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【連載】漆喰塗りは実は簡単♪もっと気軽に漆喰をおうちに取り入れよう!

  • 2019.7.16
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はじめに

漆喰と聞くとみなさん、どんな印象を持ちますか?

「なんだか良さそうだけど、自分で塗るのは難しそう…」これが、私が漆喰に対して抱いていたイメージでした。でも実際に塗ってみたら、意外と簡単なことにビックリ。

そしてビニール壁紙とは違う質感や、様々な効果に、漆喰ってほんとにすごいんだなぁと実感するようになりました。今回はそんな漆喰の魅力や塗り方について、我が家の実際の写真をふまえつつご紹介させて頂きます♪

漆喰の特性

まず漆喰にはどんな効果があるのか、調べたものを箇条書きにしてみました。

・調湿効果がある

・カビ抑制効果がある

・消臭効果がある

・防火性に優れている

・シックハウス症候群対策にも有効

漆喰はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着・分解してくれるそう。漆喰、ほんとに優秀ですね♪ただし、壁紙やペンキに比べてコストが高いというデメリットも。

コストが気になる方は、部屋全面に塗るのではなく一面だけにする、トイレや洗面所、クローゼットなどの狭いスペースに限定して使う、といった使い方もいいかもしれませんね。

漆喰の選び方

さて、次に漆喰の選び方です。気軽に漆喰塗りをしてみたい!という方に、ぜひ使ってみて欲しいのが、練り済みの漆喰です。

通常、粉末を水で練ってから使う漆喰ですが、練り済みの物を使えば、届いてすぐに塗ることができ、道具も最小限のもので済みます。ちなみに我が家で使っている漆喰は以下のふたつです。

壁紙屋本舗の漆喰

まずベジタウォールというシリーズの漆喰。野菜をイメージしたというパステルカラーのラインナップが魅力的です。

私は「カリフラワー」というカラーを寝室に塗りました。

ペンキと違って光の加減でいろんな表情に見えるのが漆喰の魅力♪少しクリームがかった優しい白で、寝室が明るくなりました。

また同じく壁紙屋本舗が出しているグレーの漆喰。

こちらは玄関に塗りました。

4種類のグレーが販売されているので、濃淡をつけて塗ることもできます。

漆喰を取り入れてみた結果、気になる臭いや結露が減った気がするだけでなく、ビニール壁紙にはないナチュラルなテイストがプラスされ、インテリア的にも大満足の仕上がりになりました。

漆喰うま~くヌレ~ル

そしてもうひとつご紹介したいのが、ホームセンターで気軽に購入できる「漆喰うま~くヌレ~ル」です。こちらもフタを開けたらすぐに作業に取りかかれるのが嬉しい商品。そしてサイズ展開が多いのも魅力です。

ちなみに今回購入したヌレ~ルはマヨネーズのような容器に入っていて、サイズもかなり小さめ。これならお試し塗りや小物塗りにも気軽に挑戦できますね。今回はこちらのヌレ~ルを洗面台に塗ってみることにしました!

漆喰の塗り方

まずは洗面台のbefore写真からご覧ください。

こちらのネイビー部分、お気に入りの色だったのですが、洗面所をもっと明るい雰囲気にしたくて、ここに真っ白な漆喰を塗ってみることにしました。

養生する

まずは漆喰がつかないように木枠の部分をしっかり養生します。

使うのはマスカーフィルムやマスキングテープ。ホームセンターや100円ショップでも購入できます。

養生は仕上がりを大きく左右するもの。面倒な作業ではありますが、ここはしっかり丁寧に行いましょう♪

コーナーから塗る

まず木枠の周りから塗っていきます。

今回はチューブ型を使ったので、容器から直接漆喰を出してつけていきました。生クリームを絞るのと同じ感じです。

さて本来はこれをコテやヘラを使って伸ばしていくのですが、今回はもっと気軽にできる「手塗り」に挑戦することにしました。

手塗りは、コテのようなキレイな模様を描くのは難しいのですが、

・道具が最小限で済む

・コテに比べて簡単

といったメリットがあります。実は以前使ったコテが、保存状況が悪かったようで錆びてしまったため、今回泣く泣く手塗りにしたのですが、やってみて、初心者は手塗りの方が圧倒的に塗りやすいと感じました。

コテ派の方もぜひ機会があれば手塗りも試してみてほしいなと思います。

平面を塗る

続いて広い面にも漆喰つけて手で広げていきます。

まずは下地が透けて見える程度の薄さで塗ります。(今回、私は家にあったビニール手袋を使いましたが、手にきちんとフィットするゴム手袋を使うことをオススメします)

しばらくおいて、1回目の塗り面が乾燥したら、2回目の塗りをします。

養生テープは漆喰が完全に固まる前に取ります。これで完成!

ネイビー部分が白になって洗面所も明るく生まれ変わりました。

まとめ

いかがでしたか?

先ほど漆喰の魅力についてお話しましたが、もうひとつ私が個人的にお伝えしたい漆喰の魅力が「キレイに塗らなくても、むしろそれが味になる!」ということ。

漆喰はすぐには固まらないので、何度でも練り直しができます。そして模様が均一じゃなくても味になります。

ペンキに比べて塗るのに時間はかかりますが、塗る作業も慣れてくると楽しいもの♪興味がある方は、まずは小さな空間から取り入れてみるのはいかがでしょうか?

今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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