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婚活で高望みと思われる条件とは?結婚したい女性が後悔しないための心得

  • 2019.7.4
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こんにちは、婚活FP山本です。婚活中の女性からは、よく「これって高望みなのかな?」という悩みを聞くことがあります。皆そんなつもりはないものの、失敗を繰り返すと、そう考える女性も多いですね。

では婚活における高望みとは、一体どのような望みを指すのでしょうか。結婚できなかった人生を避けるためにも、ぜひ知っておきましょう。

今回は、婚活における高望みと後悔しないための心得をお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

婚活での高望みは「相手の条件」では測れない

まずは婚活の大局観とともに高望みの基本をお伝えします。例えば婚活は就活に似ていると言われますが、大手を狙うことはイコール高望みなのでしょうか?ハイスペック学生なら当然の狙い、そう感じてしまう学生が狙ってこそ高望みと言うのではありませんか。

逆に中小企業を狙うのはいかがでしょうか?ハイスペックではない学生からすれば、十分に「高望み」になる会社も多いでしょう。

つまり、高望みかどうかは「自分の市場価値」が重要で、受け入れてもらえなさそうな場合は全て高望みです。まず、この理屈はしっかり知っておきましょう。

もっとも、婚活は受験とは違って自分にも相手にも「偏差値のような絶対的な目安」がありません。だからこそ格差婚も起こりやすいものの、ハイスペックでも売れ残ることもあるので、注意が必要です。

自分の市場価値への勘違いが後悔への第一歩

就活での学生は、誰もが最初に大手を狙います。そして大手が全滅した後、次は中堅を狙うものの、そこでも全滅する方も多いですよね。

偏差値のような絶対的な目安がないからこそ冷静に自分の価値を考えられず、むしろ割高に考えてしまい、全滅に繋がっている訳です。

このような「自分の市場価値への勘違い」は、就活と同じように婚活でも誰もが起こし、起こしているうちは中々結婚に至りません。過去を後悔する前に、まずは自分の勘違いを矯正しましょう。

30代というだけで、女性の市場価値は平均以下

次は、ちょっと厳しい実情をお伝えします。受験の偏差値ほど絶対的ではないものの、婚活では女性が男性を年収で最初に見定めるように、男性は女性を「年齢」で見定める傾向にあります。そして男性は、35歳を過ぎた女性を「高齢出産」と考えて避けるのが一般的といえます。

また、だからこそ男性は30歳を過ぎた女性を「高齢出産予備軍」と見定め、かなり低めの価値しか感じません。総じて、30代女性の男性から見た市場価値は、基本的に「平均以下」が実情です。

女性から見て「身の程知らず」と感じる男性から声がかかるのはこれが理由であると同時に、あなたと同じくあなたの価値を決めるのはお相手男性となります。

この理屈を受け入れられない30代女性も多いものですが、自分の市場価値を勘違いしたままでは中々結婚できません。無視するのではなく、受け入れて理解した上で対処法を考えましょう。

平均以上の男性は素直に20代女性を狙う

実際のところ、多くの30代女性は今の自分の市場価値を受け入れられず、「探せばいるはず」と信じて平均以上の男性を探して狙います。しかし、男性だって「より良い女性」との結婚を望むため、そういう男性は素直に20代女性を狙うことがほとんどです。

また、自分はハイスペック男性を狙っているのに相手には内面を見てほしい……といった理屈も当然に通じません。かなり苦しいでしょうが、何とかまずは今の自分の市場価値を受け入れましょう。

低収入男性でも婚活では強気、高望みになる!

今度は、もう一つの厳しい実情をお伝えします。結論から言えば、婚活では「低収入男性でも強気、高望みする」という点です。このため、今の自分の市場価値をしっかり理解した女性が対等と思える男性を狙っても、往々にして失敗してしまう傾向にあります。

何とも腹立たしい実情かもしれませんが、そもそも「〇歳なら相手の収入は〇円で対等」などありませんし、他の様々な要素もあるので自然かもしれません。

冷静に考えたつもりでも自分の価値を割増で考えてしまう、低く考えられないことも多いので尚更でしょうか。

このため、婚活では男性の高望みに合わせ、女性は対等と思える人よりさらに少し下の男性を狙うようにすると効率的です。中々理屈通りには動けないものですが、ひとまず覚えておきましょう。

モテにくい男性は元々「生涯独身」が前提

一般的な男性は、女性ほどには結婚を「絶対しなければならないもの」と考えていません。若い頃からあまりモテなかった男性は、本気で「生涯独身でいい」と考えています。モテる自分、女性と交際・結婚している自分がイメージできず、結婚を考えられない訳です。

特に最近は「草食男子」が増えたとされていますから、尚更かもしれませんね。あなたの今の市場価値によっては、本当に結婚できない、結婚してくれる男性が見つからないかもしれませんから、注意しましょう。

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女友達との友情は「紙より薄い」と心得よう

さらに、最近の女性にありがちな発想をお伝えします。婚活で失敗が続く女性は、結婚を諦めて「女友達と楽しく生きよう」などと考えがちです。今の自分で狙える男性を知り、「なら結婚しない方がいい」と本気で考えてしまった結果と言えるでしょうか。

どのように考えるかは本人の自由ですし、一人で考えている分には問題ありません。ただ、これを友人と本気で共有するようになると問題です。

互いに婚活・結婚しにくくなる上、一方が(裏切って)結婚するとトラブルになったり、後悔に繋がったりしますからね。

婚活で失敗が続いた時の友達は、良い意味で「女性の友情は紙より薄い」と考え、またその友達を一種のライバルと考えて、厚い関係性を築けそうな男性を諦めずに探しましょう。

友達の失敗より、自分の末路が肝心!

女性が集まると男性への不満で盛り上がりがちですが、同時に離婚など「失敗した友達の件」も話題に上りがちです。

そしてこの話題が続くと、中には「結婚しない方が正解」と考えて結婚を否定し、婚活を止めてしまう女性もいます。本当にそれでいいのでしょうか?

専門家からすれば、離婚は再婚の元ですが、未婚は「老後破産の元」です。友達の失敗を心配する前に自分の末路を心配し、冷静に先々を考えて改めて婚活に励みましょう。

高望みは「現実を知る」ことで解消できる?

今度は、婚活での高望み解消法をお伝えします。結論から言えば、高望みは「現実を知る」ことで解消できる傾向です。受験で言えば自分と大学の偏差値を知れば簡単でしょう。

婚活で言えば、「婚活市場に残っている男性の平均値や相場観」が当てはまるといえます。

婚活市場に限定した情報はないのですが、代わりに国税庁の平成29年「民間給与実態調査」によると、結婚適齢期の男性の平均年収は以下の通りです。

  • 20代後半:393万円
  • 30代前半:461万円
  • 30代後半:517万円
  • 40代前半:569万円

昨今の格差や、年収が割高な男性から売れていく傾向も考えると、婚活市場に残っている男性の平均年収は300~400万円程度でしょうか。

一概には言えませんが、これより年収が高ければ、より若い女性を狙う傾向にあるので「成功率が低い高望み男性」と言えるかもしれません。

アラフォーおばさんのみじめな高望みをどう思う?

一般的に、アラフォー女性は「おばさん」と見なされ、さらに独身だと「みじめ」に映り、普通の願望を高望みと捉えられます。もしかしたらあなたも同じかもしれませんが、これも一つの現実でしょう。

さて、そんな今のあなたは20代女性からどのように見られているでしょうか?

高望みは悪いことではないものの、周囲からの評価は悪く、総じて公私ともに悪影響をもたらす傾向にあります。少しずつでも高望みを控え、現実に沿った願望を持ちましょう。

ハイステータス男性との結婚は幸せになれるのか

さらに、別角度での高望み解消法をお伝えします。例えば受験で学力以上の学校に受かったら、就職で実力以上の大手に受かったら、それは幸せに繋がるのでしょうか?どちらかと言えば「ついていくのが大変」で、いずれ退学・退職に繋がる可能性も高いのではないですか。

婚活でも同じです。男性の質が高ければ自然と求められる水準も高く、浮気や家にいない・転勤が多いなど別のデメリットも発生しがちといえます。

そもそも、あなたは結婚したらどんな暮らしがしたいですか?その暮らしには、ハイステータスな男性が必要なのでしょうか?

もしあなたが「普通の暮らし」を望むなら、お相手男性も普通でいいのではありませんか。どんな男性が普通かも問題ですが、無用な高望みは仮に叶っても後で無用な努力を必要とされてしまいます。ぜひ、身の丈に合った男性を探しましょう。

結婚が幸せに繋がるかどうかは自分次第!

ハイステータス男性と結婚しても離婚する女性もいる一方で、低収入男性と結婚しても実に幸せそうな女性もいます。この違いは一概にはいえないものの、「女性側の自立心」も原因でしょう。高望みは、男性への依存心の表れとも言えてしまうかもしれません。

女性が男性に頼りたいと思うのは自然ですが、現代では婚活のハードルを高めるとともに「不幸の始まり」です。ぜひこういう角度からも、高望みを控えていきましょう。

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「高望みのまま結婚」する婚活方法とは

高望みのまま結婚する方法もお伝えします。これは結論から言えば、「ハイステータス男性が集まる場に行くだけ」です。

できれば、その上で自分から積極的に話に行きましょう。ハイステータス男性も色々ですから、100人出会えば1人くらい当たるかもしれません。

というのも、ハイステータス男性には同レベルの女性ばかりが群がります。しかし中には、そういう女性を嫌う男性もいたりするのが現実です。

「美女と野獣」という言葉がありますが、この逆もまた成立することがある訳ですね。もちろん、ハイクラス女性とは違った魅力が必要ですが。

ただし、例外は中々起こりませんし、この間も加齢によってあなたの市場価値は落ち続けます。学生が大手ばかりを狙うリスクと同じですが、リスクを受け入れるなら期限を考えた上で試しましょう。

婚活現場の男性は、想像以上にチョロいもの!?

高望みも程度は様々ですが、「ほんの少し上」程度で良いのなら、婚活パーティや結婚相談所に行くのが簡単かもしれません。こういうところにいる男性は、基本的に「結婚願望の強い独身ばかり」です。あなたに相応の魅力さえあれば、簡単に結婚できるでしょう。

ただし、だからこそ高望みの程度も上がりやすいため、適当なところで決める「決断力」が求められます。できれば最初の気持ちを忘れることなく、「ほんの少し上」で手を打ちましょう。

結婚相談所は「最初に使う」と効果が高まる!

最後に、結婚相談所についてお伝えします。きっとあなたも、一度は利用を考えた事がありますよね?一般的に結婚相談所は「最後の砦」と考えられやすく、自力での婚活を断念してから行くイメージがあります。しかし、場合によっては「最初に使う」ほうが良いかもしれません。

なぜなら、結婚相談所を使っても「モテない人はモテない」から。逆に「モテる人はやっぱりモテる」のが結婚相談所です。

このため、モテるうちに結婚相談所を使い、もっとも条件の良い男性と結婚してしまうのが「高望み婚活」を成功させる一番現実的な方法といえます。

事実、この考え方を実践している20代女性も意外といますからね。ただし、男性は若くても30歳程度から結婚相談所を使いますから、あなたがあまりに若いなら「年の差婚」は覚悟しましょう。

最後にまとめれば、意外とコスパも悪くない?

結婚相談所を使う一番のネックは「料金」でしょう。決して安くないですからね。しかし意外と婚活は、女性でも「そもそもお金がかかる」ものです。

長引くことも多いので、総じて高額になりがちと言えます。一方、早期に結婚相談所を使い、サッと結婚できたとしたら……?

両方の可能性をまとめて考えれば、意外と結婚相談所は高くなく、それで高望み婚活も成功しやすくなる点も考えに入れればコスパも悪くありません。どうしても高望みが止められない人ほど、結婚相談所を使うことを考えてはいかがでしょうか。

結婚後の後悔は離婚できる。高望みの婚活より結婚実現を!

結婚した後悔は離婚で対処できますが、結婚しなかった後悔はどうにもなりません。「大手以外では働かない」という人の未来は、どうなるでしょうか。

まずは冷静に今の自分の市場価値を考え、高望みはほどほどにして、就活と同じく「結婚すること」を最優先に考えて婚活に励みましょう。

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