皇居さんぽのおともにも♪ 麹町の人気ベーカリー5選

大使館や学校が多い麹町・半蔵門エリア。ビジネス街のイメージがありますが、大きなビル群のあいだには、近年すてきなパン屋さんが続々とオープンしています。 パリジャン御用達のバゲットや新鮮野菜のサンドイッチ、デザートにしたいブリオッシュやフルーツサンドなど、バラエティ豊かなパンがそろいます。 緑豊かな皇居にもほど近いので、パンをもってお外でランチにもぴったりですよ。

パリっ子に愛されるバゲット「ル・グルニエ・ア・パン」

フランス・パリに本店がある「ル・グルニエ・ア・パン」は、パリのコンクールで優勝を重ねている名店です。麹町店は、日本国内での1号店として2013年にオープンしました。

看板メニューのバゲットは、フランスから仕入れている「VIRON社」の小麦粉を100％使い、フランスのお店と同じ味を再現。噛み締めるごとに小麦のうま味を感じます。毎日でも食べたくなるシンプルなバゲットは料理とも高相性です。

パリジャンの朝食でも愛されるクロワッサンは、表皮のさっくりした食感と、芳醇なバターの香りがリッチ。サクっとした表面の内側にもちもちの食感が楽しめる、ボルドー伝統の焼き菓子・カヌレなども並びます。本場・フランスの美学が詰まったパンは、日本の人々をもトリコにしています。

野菜にこだわるカフェのサンドイッチ「麹町カフェ」

「麹町カフェ」は、ランチからディナーまでにぎわう、人気のカフェレストラン。浅草にある自社ベーカリー「MANUFACTURE」から毎朝届く焼きたての自家製酵母パンと、三浦半島で買い付ける新鮮な野菜を使ったメニューが人気です。

ランチタイムには満席のことも多いのですが、「ワンプレートランチ」の日替わりサンドイッチをテイクアウトすることができます。サンドイッチのラインナップは季節ごとにも変わるので、その時々で旬を楽しめますよ。

「グリル野菜のフォカッチャサンドイッチ」は、野菜をメインにたっぷり使ったヘルシーなひと品。にんじん、キャベツ、パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃなど、豊富な種類がふんわりしたフォカッチャにサンドされています。グリルやマリネなど、素材を生かしたシンプルな調理法の野菜は、一口ごとに違う味わいを楽しめます。

「BLTのベーグルサンドイッチ」は、グリルした自家製ベーコンとシャキっとしたレタスを弾力のあるベーグル生地に挟んでいます。マスタードがピリッと効いた大人なサンドイッチです。

定番のおやつパンもオリジナルを追求「No.4」

日本テレビ通り沿いにある「No.4（ナンバーフォー）」は、パンやピザ、クラフトビール・自然派ワインなど、自社のクラフトを大切にするカフェレストラン。入り口すぐのカウンターに並ぶのは、全粒粉やグルテンフリーなどの粉と、きび砂糖、グレープシードオイルといった体にやさしい素材を取り入れた“みんなで楽しめる”パンです。

こちらでは、おやつとしておなじみの定番パンも、どこかオリジナルの味わい。100%北海道産小麦とオーガニックの小豆を使った「あんパン」は、弾力あるもっちり生地とあんこのやさしい甘さがマッチ。

自家製のダルカレーをフィリングにし、焼き上げた「カレーパン」は、スパイシーさとパンのふわふわ生地が相性ぴったりです。

バナナの甘さとしっとりした全粒粉生地の「バナナマフィン」は、おやつにぴったり。上には全粒粉のクランブルとバナナチップをトッピングされ、ザクザクの食感も楽しめます。

焼き菓子とパンの豊富なラインナップ「TiMi」

「TiMi（ティミ）」は、麹町駅と半蔵門駅の間にある、隠れ家のようなベーカリーカフェ。1階のショップはこぢんまりとしていますが、オーガニックや国産の素材を使ったパンや焼き菓子が種類豊富に並び、選ぶ時間もワクワクさせてくれます。

ランチタイムの人気は、食べ応えのあるサンドイッチ。「塩サバベーグル」は、塩サバをレモン風味でさっぱりと仕上げ、ハードなベーグルと相まって食べ応えもありますよ。

小腹がすいたときは、総菜パンをどうぞ。たっぷりの枝豆にベーコンをのせたフォカッチャは、カリカリのチーズが香ばしい味わいです。

焼き菓子の専門店でもあるこちらのお店では、デザート系の甘いパンも見逃せません。旬のフルーツを使ったパンが、季節ごとに登場します。

「とちおとめのブリオッシュ」は、イチゴのジューシーさにほのかにココナッツが香り、中のカスタードやパン生地が甘すぎないのがうれしいおやつパンです。

ふわふわ食パンのサンドイッチ「クリスタ」

麹町駅からすぐ、新宿通り沿いの「Boulangerie Patisserie Christa（ブーランジェリー パティスリー クリスタ」はパンと洋菓子のお店。小麦と製法にこだわった3種類の食パンや、曜日限定のサンドイッチ、デニッシュシュークリームや焼き菓子が出迎えてくれます。

旬の果物を仕入れて、パティシエが提案するフルーツサンドはぜひとも食べたいメニュー。現在は、「イバラキング メロン」と「アップルマンゴー」の2種類がラインナップ。フルーツの甘みとジューシーな果肉、ほどよい甘さの生クリームをふわふわの食パンが受け止めてくれます。

お昼過ぎには売り切れてしまうことも多いのが、料理人が提案する「だし巻きサンド」。特製のかつおだしをきかせた京風の厚焼き卵は、毎日丁寧に手焼きしています。フルーツサンドと同じく「麹町 純生食パン」に挟まれた厚焼き卵は旨みたっぷり。リピートしたくなるおいしさです。