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「牛角」ってなんて読む?「ぎゅうかく」と読んだら赤っ恥なシチュエーションに気をつけて!

  • 2019.7.19
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「牛角」は実は、日本に昔からある、よく使う一般的な単語です。なんて読む?

コンビニエンスストアや100円ショップ、飲食店など、有名な大規模チェーン店の店名は、現代の私たちの生活の中に、もはや一般名詞のようにイメージが浸透してる例が多々あります。しかし、もともとある日本語と同じ文字のお店もあるので、大人として「もともとの日本語」を忘れるわけにはいきません。

もしも大切なお手紙などを読み上げる際、一般名詞として書かれている文字を、お店の名前のように読み間違えてしまったら?…たいへんな赤っ恥ですね!

今回はそんなうっかりミスを犯しそうな、危険な日本語をご紹介します。

Shame(残念な)女性でなくRespect(尊敬される)女性でいるために、しっかりとおさらいして参りましょうね。

というわけで、クイズです。

【問題1】

以下の例文の「牛角」という文字の読み仮名をお答えください。

例文:

「貴殿のご提案も大変すばらしく、私としては、正式採用となった企画と、“牛角”に相当する内容だったと思います。」

即答できない、という方は、例文の内容から推測してみてくださいね。

日常会話にも普通に登場する単語です。…読めますか?

焼肉チェーン店の牛角(ぎゅうかく)ではないのです。なんと読むでしょうか?

正解は… ごかく です!

牛の左右の角に形状の差がないことから「互いの力量に差がない」ことを表します。

「牛角(ごかく)」の意味は「互いの力量に差がないこと」です。

「牛角」は「互角」とも書き、辞書には両方の書き方が載っている例が多いようです。

最近では「互角」の表記のほうが使われる頻度が高いようなので、「牛角」という表記や読み方を知らなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、言葉づかいに一家言ある年長者の方などは、まだまだ「牛角」と書かれる方もいらっしゃいます。焼肉チェーン店の名前で呼んでしまう恥ずかしい誤読には、くれぐれも気をつけましょう。

「牛角」の語源は「牛の左右の角に、大小や長短の差がないこと」から、「力量に優劣の差がないこと」を表すようになりました。ですので「牛角」という表記のほうがもともとの書き方で、「互(たが)い」という字を使う「互角」という表記は、後から採用されたものです。

よくある書き間違いに「互格」があるようです。こちらは「互いの格が同じ」というようなカン違いが招く誤記でしょう。語源を意識すれば、このような書き間違いもなくなると思います。お気をつけくださいね。

…というところで、もう1問、クイズです。

【問題2】

「ほかと同等の位置に並ぶ。肩を並べる」という意味の動詞「ごする」の表記は、以下のどれが正しいでしょうか?

1:互(ご)する

2:碁(ご)する

3:伍(ご)する

わかりますか? …正解は?

正解は?実は大人の語録に登録しておきたい、スマートな言葉ですよ。

正解は… 3:伍する です!

会話文で使用するなら「Aさんは新人ながら、先輩たちに伍する、素晴らしい仕事ぶりを発揮しています」のように使います。

「伍する」という言葉、書き言葉として使いこなせると、とてもスマートで便利なのですが、デジタルツール変換でサッと正しい漢字が出てくる例が少ないのです。

「肩を並べる」という意味合いが「互角」を連想させ、「互する」という誤記を誘発しそうですが、「伍する」と書きます。

「伍」という漢字は、五人一組の単位などを表します。

「伍」という漢字には「五戸、または五人を一組とした単位」という意味があり、軍隊などでは「伍長」という、班長的な階級があったりします。

「五人一組」に肩を並べる、という意味から、前述の会話文のように「先輩たちに肩を並べる」など、平均値の異なるグループに意外にも、肩を並べる働きをした者を讃えるときに、使用できる表現です。たとえば「弱小チームだと思われていたBが、今大会では列強に伍する活躍を見せた」のようにも使用できます。

目下の人や、お若い方の実力をピックアップしてあげる際に使える表現なので、大人の女性の語録に加えておくと素敵ですね。

言葉の表現は、ちょっとした部分でその人の印象を変化させます。日ごろからブラッシュアップを心掛けながら、素敵な大人の女性で参りましょう!

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