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【アフラックがん保険】プラン・保険料などの最新情報をわかりやすく解説!

  • 2019.7.13
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アフラックは、正式名称をアフラック生命保険株式会社と言い、アメリカンファミリーライフアシュアランスカンパニーオブコロンバスが、1974年に日本支店を創業しました。

アフラックと言えば、アヒルのキャラクターと著名人をテレビCMに多数起用しているイメージが強いのですが、実のところ、がん保険にも力を入れている生命保険会社です。

そこで本記事では、アフラックのがん保険のポイントを中心に解説を進めていきます。

アフラックが販売している終身がん保険(死亡するまで保障が続く)の最新種類

上記のイメージ図を基に、それぞれのプランの違いについて、次項から解説を進めていきます。

スタンダードプランとベースプランの違い

スタンダードプランとベースプランの主な違いは、保障される金額や特定保険料払込免除特約の有無による違いがあります。

特定保険料払込免除特約とは、がん治療が長引いた場合に、がん保険の保険料を支払わなくても良いものになり、具体的には、初めてがんと診断確定された月の初日から以下のいずれかに該当したときに免除となります。

保険料が免除される場合
  • 2年以内にがんの治療を目的とする入院と所定の通院の合計が30日に達したとき
  • 2年以上経過後にがんと診断確定されていて、がんの治療を目的に入院または所定の通院をしていること

なお、所定の通院とは、手術、放射線治療、抗がん剤治療(経口投与によるものを除く)のための通院を言い、ホルモン剤治療のための通院は、所定の通院に含まれません。

スタンダードプランは、ベースプランに比べて特定保険料払込免除特約がある分、保障に厚みがあると言えますが、負担するべき金額はベースプランの方が安くなります。

スタンダードプランとレディースプランの違い

スタンダードプランとレディースプランの主な違いは、女性がん特約の有無による違いがあり、スタンダードプランは、男女の性別を問わず加入できる一方、レディースプランは、女性のみが加入できるがん保険となります。

女性で、乳房や子宮といった女性特有のがんに備えたい方には、スタンダードプランよりもレディースプランがおすすめと言えますが、負担する保険料は、レディースプランの方が高くなります。

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プランごとの保険料には、どのくらいの違いがあるのか

アフラックが販売している終身がん保険のプランには、スタンダードプラン・ベースプラン・レディースプランといった3つのプランがあることを紹介しました。

ここでは、それぞれのプランを選んだ場合、どのくらいの保険料がかかるのか、アフラックWEBサイトにある保険料シミュレーターを使って紹介します。

なお、保険料のシミュレーションにおける前提条件は、以下の通りとします。

  • 年齢は30歳女性とします
  • 保険料の払込期間は終身払いとします
  • 別途追加できる特約は加味しないものとします
  • シミュレーションの金額は、シミュレーターで表示されるデフォルトのものとします

給付金・特約名 支払単位 スタンダード ベース レディース

支払保険料 月々 3,485円 1,818円 3,558円

診断給付金 一時金 がんの場合

50万円

上皮内新生物の場合

5万円 がんの場合

25万円

上皮内新生物の場合

2.5万円 がんの場合

50万円

上皮内新生物の場合

5万円

特定診断給付金 一時金 がんの場合

50万円 がんの場合

25万円 がんの場合

50万円

入院給付金 1日につき 10,000円 5,000円 10,000円

通院給付金 1日につき 10,000円 5,000円 10,000円

手術治療給付金 1回につき 20万円 10万円 20万円

放射線治療給付金 1回につき 20万円 10万円 20万円

抗がん剤

ホルモン剤治療特約 治療を受けた月ごと 5万~10万 2.5万~5万 5万~10万

がん先進医療特約

がん先進医療給付金 1回につき 先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額

(更新後の保険期間を含め通算2,000万円まで)

がん先進医療特約

がん先進医療一時金 1回につき 1年間に1回を限度15万円

診断給付金

複数回支払特約 1回につき がんの場合

50万円

上皮内新生物の場合

5万円 がんの場合

25万円

上皮内新生物の場合

2.5万円 がんの場合

50万円

上皮内新生物の場合

5万円

特定保険料

払込免除特約 - あり なし

選択で付加可能 あり

女性がん特約

女性特定ケア給付金 1回につき - - 20万円

女性がん特約

乳房再建給付金 1回につき - - 50万円

ベースプランの月額保険料は、スタンダードプランの約半分

プランごとの保険料を見ますと、ベースプランの月額保険料は、スタンダードプランの約半分程度であることが分かります。

また、保障される金額も、ベースプランは、スタンダードプランの半分であることも確認でき、たとえば、医療保険に加入している場合、がん保障の重複を避ける意味合いでスタンダードプランを活用するのも1つの方法として考えられます。

スタンダードプランとレディースプランの月々の保険料はさほど変わらない

スタンダードプランの月々の保険料は3,485円であるのに対し、レディースプランの月々の保険料は3,558円となっており、保険料の差額がさほど生じていないことが分かります。

そのため、特に若い女性の方がアフラックのがん保険に加入するのであれば、女性特有のがんに対して厚みのあるレディースプランを選んだ方が良いでしょう。

これは女性の場合、若い内から女性特有の病気にかかる可能性があるリスクも考慮してのものとなります。

保険会社や保険代理店で見積もりをもらって検討する

今回紹介したシミュレーション結果は、アフラックのWEBサイトのシミュレーターを活用したデフォルトの金額になります。

そのため、たとえば、がん診断給付金や保険金の支払限度額など、ご自身が考えている保障内容や保険料と合っていないことも十分考えられますので、保険会社や保険代理店に対して、ご自身の意向に沿った見積もりを作成してもらうことをおすすめします。

アフラックのがん保険は、他社と比べてどのような特徴があるのか

アフラックのがん保険について一通り紹介しましたが、多くの方は、他社のがん保険と比べてどのような特徴があるのか気になると思います。

そこで本記事の最後に、令和元年7月現在でがん保険を販売している他社と比較して、アフラックのがん保険にはどのような特徴があるのか、大まかにポイントを紹介しておきます。

がん保険に付加できる特約が多め

アフラックのがん保険は、他社と比べてがん保険に付加できる特約が多めの特徴があります。

具体的には、特定診断給付金特約、外見ケア特約、緩和療養特約、女性がん特約など、他社に比べて付加できる特約が多めとなっています。

死亡保険金や生存給付金といった生死にかかる保険金や年金がない

アフラックのがん保険は、がんの治療に特化した生命保険であるため、がんを起因とした死亡保険金やがんになった後に生存していることで得られる生存給付金といった生死にかかる保険金が支払われることはありません。

アフラックの昔のがん保険には、がんによる死亡時に死亡保険金が支払われるタイプのものもありましたが、現在販売されているアフラックのがん保険には、特約も含めて年金や生死にかかる保障はありません。

がん診断給付金を受け取り後の2回目の条件に通院が含まれている

アフラックのがん保険は、がんと診断が確定することで保険金が支払われる診断給付金がありますが、多くの保険会社とは異なり、がん診断給付金を受け取り後の2回目の条件に通院が含まれている特徴があります。

具体的には、がんと診断確定されてから2年以上経過後に入院または所定の通院で治療を行った場合に2回目の診断給付金が支払われます。

なお、ほとんどの保険会社では、2回目の診断給付金は、がんによる入院のみを条件としているところが多くなっています。

アフラックのがん保険に関するまとめ

アフラックのがん保険は、過去に同社が販売していたがん保険に比べて質が良くなっています。

ただし、他社のがん保険と保険料や保障の質も含めて総合的に比較しますと、がんに対する保障のニーズや保険料など、優先しているものによっては、アフラック以外のがん保険の方が、適していることも考えられます。

がんの治療や傾向も考慮しながら、他社のがん保険と比較検討して選ぶことが、がん保険選びの大切なポイントと言えます。

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