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日焼け止めは2度塗りしてる? 夏本番に向けて正しい紫外線対策を!

  • 2019.7.3
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髪を触りながら街を歩く女性

日焼け止めは2度塗りしないと効果が薄い!

日焼け止めを背中に塗った女性

5月26日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」(TBS系)では、紫外線対策の落とし穴について特集。銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生が、紫外線を正しく防止する方法を紹介してくれました。

まずは定番の紫外線対策のひとつ「日焼け止め」。じつは、1度薄く塗っただけでは十分な効果が発揮されないそう。1度肌に塗って馴染ませたら、もう1度塗り重ねることが大切なんだそうです。日焼け止めを顔に重ね塗りする際は、サラサラの乳液タイプなら500円玉2枚分の量。とろみのある乳液タイプの場合は、500円玉1枚分の面積を手に取って塗り広げてください。首や腕にも、同じようにたっぷりと塗り重ねましょう。

さらに日焼け止めには注意点が。製品によって差はありますが、日焼け止めは紫外線が当たることでも機能が落ちていきます。そのため2~3時間ごとの塗り直しが必須。とはいえ日中は、メイクを落としてまで塗り直すのは難しいですよね。そんなときにおすすめなのが、パウダータイプの日焼け止め。メイクの上からできるので、手軽に紫外線対策が行えます。また日焼け止めを顔に塗る際は、やさしく塗りこむのもポイント。こすったり強く塗りこんだりすると、顔表面を骨につなぎとめている組織がダメージを受けるかも。肌への強い刺激は、たるみの原因になりかねません。

「濃すぎるレンズ」のサングラスはNG!?

サングラスをかけた女性

室内にいるときでも油断は禁物。材質にもよりますが、シミやたるみの原因になる「紫外線A波」の約80%は窓ガラスをすり抜けてきます。日焼け止めを薄く塗るだけでも効果はあるそうなので、室内でも対策を怠らないようにしましょう。

続いて慶田先生が伝授してくれたのは、サングラスの「レンズの色」についてです。レンズの色が濃すぎると瞳孔が開いたままになるので、レンズのすき間から入った紫外線が目に入りやすくなります。目に入った紫外線は水晶体にダメージを与え、視力低下を招く白内障のリスクを高めてしまうそう。新しくサングラスを選ぶ際は、UVカット加工された色の薄いレンズがおすすめですよ。

紫外線対策の意外な落とし穴に、視聴者からは「紫外線がこんなに室内にも入ってくるなんて知らなかった! これからは部屋でも日焼け止めが欠かせないね」「サングラスの色って、濃ければ濃いほどいいと思ってました…」「日焼け止めを重ね塗りしてみたけど、意外とべたつかない」といった反響が上がっていました。夏本番に備えて、正しい紫外線対策を身につけたいですね。

文/プリマ・ドンナ

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