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ポップな意匠がたまらない!ミッドセンチュリーを代表するインテリアアイテム

  • 2019.7.7
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ミッドセンチュリーとは

インテリアスタイルの一つであるミッドセンチュリーは、1940年代から60年代にかけて生まれました。

プライウッド(成型積層合板)やFRP(ガラス繊維強化プラスチック)といった新しい技術を取り入れたデザインは、ポップでおしゃれなインテリアにおすすめです。

イームズの美しい曲線

復刻版も大人気の「シェルチェア」

ミッドセンチュリーを代表するデザイナーと言えば、まずイームズの名前を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

Charles and Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)は、夫婦で20世紀を代表する数々のデザインを生み出しました。

中でもシェルチェアは、リプロダクトでも依然として大きな人気を博しています。

遊び心のあるロッキングチェア

こちらはイームズのロッキングチェア。「アームシェルロッキング」は、遊び心のあるデザインが魅力的です。

黒の「アームシェルロッキング」は、モノトーンのスタイリッシュなインテリアにもぴったりです。

インテリアをラグジュアリーに見せる「ラウンジチェア&オットマン」

1956年に発表された「ラウンジチェア&オットマン」は、美術館のパーマネントコレクションに指定されている銘品でもあります。

レザーとプライウッドの組み合わせ、「グローブのような」とイームズが表現した人の体を優しく包み込むデザインが、インテリアにラグジュアリーさをもたらします。

ポップなデザインを黒一色で

イームズによるコート掛け「ハング・イット・オール」は、1953年に発表されたアイテムです。

こちらは黒一色のシンプルな対応ですが、ボール部分がカラフルな色で塗り分けられたポップタイプも、ミッドセンチュリーらしく人気があります。

数々のアイコンを生み出したジョージ・ネルソン

見て楽しい「サンバーストクロック」

続いてご紹介するミッドセンチュリーを代表するデザイナーは、George Nelson(ジョージ・ネルソン)です。

ネルソンは、上述のイームズ負債の才能を見抜き、自身が務めていたハーマンミラー社のデザイナーとして雇用しています。

こちらはそのイームズの「ドロップチェア」と、ネルソンの「サンバーストクロック」がある空間です。

カラフルな「ポールクロック」

1949年に誕生した「ボールクロック」は、デザイン時計の定番としてよく知られています。

木製のボールとメタル製のロッドの組み合わせや、カラフルに塗り分けられた色使いなど、まさにポップな雰囲気です。

光を柔らかに見せる「バブルランプ」

ジョージ・ネルソンによって、1952年にデザインされた「バブルランプ」。

中でも、真ん丸なシルエットのこちらは「ボールペンダント」と呼ばれるタイプです。

北欧の照明からインスピレーションを得て、樹脂入りのホワイトプラスティックで半透明の美しいシェードを作り上げました。

500種類以上の椅子を作ったハンス・J・ウェグナー

美しい椅子はインテリアを格上げする
PP701 チェア
出典:Rigna

渉外で500種類以上の椅子をデザインしたとされる、Hans Jørgensen Wegner(ハンス・J・ウェグナー)はデンマーク出身。

ワンルームのお部屋に置かれたダイニングテーブルに合わせているのは、1965年に発表された「PP701 チェア」です。

美しい椅子はインテリアを格上げしてくれますね。

寄宿舎の為に作られた「デイベッド」

「デイベッド GE258」は、1954年に寄宿学校の為にデザインされました。

名前の通り、背もたれを動かしてベッドとして使う事も出来るタイプのソファです。

シンプルでソリッドなデザインは、カスタマイズで張り地を変えると、また違った表情が楽しめます。

ソリッドなデスクで書斎スペースを
F-031 デスク
出典:Rigna

ソリッドな直線的なデザインのデスクは、オリジナルが1956年から10年間だけ製造されていたという「F-031 デスク」です。

2003年に復刻され、引き出し部分にはチークまたはオーク、天板と脚はブラックとホワイトのバリエーションがあります。

イームズの「シェルチェア」と合わせてダンディな書斎コーナーに。

まとめ

インテリアスタイルの一つとして、根強い人気を誇るミッドセンチュリースタイル。代表的な3人のデザイナーの家具を取り入れたインテリアをご紹介しました。

インテリアをおしゃれに格上げしてくれるポップな色使いや独特な意匠を、お部屋に取り入れてみませんか?

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