では、突っ込みどころゼロの状態をキープ。また、プライベートの発言は一切控え、極力笑わず、スキを生まないようにしていました。あとは、水面下で人脈を作って、孤立しないことがメンタル面でも大切です。私の場合は他部署の部長を交えて飲みに行く機会があり、現状を話すことができて、その部長の部署に引っばっていただけました」
K・Sさん(28歳)

ケース③
「ワンマンな経営者に気に入られた人とそうでない人の格差が露骨で、残念ながら私は気に入られず・・・待遇が酷かったです。ひとりで任された仕事が多過ぎて、休憩時間どころか昼食すら食べられないようなことも。逆に経営者のお気に入りチームは、ランチ後にのんびりコーヒーを飲んでいる余裕ありな仕事配分。もちろん、給料格差までありました」

対策③
「何度か直属の上司に訴えましたが、彼も社長の顔色を窺う立場なので取り合ってもらえず。結果、退職しました。また、パワハラで訴えることも妄想しましたが、もし裁判に勝てたとしても、今後の働き場所に影響が出るのでと思い諦めました・・・。退職するまで思い詰めなくても・・・と優しい先輩方がいろいろと動いてくださったけど、まったく改善の兆しもなく、辞めることが最良の道でした」
N・Iさん(32歳)

ケース④
「事務職として就職したはずか、明らかに事務の仕事ではない営業の仕事を急に振られ、仕事のやり方がわからない状態なのに『やってくれ、これは命令です』と上司から言われました」

対策④
「『だったら会社辞めます』と開き直って反撃したら、パワハラで訴えられると焦ったのかすぐに謝ってきて和解。普段私がキレるようなキャラじゃないから驚いたみたいです(笑)」
M・Tさん(32歳)

ケース⑤
「先輩のミスを一緒に注意された際、上司に会議室に閉じ込められ、叱責と罵詈雑言の嵐。その後、先輩から『悪くないのにごめんね』などの謝罪もリカバリーもなく、叱られた後に『普段通りに振る舞いなさい』と先輩から言われたんです。このやり場のない怒りはどこへぶつければ良いのか?と思いました」

対策⑤
「対策も正しいかわし方もないと思うので、『はい』とイエスマンになってやり過ごす以外ありませんでした。今もそのテのパワハラはありますが、グッと呑み込んでいます。なので、そのストレスは仕事とはまったく違う場所で発散。仕事がまったく絡まないフイールドで居心地のいい人間関係を築いて、愚痴を聞いたもらったり、楽しく飲んだりしています」
Y・Nさん(34歳)

ケース⑥
「昼休みに同期と食事に出かけ、時間通りに戻ったにも関わらず『もっと仕事への意識を高めあえる人と行動しましょう』と言われ、次の日から同じ部署の先輩としか昼休みの食事をとらせてもらえませんでした・・・」

対策⑥
「社会人になって初めて上司からパワハラ的なものを受けたので、社会とはこういうものなのか・・・と戸惑い、どうすれば良いかわからずに何もできませんでした。今となれば、あの考え方はおかしいと断言できます。同じような被害に遭った新人がいたら、手を差し伸べてあげたいと思っています」
S・Kさん(28歳)

ケース⑦
「誰と何の打合せをするか、予定外の話は本当にしなかったのか、逐一上司に報告させられました。しかも、上司がいない場だったのに、なぜか私の行動が漏れていたこともあります。また、部長からの誘いの飲み会に参加するなと課長に強要され、参加した場合は裏切り者呼ばわりされて業務中無視されるようになったことも・・・。社長と自分は懇意だから自分に従ったほうが良いと脅されるなど、パワハラの嵐でした」

対策⑦
「休職して、人事部や内部監査に通報しました。ですが、その上司には何の処分も課されていないので、結局職場の環境は何も改善されていません・・・」
S・Sさん(29歳)

ケース⑧
「会社の規定で取得できる有給が定められているのに、いざ上司に有給を申請したら、取得させてもらえないことが何度もありました。しかも繁忙期は避けて、比較的手が空いてる時期に申請したのに! さらには病院に行きたいと言っても、半休すらとらせてくれなかったんです」

対策⑧
「有給は権利であるはずなのに、許可がおりないのはおかしい会社だと思い退職しました。明らかにおかしいと思ったら、即見切りをつけて辞めて次の仕事を見つける方が早いですし、精神衛生上もいいです」
Y・Kさん(31歳)

ケース⑨
「新卒でまだ仕事が覚えきれていない、入社して2ヵ月目くらいの頃。今までお休みだった日に、毎週出勤するように上司に言われました。上司には『お前の勉強のためだから、未熟な奴をいつまでも雇ってはいられない』と言われ、給料は変わらず、本来休日である日を毎週出勤するよう強要されました」

対策⑨
「入社したてで右も左もわからない状態でも、これはおかしいことだとわかってはいました。でも結局は諦めて受け入れるしか当時はできませんでした。それから1年頑張っても休日出勤は変わらなかったので、退職しました。辞める際に、人事部に理由を告げたので、私の退社後に少し改善されたとか」
A・Nさん(34歳)

ケース⑩
「本当にささいなミスだったのに、1時間以上立たされた状態で先輩から説教を受けた経験があります。当時サービス業だったのですが、閉店後24時までそれは続きました」

対策⑩
「立場的に言いやすい相手に対してだけ、上から目線な理不尽な態度をとる先輩だと周りが教えてくれて、その日からは、正面から対決すると決めました。その人に対しては、笑顔や愛嬌などを一切捨ててビジネスライクな態度を徹底。それ以降、理不尽な叱責はなくなりました」
N・Nさん(29歳)

ケース⑪
「当時新卒で配属3ヵ月目の頃。面談と称して3時間みっちり嫌味を言われた経験があります。その面談の際に、上司の尋問にうまく答えられなかった私に向かって『わかってまちゅか〜?』と、幼児に対して言うようなTHEパワハラな発言が・・・」

対策⑪
「その当時は、ただ言い返すこともできず、悔しくてひとりで泣いていました。あんな上司になるものか!と反面教師にして、早く一人前になるよう頑張ることができましたね。時代が変わり、今はパワハラする上司は撲滅され、ほぼいなくなりました!」
M・Mさん(30歳)

ケース⑫
「飲み会を断った際、同日に違う人を上司が誘い、OKもらったらしいのですが、私の前で『やっぱり気軽にOKしてくれる方がいいわぁ〜』と発言。さらに違う部署の人の前でも同じように『飲み会に参加してくれる方がいいよな?』と同情を求めて言いふらしていました」

対策⑫
「こんなことがいつまでも尾を引くほどのネタなのか!!?と、上司の器の小ささにがっかり。こっちが大人になって、誘いを断ったことを申し訳なく思っているような演技をしました。飲む以外の方法で部下とコミュニケーションを取れない上司・・・、古すぎです」
S・Kさん(25歳)

ケース⑬
「男性の係長より、私の仕事の評価が高くなって以来、係長から無視されるようになり、業務上の会話はすべてメールに。注意されるときもメールで注意されます。さらに、絶対に終わらないスケジュールで仕事を押し付けられたり、無茶振りばかりされて、ひとつでも出来ないことがあるとメールで注意される日々でした」

対策⑬
「それならばと、こちらも淡々と仕事をして、実力の差を見せつけることに。会社からの仕事の評価は私の方が高かったので、業務上支障はありません。部署を異動するタイミングで、そのパワハラ係長のことを役員に進言。はぁー、すっきり!」
M・Kさん(29歳)

ケース⑭
「前職は過度なパワハラが原因で体調を崩して辞めました。残業しない人はありえない、提案したことは社長の思ったものじゃないとすべて潰される、お前はどんなふうに親に育てられたんだという人格否定、土日も関係のない連絡、人前で90分以上立ったまま延々と説教といった、パワハラのオンパレードでした」

対策⑭
「最終的に辞める際はボイスレコーダーを隠し持ち、何か言われたらこれを証拠に訴えようと思っていました。会社全体がそういう社風だったので、上司や総務に訴えてもムダだと思ったんです。もっと早く辞めていればよかったです」
HMさん(35歳)

いかがでしたでしょうか?
調査の結果、声を上げられる環境もあれば、それが叶わない環境だと黙して耐えざるを得ない人と、さまざまでした。

まず大前提として、会社自体がパワハラが起きない環境整備を整えるべきであり、そういった会社を見極めて仕事に就くという目を養うことも必要です。
また、泣き寝入りをしないためにも周囲に相談できる人や、実際にどんなことをされたのか記録をとっておくことも有効かもしれません。
すべての働く女性が、のびのびと仕事に邁進できる世の中になることを祈ります。

以上、アラサーリアル調査でした。

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