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死亡保険は終身型がおすすめ?定期型との違い&メリットデメリットを解説!

  • 2019.7.3
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死亡保険は、その名前の通り、死亡保険の被保険者が死亡や所定の高度障害になった場合に保険金が支払われる仕組みの生命保険です。

実際に各保険会社が販売している死亡保険には、保障が一生涯続く終身型と保障が一定期間や一定年齢まで続く定期型があり、加入目的によって選ぶべき種類は異なります。

そこで本記事では、死亡保険の終身型と定期型のメリットやデメリットを中心に考え方やポイントについて要点を解説します。

死亡保険(生命保険)の終身型と定期型の主な違い

上記図は、保険料の払い込みが一定年齢または一定期間で満了する有期払込タイプの終身保険のものになりますが、このイメージ図の場合、保険契約から払込満了までの期間に渡って死亡保険金の金額や負担する保険料が一定で変わらないことを意味します。

なお、仕組図のオレンジ色は、将来の保険金の支払いに備えて積み立てられる部分を表していますが、後述する解約返戻金と深く関係することになります。

終身保険で保険差益を得るとは

上記図は、死亡保険金が500万円受け取れる終身保険に30歳から加入し、60歳で保険料の払い込みが終わる例となります。

ポイントは、30歳から60歳までの総支払保険料は、3,913,200円となっており、仮に60歳まで契約を続け、払い込みが満了してからすぐに解約をすると、約4,300,000円の解約返戻金が受け取れることが分かります。

つまり、差額の約386,800円が保険差益となり、支払った保険料以上のお金を手にすることができるといったイメージになります。

終身型の死亡保険へ加入する主なメリット&デメリット

定期保険は、契約から満期までの保障期間があらかじめ定まっている死亡保険のことを言い、保険料払込期間と保障期間は同じになります。

たとえば、定期保険の契約年齢が30歳で満期年齢が40歳の場合、保険料を支払わなければならない期間は30歳から40歳までの10年間であり、死亡保障の期間も10年間といったイメージになります。

なお、満期を迎えることによって保険契約は満了し、死亡保障が無くなります。

収入保障保険

収入保障保険は、定期保険と同様に契約から満期までの保障期間があらかじめ定まっている死亡保険のことを言い、保険料払込期間と保障期間は同じになります。

ただし、収入保障保険は定期保険とは異なり、契約から年数が経過する度に保障金額(死亡保険金)が徐々に減っていく特徴があるものの、大きな死亡保障を少ない保険料で準備できるメリットがあります。

なお、満期を迎えることで保険契約は満了し、死亡保障が無くなります。

定期型の死亡保険へ加入する主なメリット&デメリット

死亡保険のおすすめランキングは参考程度に活用

死亡保険を含め、保険商品のおすすめや人気ランキングのほか、何歳から保険へ加入するのが良いかなどを紹介している情報サイトは多々ありますが、ご自身のニーズを満たす保険選びをする上で、すべてをそのまま参考にすることは適切とは言えません。

あくまでも、次項で解説する比較検討の材料とする程度に留めておくことが大切であり、ご自身で自ら保障内容や保険料を確認することがとても重要です。

死亡保険は、同じ種類の保険商品と同じ条件で比較し、違いを知ることが大切

死亡保険を比較検討する時は、同じ種類の保険商品と同じ条件で比較して違いを知ることが大切です。

たとえば、終身型の死亡保険を比較検討する場合は、それぞれの保険会社が販売している終身型の死亡保険同士、同じ契約条件で比較し、保障内容や保険料、解約返戻金の返礼率などを比較し、最も有利な死亡保険を選ぶのが失敗しにくい選び方とも言えます。

死亡保険の終身型と定期型の違いに関するまとめ

死亡保険には、残された家族の将来をお金の面で保障する重要な役割があるため、終身型や定期型を問わず、まずは死亡保険の加入や見直しが、ご自身の考えやニーズを満たせるのか再確認しておくことが大切です。

また、私たちが加入している公的年金制度には遺族年金などの制度もあるため、死亡のリスクをすべて死亡保険でまかなうのではなく、公的年金制度も考慮した上で不足分を補う考えを持つことが極めて重要になります。

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