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透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

  • 2019.7.7
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豊かな自然が残る高知県。南は太平洋に面し、県西部には“日本最後の清流”と言われる「四万十川」が観光スポットとして有名ですが、今回紹介するのは知る人ぞ知る【高知県内陸部】の名所や名物です。過去に5年連続で水質日本一に選ばれた「仁淀川(によどがわ)」や、愛媛県との県境にある「四国カルスト」といった見どころを早速チェックしてみましょう。

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水質日本一の「仁淀川」は“青の絶景”

高知県の北東部を流れる「仁淀川(によどがわ)」。とても透明度が高い水が有名で、近年では「仁淀ブルー」と呼ばれ、メディアにも度々取り上げられるようになっています。

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見た目に美しいというのはすぐにわかるかもしれませんが、水質自体も日本トップクラス。実際に日本における一級河川の水質ランキングで過去に5年連続で日本一に選ばれた実績を誇ります。

透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

特に上流に近い場所では、透明度が高すぎて水面がわからなくなる錯覚を起こしてしまうような場所もあるほどで、水中で写真を撮るとまさに“青の絶景”というに相応しい一枚を撮ることができます。

そんな仁淀川の上流部での人気観光スポットの一つが「安居渓谷」です。もともと紅葉の名所として知られる場所でしたが、仁淀ブルーの人気が上昇し始めてからはその美しい水が注目され観光客も増えています。そして渓谷最大の見所は「飛龍の滝」。

透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

2段になって流れ落ちる様子は癒しの風景を作り出しており、滝壺の青さは他ではなかなか見られない美しさとなっています。

もう一つ仁淀ブルーを楽しめるスポットとして人気なのが、「にこ淵」です。

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小さな滝が落ちているにこ淵は、仁淀川の支流にあたる枝川川の途中ポイントで、その滝壺の秘境感から多くの観光客が訪れる場所となっています。

仁淀川の下流域・いの町の名物「ツガニうどん」

そんな仁淀川の下流エリアでぜひ食べてほしいのが、高知県いの町のご当地グルメ「ツガニうどん」です。

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カニの半身がそのままうどんの上に載っているビジュアルはかなりのインパクト。このツガニという蟹は正式には“モズクガニ”と言い、日本各地で様々な地域名を持つ蟹で、とても美味しいダシが出ることで有名なのですが、このツガニうどんは、そんなツガニの旨味を深く味わうのにピッタリの一杯となっています。ただ、ツガニの収穫時期は夏から初冬くらいの季節限定なので、訪問の時期には注意してください。

透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

さらに、お店の裏手には仁淀川の美しい流れを見られます。下流域になるので安居渓谷などとは少し違った見え方ですが、その深い青さはとても印象的。お店からも見えているので、仁淀の自然を感じながらの食事をオススメします。そんなツガニうどんの名店として知られるのが「あおぎ」です。高知市内から安居渓谷やにこ淵に向かう途中の国道194号線沿いにあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

「四国カルスト」の雄大な景色を堪能

仁淀川からさらに高知県の内陸部に向かって進むとたどり着くのが、雄大な自然景観を愉しめる「四国カルスト」です。

透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

その名前の通りカルスト台地が広がっており、ドライブするだけでも気持ちがいい絶景スポットとなっています。秋には一面のススキの平原が広がり、季節ごとそれぞれの魅力を感じられる場所。

透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力
透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

放牧された牛や大きな風車が置かれているのも、牧歌的な雰囲気を作り出すのに一役買っています。標高が約1,400mととても高く、夏は平地よりもかなり涼しく過ごすことができると人気の場所です。

透き通る日本一の水に癒される旅。青の絶景を始めとする【高知県内陸部】の魅力

高知県は首都圏からのアクセスがいいとは言えませんが、その分手つかずの大自然が多く残っている場所。ぜひそんな高知で自然の恵みを感じる旅を愉しんでみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>

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