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夏だから着たい服。日差しに似合うストーリーのある夏服

  • 2019.7.26
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シーズンレス、なんて都合のいい言葉はいったん忘れて、「今」にこだわって全力で夏を楽しむのも悪くない。同じ間取りの部屋でも使い勝手が変わるように、同じ季節でも楽しみ方は人それぞれ。タイプの異なる二人の女の子の日常を切りとった、朝から夜までの「夏だからしたいこと」。

MORNING-AFTERNOON
日差しに似合うレパートリー
まぶしい太陽の下に似合う、開放感あふれるスタイリングの数々。好きな色に水着にアクセサリー。見た目で手にとる、思い思いの夏の選択。



Summer Color -「それぞれの夏の色」
PALE COLOR
「デニムありきで素直に夏色」
直球で夏を感じるシャーベットカラーを重ねるように。いつものデニムもサックスブルーにするだけで、夏との距離がグッと縮まる。


単純なのに奥が深いアイシーカラーのワンツールック
ミントグリーンノースリーブカットソー4,000円+税/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) デニムパンツ11,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) サングラス18,000円+税/エーディーエスアール(エディットフォールル) ビーチサンダル3,000円+税/ハワイアナス(ドウシシャ) その他/スタイリスト私物 配色に加え、デニムのフォルムもクラシック。

BLACK & WHITE
「波打ち際のモノトーン」
心地よさと軽快さはゆずれない「夏の黒」。天然素材をさし色ととらえれば、モノトーンのイメージは一気に夏へと変化する。


気楽な黒をさらに軽快に。カジュアルな白のポイントづかい
黒オーバーオール33,000円+税/nagonstans タンクトップ1,200円+税/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) ストローハット6,900円+税/SHAGADELIC スニーカー5,800円+税/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) チャックやボタンなど、ディテールが省かれたオーバーオールはそれだけでノンストレス。ハットが海を感じさせるエッセンスに。


Lazy wear -「オシャレにも必要な夏休み」
HALF PANTS
「メンズの週末の適当感」
ハーフパンツにBIGシャツ。アクセがわりには真っ赤なキャップを。ルーズなフォルムと自由な色づかいが光る、枠にとらわれないカジュアルを堪能。


なめらかなニットならハーフパンツの心地よさも倍増
白スリット入りリネンシャツ 37,000円+税/フィナモレ(カオス新宿) 白ノースリーブトップス(2枚組)2,700円+税/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) カーキニットハーフパンツ 19,000円+税/ソブ(フィルム) キャップ 1,000円+税/原宿シカゴ神宮前店 白とカーキの「THEメンズ」な配色は、リネンやニットなどやさしい素材選びがカギ。

KNIT PANTS
「気だるいニットでエスケープ」
正直デニムですら窮屈に感じる日もある夏は、フルレングスでも通気性のいい透かし編みニットに甘えたい。渋い色ならエスニックなムードにもハマる。


つなぐことでムードが高まる乾いた色のワントーン
オレンジバックロングトップス 3,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) オレンジニットパンツ(7月発売予定)12,000円+税/LAGUNAMOON(LAGUNAMOON ルミネ新宿) 眼鏡 34,000円+税/BJ CLASSIC COLLECTION(Eyes Press) バッグ 13,800円(税込み)/Long Beach OMOTESANDO 乾いたようなオレンジでつなぎ、ヴィンテージバッグを添えてさらに深みを。


Swimwear -「泳ぐとしても、そうじゃないとしても」
ONE-PIECE
「シンプルにワンピース」
頭を悩ませず完結する、ワンピースタイプにゆだねる。「ベースはシンプルに、ディテールで遊ぶ」。そんな服を選ぶときの基準を、水着にこそ生かしたい。


涼しい顔して後ろ姿で主張するバッククロスの仕掛け
カーキバックオープンスイムウエア 14,500円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) バケットハット 1,790円+税/アメリカンイーグル まぶしいビーチなど、浮かれたシチュエーションにかえって映える、シックなカーキのワンピース。夏といえど、水着に不慣れな人にすすめたい、ストローハットではなく、あえてメンズライクなハットでハズす「水着でカジュアルダウン」のテクニック。

BIKINI
「ビキニでさえコーディネート」
この夏、黒と肩を並べるほどに浸透中のブラウン系。その勢いは街だけにとどまらずビーチにも?どうせなら着慣れた服とMIXさせた「いつもの延長」で。


トップスをビキニに差しかえて茶系のワントーンを更新
ブラウンスイムトップス 18,000円+税/ナヌーシュカ(ジャーナルスタンダード レサージュ 青山店) ブラウンセンタープレスパンツ12,500円+税/COS(COS銀座店) サングラス 28,000円+税/BLANC ビーチサンダル 2,000円+税/ハワイアナス(ドウシシャ) 紳士的なスラックスで色気をセーブし、「ビキニなのにハンサム」な女性像を形成。くすんだパープルのビーサンが浮かずにマッチ。


Inspiration -「あの夏にあこがれて」
EXOTIC FEELING
「乾いた空気に合う民族柄」


都会的なムードも欲張れるツヤのあるエスニック柄
赤エスニック柄パンツ3,000円+税/サラマリカ(ブランドニュース) ビスチェ3,900円+税/SHAGADELIC ローファー14,900円+税/A de Vivre 選びによっては土っぽくも見えがちな民族柄は、発色のよさとサテン素材でキレイめに。足元はローファーで正した「都会にとけ込むエスニック」。

FRENCH CHIC
「フランス女優のドット柄」


かわいい柄でちょっと攻める小悪魔的なモノトーン
ドット柄スカート 28,000円+税/エディットフォールル 黒スイムウエア 32,000円+税/マラホフマン(ジャーナルスタンダード レサージュ 青山店) ミュール 32,000円+税/ENFOLD レディなドットスカートに合わせたのは、実は水着。コケティッシュなシネマ女優の休暇をイメージ。

Accessories -「小物=ハズすか正すか」
MANNISH HAT
「紳士的なバカンスハット」


避暑地でバカンスを楽しむ品のいいおじさんのように
白ハット 16,700円+税/CA4LA(CA4LA ショールーム) シャツ32,000円+税/JAN MACHENHAUER(メイデン・カンパニー) パンツ38,000円+税/IRENE(ルシェルブルー カスタマーサービス) 黒ハットだと、夏の日差しにはやや重い。クリーンなウールハットを新たな選択肢に。

FRUIT EARRINGS
「小さなパインを耳元に」


大人のハズしにちょうどいい小さく輝くゴールデンパイン
パイナップルピアス 18,000円+税/エナソルーナ(エナソルーナ 神宮前本店) イヤーカフ 18,000円+税/Re Faire(UTS PR) Tシャツ 5,500円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ ウィメンズ新宿店) チープになりがちなフルーツモチーフは小さめ&ゴールドなら適度にキャッチィ。

Make-up -「夏を理由に映える色」
YELLOW EYE COLOR
「目頭にマットなイエロー」


「まぶたの上」だけじゃない。色の乗せ方をマイナーチェンジ
しっかり色づくマットタイプのイエローアイシャドウを使用。インパクトが強いだけに、夏が終わる前に飽きてしまうこともあるカラーアイシャドウは、”塗り方”で気分を一新。目頭に「く」の字に効かせれば、まぶた全体に乗せるより奇抜に見えない。派手と思いきや、意外と肌になじむ色選びも重要。

MILKY NAIL
「指先だから臆せず甘い色」


あえて「効かせない」。ミルキーなパープルを指先に
黒トップス4,900円+税/BANNERBARRETT(BANNERBARRETT 渋谷ヒカリエ ShinQs店) ヴィヴィッドな色もいいけれど、甘いパステルカラーも夏にフィット。同じトーンの服に合うのはもちろん、黒とのコントラストも強く見えない。夏の黒をかわいく見せてくれる効果にも期待。


Somewhere  -「旅先までのドレスコード」
BROWN GRADATION
それぞれの「好き」をブラウンに託す
ハイテンションなバカンスもいいけど、どこか情緒的な過ごし方も悪くない。そんなひとときに寄り添うような、セピア風のワントーンで意見が一致。


「ゆれ」が濃厚配色の隙となるエフォートレスなバカンスルック
〈右〉肩にかけたベージュニットカーディガン 16,000円+税、ニットタンクトップ8,000円+税/ともにy/m ブラウンリネンフレアスカート 16,000円+税/ジャーナルスタンダード レサージュ(ジャーナルスタンダード レサージュ 青山店) ビーチサンダル 6,300円+税/AKTE その他/スタイリスト私物 カーディガンをわざと雑に肩がけし、レディなワントーンもくだけた印象に。

レイヤードで味わいを深める「ヴィンテージ好き」の旅服を想定
〈左〉ベージュベスト 14,000円+税/Jilky ブラウンリブキャミソール 7,800円+税/THE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店) ベージュパンツ 2,900円+税/原宿シカゴ 神宮前店 サングラス 35,000円+税/BJ CLASSIC COLLECTION(Eyes Press) バックパック 19,000円+税/L.L.Bean(L.L.Bean カスタマーサービスセンター) サンダル 4,900円+税/RANDA ベストやパンツなど、紳士的な渋さを意識。


<ETOS CLOSET>


1.ブラウンリネンジャケット 13,000円+税/SHAGADELIC スカートともバランスがとりやすいショート丈。濃厚な色こそ涼しげな素材で。


2.ストローバッグ 6,900円+税/RANDA クリア素材のマーブル柄ハンドルで品格をプラス。


3.黒アシンメトリートップス(7月展開予定)14,000円+税/ENFOLD ラフなボトムと合わせるだけでモードに一変。


4.グリーン花柄フレアマキシスカート 9,000円+税/Ungrid ペイズリーよりマイルドに見える、エスニック調の花柄。


5.ブラウンスイムトップス、スイムショーツ各4,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) ショーツはイエローを表にしても使えるリバーシブルタイプ。


6.ゴールドハンギングピアス 19,000円+税/ENFOLD 異素材のモチーフが連なった、アーティーなルックス。

<HANNAS CLOSET>


1.ブラウンドロップショルダーTシャツ 3,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) クラシックな色こそカジュアルに。


2.カンカン帽 5,900円+税/ル・ベルニ(キャセリーニ) レザーのカーキリボンなら甘さひかえめ。


3.ブルースエットパンツ 29,000円+税/CAN PEP REY(Diptrics) あえてスイムウエアとボーイッシュにコーディネートするのも楽しい。


4.ブルー花柄ワンピース 17,000円+税/DEICY(DEICY ルミネ新宿店) デ二ムを合わせてレトロに転ばせるのがベター。


5.ドット柄ワンピーススイムウエア 37,800円+税/アラクス(エディットフォールル) N.Y.のランジェリーブランドならではのポップな色づかい。


6.オレンジフレームサングラス 2,900円+税/SHAGADELIC 透けることでカラーフレームも派手すぎない。

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