「マインドフルネスヨガ」って？頭と心をクリアにするやり方・ポイント

「マインドフルネス」はヨガに取り組むにあたって、ぜひ知っていただきたい考え方。今回はヨガインストラクターのHikaru先生にマインドフルネスヨガとは何なのか、やり方のポイントなどをわかりやすく解説いただきました。

マインドフルネスヨガとは、ざっくり言ってしまうと自分の「今、この瞬間」に集中をすることです。さまざまな著名人が実践していることでも知られ、医学的にも研究が進んでいます。

方々へ散り散りの心(マインド)をしつけて、今起きていることをはっきりと見据え、身体や心にどんな変化が起きているのかを感じる。ありのままを受け入れることがマインドフルネスです。

交感神経が優位になりっぱなしで眠りが浅い方でも、副交感神経が優位な状態になることでリラックスできます。深い睡眠がとれるようになる効果がっ期待できます。

ありのままの自分を受け止め心を落ち着かせることで、急激な感情の変化をコントロールできるようになると考えられます。

過去の不安でも未来の心配事でもなく「今この瞬間」を見れるようになります。その結果、過去のトラウマやこれから待ち受けていると思い込んでいることから解放されて、心がクリアな状態へ整います。

集中力や注意力が上がったり、仕事や勉強のパフォーマンスが向上したり、幸福度が上がるといった研究も発表されています。

マインドフルネスヨガは、骨盤をしっかりと立てたあぐら又は蓮華座の態勢で行いましょう。

座り方が安定しないと集中力が続きません。骨盤が立たない方は、お尻の下にブランケットなどを敷くなどして骨盤を安定させましょう。

初めは「今自分は息を吸っている、息を吐いている」と考えながら、深い呼吸とともに集中状態を作っていくとやりやすいです。どうしても集中できない場合は、音楽やお香で集中できる環境を作るのもおすすめです。

頭に色々な考えが浮かんできてしまい、どうしても集中できないという方がいますが、考えが浮かんできたらその考えを受け流すようにしてみましょう。

「今この考えが私の頭に浮かんでいる」と感じて、次々に浮かぶ考え事を受け流していきます。

マインドフルネスヨガをするにあたり、時間帯を気をつけるとより集中しやすくなります。一日のはじまりの朝4時～6時頃は特別なエネルギーが満ちる時間といわれています。

この時間帯にマインドフルネスヨガを習慣化させることで、より効果を実感しやすくなると思います。

マインドフルネスを意識すると、ヨガをより楽しめるのではないでしょうか。身体をやわらかくストレッチさせるだけでなく、考え方をクリアにしてより心地よいヨガライフを送ってみてくださいね。

この記事の監修者

Hikaru

全米ヨガアライアンス、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニングデュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています！