必要なスキルは「専門性」ではない? 「自己分析力」「情報収集力」と…

いつの時代も変化はあるけれど、現在そのスピードはどんどん加速しています。これからの時代に活躍するためのスキルを、「NewsPicks」編集部副編集長・佐藤留美さん、マーケティングアナリスト・原田曜平さんに聞きました。

徹底的に自分を知る「自己分析力」

仕事にしても生き方にしても、さまざまな選択肢がある時代。どの道を選ぶのも自由だし、正解は人それぞれ。

「実は“何でもあり”が一番難しい。そんな中でも自分のやりたいことを見つけた女性たちを見ていて思うのは、自己分析がしっかりできていること。自分がどんな性格で、何が好きで、将来どうなりたいのか。就職活動で企業にアジャストするための自己分析ではなく、よりシンプルなところからがいいと思います。たとえば『朝早く起きるのがイヤ』という場合、それを自分は克服するのか否か、『やりたくないこと』の優先順位をつけていくだけでも適性が見える気がします」(松本さん)

「平成で増えた働く女性のロールモデルを参考に、『自分はどうなりたいか』を分析するのも手。それが決められたら、自由な時代のぶん、幸せになれると思いますよ」(原田さん)

公私に活かせるポータブルな「愛嬌と段取り力」

キャリアを積んでいく過程で、自分に必要なスキルを磨き、その専門性が予期せぬ変化においても武器になる…のかと思いきや、そうではないそう。

「ガラリとキャリアチェンジしなければいけない事態が予測される時代。実は、専門性は転職の際にあまり重宝されないんです。では、何が求められるかというと、それは『ポータブルスキル』。つまり、経験を通じて得られた汎用的な能力のこと。人との関わり方、噛み砕くと愛嬌で、もう一つは仕事の仕方。これは段取り力を指します。これらの力は、仕事はもちろん家事でも養われ、専業主婦から営業職に転身など、どんな環境でも活かせるのです」(佐藤さん)

そして、このスキルは、どんな職種でも身につけられる。

「たとえばお客様のニーズを聞き出すのがうまい元ショップスタッフが、営業として活躍しているケースもあります」

素早く確かな情報を入手する「情報収集力」

ネットには無数の情報が溢れる中、確かで有益な情報を、素早く入手するにはコツが。

「たとえば気になる人の本を読んで信頼できるようなら、フェイスブックでもツイッターでもいいので、その人をフォロー。さらに、その人がフォローしている人たちも見にいって、良さそうならフォローします。自分で一つひとつ精査するより、このほうが効率がいいんです。『この人』という5人を決めて、フィードに流れてくるようにしましょう。また、キュレーションサービスもおすすめです。最近は、AI機能がついたサービスもあり、自分の好みの情報が選りすぐられて入ってくるようにもなっています」(佐藤さん)

あとは、情報収集源を海外にも持っておきたいところ。

「日本とは違う表現方法なども参考に。たとえば美容関係者なら日本未上陸のコスメブランドなどをフォローしてみては」

佐藤留美さん ソーシャル経済メディア「NewsPicks」編集部副編集長。著書に『仕事2.0 人生100年時代の変身力』(幻冬舎)、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)などがある。

原田曜平さん マーケティングアナリスト。「さとり世代」「マイルドヤンキー」の名づけ親。『若者わからん! ―「ミレニアル世代」はこう動かせ―』(ワニブックスPLUS新書)など著書多数。

※『anan』2019年7月3日号より。イラスト・朝野ペコ 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)

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