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元バイトAKBの“美しすぎるラーメン店主”まゆか店長が業界初の写真展開催「私の素顔を知って」

  • 2019.6.29
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「麺匠八雲」は開業からわずか1年で都内に進出を果たす
撮影=永田正雄

【写真を見る】和風にデザインされた店では、まゆか店長が笑顔で迎えてくれる

22歳でラーメン店を経営する女性店主・梅澤愛優香さんが、写真展「素顔」を6月29日(土)から7月7日(日)まで開催する。

常連客からは「まゆか店長」と呼ばれている店主は、ラーメン業界に入る前は荻野由佳(現NGT48)や西潟茉莉奈(同)、松岡はな(現HKT48)らと共に「バイトAKB」のメンバーとしてアイドル活動をしていた異色の経歴の持ち主。

約半年間のアイドル活動を終えた後、2017年9月に20歳でラーメン店「麺匠八雲」を神奈川・大和にオープンさせた。また、翌年10月には都内に2号店(現在の本店)を開店し、さらに別ブランドとして「煌龍軒」を神奈川・相模原、東京・大田区と立て続けにオープンさせるなど、若くてしてやり手の“美しすぎるラーメン店主”として、その名前は業界に広まっている。

今回、写真展開催をきっかけにまゆか店長にインタビュー。アイドルからラーメン店主への転身、女性店主ならではの苦悩、自身のラーメンへの思い、そして写真展について話を聞いた。

決めたら突っ走っちゃうタイプ

バイトAKB時代の梅澤愛優香さん
写真提供:麺匠八雲

「ただラーメンが好きで、ほぼ毎日食べていて、アイドルを辞める前からネットなどで調べながら試作はしていました。思った以上に(おいしいラーメンが)出来上がったので、ここだけに留めず(お店を)やれないかなって思ったのが(開業の)きっかけですね」。

アイドル界からラーメン業界への転身は珍しい。しかし、それほど悩むことはなかったと言う。

「(アイドルを続けるという選択肢は)少しはあったんですけど、当時はもう20歳だったので、中学生や高校生が多い中で改めてアイドルをやるのも遅いのかなって思い、自分の将来も考えた上で、ラーメンを選びました」。

修行経験はなく、全て独学で自身のラーメンを作り上げ、20歳で店を開いた。

「(どこかで修行しようとは)特には思わなかったです。決めたら突っ走っちゃうタイプなので(笑)」。

元アイドルの若い女の子が修行もせずに開業。当時は痛烈な批判や厳しい意見、やっかみなどもあったと明かす。

「そこはもう仕方ないです。へこたれたり、泣いたりしたことはないです(笑)。逆に(知ってもらう)入り口としてというか、それで来ていただいて、おいしいと思っていただければ(その後も)来ていただけるのかなって。(厳しい声は)今もありますが、前ほどではなくなりました」。

嫌がらせに近いこともされたようだが、まゆか店長は逆に自分の力に変え、自身がやりたいことをスタッフに次々と提案。見返すことができるほど店舗拡大にも成功した。「(当時批判していた人には)食べに来てほしいですね。上から目線でもいいので、『前より良くなってるじゃん』みたいな声をいただければ(笑)」と控えめに笑った。

まゆか店長は20歳でラーメン店を開業
撮影=永田正雄

女性一人でも入れる店づくり

看板メニューは「昔から好きだった」という味噌ラーメンだ。

「小さなお子さんから年配の方まで客層が幅広いので、どの年代の方にも食べやすい、それでいてどこか懐かしい、また来たいなって思っていただけるようなラーメンを作っています。毎日食べたいというか、食べて安心する一杯です」。

オープン当時はアイドル時代のファンも多数詰め掛けていたが、今は近所の人が多く、ピーク時には店の外に列を作っている。そして、開業からもうすぐ二年。大きな出来事として、2018年の二店舗目の出店を挙げた。

「初出店も大きかったですが、二店舗目(現在の本店)を出したことですね。3階建てなんですけど、(賃貸ではなく)買ったので、それは大きかったです(笑)」。

都内の物件を購入というのは驚きだが、迷いはほとんどなかったと語る。

「二店舗目を東京に出したいなとは思ってはいたんです。この辺りはラーメン店が多いんですが、あえて激戦区にいこうかなって。最初の店舗もすぐ近くに『すみれ』(札幌の有名店)の暖簾分け店「ラーメン郷」さんがあるんですけど、1年半たった今でも毎日行列ができるくらいのお客さんに来ていただいているので。それが自信に変わっているという感じです」。

“美しすぎるラーメン店主”まゆか店長こと梅澤愛優香さんにインタビュー
撮影=永田正雄

外装、内装は和風のデザインで統一され、厨房と客席はすりガラスで遮るなど、店内は落ち着いた雰囲気に仕上がっている。ここには女性ならではのこだわりが詰まっていた。

「私がお客さんの時は、作り手側の視線などが苦手なんですね。それと、女性が一人で入りやすいのはどういう店なのか考え、すりガラスを設置したり、和風の造りなどを決めました。なので、うちの店舗は一人の女性の方も結構来ていただけています。(すりガラスは)ラーメンを作っていても(お客さんに)見られるのも恥ずかしいというのもありますし、お客さんにはラーメンに集中して食べていだきたいという気持ちもあります」。

「本当は自分で作っていないんじゃないか」と揶揄されたこともあったが、仕込みはほぼ自身で行っている。「八雲」で提供する自家製麺は全て一人で手掛け、毎朝4時から製麺室にこもっているという。製麺室には誰も入ってこられないように鍵を掛けており、製麺中に高熱のため気を失って倒れてしまい、開店時間になるまで発見されなかったというエピソードも。

しかし、人手が足りない時は厨房でラーメンを作るが、営業中はなるべく接客を担当するようにしている。

「お客さんの『おいしかったよ』とか直接感想を聞ける場ですし、常連さんの顔を見て安心したい。あとは、お客さんと接するのが好きなんですね。なので、できるときはなるべく接客をするようにしています」。

接客には、アイドル時代に培ったことも生かされているようだ。

「お客さんとのコミュケーションは取れていると思います。接客は好きですし、お客さんの笑顔を見られるというのは、アイドルの時から楽しかったことですね」。

写真展では、まゆか店長の「素顔」を収めた写真の数々が展示される
撮影=藤里一郎

厨房内の撮影を解禁

今回の写真展開催は、カメラマンの藤里一郎氏から声を掛けられたことがきっかけだった。

「私は全然知らなかったんですけど、藤里さんがお客さんとして何回か足を運んでくださっていて、ある日お会計の時に『こういうものです』ってごあいさつをしていただきました。そこから『ぜひ写真展を、私をモデルとしていかがですか?』ってお声掛けをしていただいたのが最初ですね」。

まゆか店長は驚きつつも、藤里氏の申し出を快諾。写真展の開催が決まった。

「写真展って想像がつかなくて、しかも自分をモデルにって、思ってもみなかったことでした。なので、最初は『うん?』ってすぐに理解できなかったんですけど、もう一生ないんじゃないかなっていうような企画なので、『私でよければ』ってお返事させていただきました」。

「麺匠八雲」の厨房に初めてカメラが入った写真も展示
撮影=藤里一郎

写真展のタイトルは「素顔」。店で働く姿はもちろん、22歳の女の子としての素顔も見せている。

これまで取材を受けても厨房内の撮影はNGだったが、今回の撮影では解禁。細い腕のまゆか店長が中華鍋を軽々と振る姿や、製麺している様子なども公開される。さらに、期間中の土曜日、日曜日にはトークショーも開催。全ては「お店のため」と話す。

「うちのラーメンを食べたことがなくても、写真展をきっかけに食べてくださる方がいらっしゃるかもしれない。そういう方にも、うちのいろいろな良さを伝えられればいいかなと思っています。『素顔』という題名で、私のさまざまな“素顔”を知っていただき、一人のラーメン店主としてのストーリーも味の一環と感じた上で、一人でも多くの方に私が丹精込めて作ったラーメンを食べていただけたらうれしいですね」。

今後も自身の味をたくさんの人に食べてもらうため、こだわりを大事にしつつ、さらなる飛躍を目指す。これからの店舗拡大についての思いも明かしてくれた。

「『煌龍軒』はフランチャイズで関東圏に十数店舗まで増やせればいいなって思っていて、また『煌龍軒』より商品ラインナップの多い本家の『八雲』については関東圏でも数店舗に収め運営していく予定です。どれだけ勢いがついたとしても、あまり広く浅くではやりたくないので、私の目が届く範囲で着実にやっていく予定です。ぜひ皆さま、一度うちの自慢の味噌ラーメンを食べに来てください。心よりお待ちしております」。(ザテレビジョン)

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