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<いだてん>有森裕子、人見絹枝への思いを語る「日本女性がスポーツをすることの意義と環境を大きく変えた」

  • 2019.7.7
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【写真を見る】人見絹枝を熱演する菅原小春
(C)NHK

【写真を見る】人見絹枝を熱演する菅原小春

7月7日(日)に放送される大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第26回で、1928年に開催されたアムステルダムオリンピックが描かれる。

宮藤官九郎が脚本を務める本作は、日本人初のオリンピアン・金栗四三(中村勘九郎)と、1964年の東京オリンピック招致に奔走した政治記者・田畑政治(阿部サダヲ)を主人公にした、日本とオリンピックの歴史物語。

アムステルダム大会ではこれまで見送られてきた女性の陸上競技への参加が認められ、日本からはただ一人、人見絹枝が女性選手として出場する。

人見はこの大会で日本人女性初のオリンピックメダリストとなり、女子スポーツの草分け的存在に。

本作では、ダンサーとして世界的に活躍する菅原小春が人見の葛藤や勇姿を体現している。

人見絹枝の活躍が描かれる第26回は7月7日(日)放送
(C)NHK

そんな人見の活躍が描かれる第26回の放送を目前に、バルセロナオリンピックで銀メダル、アトランタオリンピックで銅メダルを獲得し、日本人女性初のオリンピック2大会連続メダリストとなった有森裕子からコメントが寄せられた。

日本人女性初のオリンピック2大会連続メダリストの有森裕子
KADOKAWA

有森裕子コメント

父方の祖母が人見絹枝さんと同じ学校の1年後輩だったそうです。すば抜けて運動神経のよい人だった反面、とてもエレガントな方でもあったそうです。

岡山ではとても有名な方で、地元で行われる山陽女子ロードレースでは優勝者に人見絹枝杯が贈られるんですよ。私はその第一回大会で人見絹枝杯をいただき、そのときに祖母にトロフィーを見せ、とても喜んでもらったことを覚えています。

バルセロナオリンピックは祖母が亡くなったあとでした。お守り代わりに、人見絹枝杯をいただいたときに祖母と一緒に撮った写真を持っていったんです。そのつながりで、人見さんにも見守ってほしい、後押ししてほしいという気持ちになり、人見さんの写真も持っていきました。

彼女をより意識するようになったのは、オリンピックでメダルを獲得してからです。奇しくも私がバルセロナでメダルを獲ったのは、人見さんがアムステルダム大会で銀メダルを獲得したのと同じ8月2日でした。そして人見さんが亡くなったのも8月2日。そういったリンクする部分があったことと、やはり自分がそれまでやってきたことと彼女の生き方に共通点があったので、勝手に「(人見さんの思いを)受け継いでいかないと」と思うようになったんです。

こうして私たちが競技に出られて、世界で戦える環境を得られているのは人見さんのおかげ。人見さんは、日本女性がスポーツをすることの意義と、その環境を大きく変えた偉大なアスリートです。

私自身、自分のたどってきた道筋を思い出せば思い出すほど、人見さんがしてくださったことの大きさを切実に感じます。その存在を世の中の方にもっと知っていただきたいですし、私も彼女の生き方を伝えていければと思っています。(ザテレビジョン)

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