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これだけは覚えておきたいレンジ調理のコツ! リュウジさんの究極レンジ飯(1)【連載】

  • 2019.7.8
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何も作る気がおきない日ってありますよね。そんなときにソッコー作れる激ラク飯があったなら……!

【画像を見る】ワット(W)別加熱時間 早見表

「ノンストップ!」(フジテレビ)、Twitterで超話題となった、「じゃがアリゴ」の考案者、料理研究家リュウジさんにかかればお手のもの。最新刊『容器に入れてチンするだけ! ほぼ1ステップで作れるレンジ飯 』から、レンジ調理のコツや、絶品レンジメニューをどどーんと10回連載でご紹介します! 今回は第1回目です。

容器に入れてチンするだけ! ほぼ1ステップで作れるレンジ飯
KADOKAWA

レンジ調理はやる気が起きない日の味方です

電子レンジは温めるだけじゃない。もはや立派な調理道具です。レンジを使うことに、どこか罪悪感を感じてしまう方もいるかもしれません。そんなあなたに僕は声を大にして言いたい。レンジは手抜きじゃないと。

じつは、僕も昔はあまりレンジを信用していなかったんです。だけど、いろんな料理を試すうちに、レンジ調理が合理的で便利であることを実感するようになりました。

これまで鍋でゆでていたパスタや鶏胸肉も、むしろレンジで作った方がおいしいんじゃないかと思うほどの出来栄えだし、野菜は食感よく加熱でき、炒めなくても、こんなにおいしいのか! と驚きました。ゆでる、蒸すといった野菜の下ごしらえは、今じゃすっかりレンジ先生にお任せしています。

これだけは覚えておきたいレンジ調理のコツ!

【1.調理に使う耐熱容器は、角型で少し深さのあるものを】

レンジ調理のときは、主に角型のプラスチック容器を使っています。角型は素材を入れやすく、加熱ムラが少ないので調理しやすいです。汁気がこぼれないよう、ある程度、深さがあるものを選びます。いろんな種類があるけど、スーパーや100円ショップで買える安いもので十分。料理によっては耐熱性の器やマグカップなどを使うこともあります。

▶よく使うプラスチック容器の大きさ:12.5~13cm角/高さ6.5cm/容量630~650ml

プラスチック容器/耐熱性の器やマグカップ
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【2.材料の切り方や分量は、なるべくレシピ通りに】

電子レンジの加熱時間は、食材の切り方や分量により、変わってきます。加熱時間の誤差を少なくするためにも、まずはレシピ通りに作るのがおすすめです。レンジ調理の感覚がつかめてきたら、アレンジも楽しんでくださいね。

【3.目的別に使い分け! ラップのあり、なし問題】

加熱するときに迷いがちなのが、ラップをするか、しないか。ラップをかけることで蒸されるため、肉や野菜に火を通したいときや、素材から出る水分やうまみを生かす料理のときは、ラップをして加熱します。汁ものやパスタ、水分をとばしながら調理したい料理はラップなしでOK。これを覚えておくと使い分けできるようになりますよ。

【4.ラップをかけるときは、「ふわっと」が鉄則です!】

ラップをかけるときは、少し余裕を持たせて、ふんわりとかけるのがポイントです。隙間を少し作るくらいでOK。容器にぴったり密着させると、ラップが破れて破裂してしまったり、容器が変形してしまうこともあります。

「ふわっと」かけるのが鉄則! ラップをぴったりかけたら、こうなりました…(画像右)
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【5.レシピの加熱時間は、600Wを基本にしています】

ご紹介するレシピは、、600Wを基準にしています(電子レンジはターンテーブル式を使用)。500Wの場合は加熱時間を約1.2倍に、700Wの場合は約0.85倍にしてください。加熱時間は電子レンジのメーカーや機種によって誤差が出る場合があるので、レシピの時間を目安に状態を見て調整してください。

【画像を見る】ワット(W)別加熱時間 早見表
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【6.加熱時間を調整するときは短めに、少しずつ】

レシピの加熱時間に幅があるときは、短めの方を選択。10~20秒だったら、まずは10秒からスタートし、少しずつ時間を延ばします。加熱しすぎは食材のパサつきやかたくなる原因に。余熱でも火が入っていくので、少し早めに取り出すくらいの気持ちで大丈夫です。

【7.容器に入れる順番を工夫しておいしさアップ!】

耐熱容器に切った食材や調味料を入れるとき、順番は基本的に決まっていません。特に指定がなければ、入れやすい順番でOKですが、いくつかポイントを押さえておくと、よりおいしく仕上がります。電子レンジは表面から熱があたるので、火が通りにくい食材は上にのせるとよいでしょう。

●野菜の上に肉をのせる:火が通りにくい厚みのある肉は一番上に。野菜を下に入れると、肉のうまみが野菜にしみ込みます。

野菜の上に肉をのせる
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●薄切り肉は1枚ずつ広げる:豚バラや豚こまなどの薄切り肉は、重なっている部分が生焼けになることもあるため、しっかり広げて入れます。

容器や加熱時間について、ラップのかけ方など、電子レンジを使いこなすためのポイントを教わりました
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●バターは食材の上にのせる:バターを入れるときは、一番最後にのせます。溶けて下の素材にしみ込み、全体に行き渡ります。

バターは 食材の上にのせる
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●みそは食材にもみ込む:みそを耐熱容器に直接入れるとダマになりやすいため、あらかじめ食材にもみ込んでおきます。

みそは食材にもみ込む
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【8.メニューによっては、2回に分けて加熱する】

一度に加熱するものがほとんどだけど、中には2~3回に加熱を分ける場合も。火が通りにくい根菜は先に加熱して他の素材をあとで加える、すぐに火が通る野菜は完成の手前で加えてさっと加熱する、粘度が高いトマト系のパスタは途中で混ぜて味をなじませてから再度加熱するなど、素材の特徴によって加熱の仕方を工夫しています。

●例1「豚バラ大根」の場合:かたい大根を先に加熱して火を通してから、豚肉を加えます。

出典:容器に入れてチンするだけ! ほぼ1ステップで作れるレンジ飯
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●例2「ニラの塩炒めず」の場合:ひき肉を先に加熱し、すぐに火が通るニラは完成直前に加えます。

出典:容器に入れてチンするだけ! ほぼ1ステップで作れるレンジ飯
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【9.加熱後は、よく混ぜて味をなじませる】

調味料は加熱中に食材にしみ込みますが、調味料がうまく行き渡らず、味ムラができてしまうことも。加熱後に全体をよく混ぜ、味をなじませてから、盛りつけましょう。

レンジ飯をおいしくする 調味料

特別なものは使わず、家にある身近な調味料が活躍します。

1.ごま油:コクと風味が出る。あえものや中華風おかずに活躍。

2.オリーブ油:風味が増す。洋風料理やパスタを作るときに使用。

3.うまみ調味料:素材のうまみを補い、ひとふり加えるだけで満足度が増す。

※うまみ調味料は昆布茶で代用できます。その場合、塩分が少し強いので適宜調整してください。

4.レモン汁:レモンを搾ってもいいけど、市販の果汁があると便利。

5.バター:有塩タイプを使用。コク出しに欠かせない。

6.ウスターソース:果実や香辛料を含むため、味に深みが出る。

7.黒こしょう:味つけのほか、料理の仕上げにかけることも。

※ご紹介するレシピでは、こしょうはすべて黒こしょうを使用していますが、指定がない場合は白こしょうでもOKです。

8.焼肉のたれ:調合済みなので、加えるだけで味が決まる。

9.白だし:だし代わりに。本書はヤマキ「割烹白だし」を使用。

10.ラー油:辛味を足したいときに。味にパンチが出る。仕上げに使うことも。

11.コンソメ:素材になじむ顆粒タイプを使用。うまみやコクが増す。

12.麺つゆ:3倍濃縮タイプを使用。だしを含むので煮物などに。

13.中華スープの素:廣記商行「ウェイパァー」(半練り状の中華だし)を使用。

※中華スープの素「ウェイパァー」は鶏ガラスープの素で代用できます。その場合、レシピの2倍量にしてください。

使うのは身近な調味料でOK!
KADOKAWA

著=リュウジ(レタスクラブニュース)

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