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【ジェジュンSpecial Report4】成長するために頑張っている人が僕は好きです

  • 2019.6.28
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なぜジェジュンは、ずっと輝きを失わずにいられるのか。その理由を紐解いていくスペシャルレポート。3つ目のキーワードは、“誠実”さ。彼と共に働くスタッフからみた、ジェジュンさん像とは?

ビジネスマンとしての厳しい顔は、ファンには見せない

三つ目のキーワードは、“誠実”さ。

ジェジュンとよく仕事を共にするある女性スタッフは、彼の真面目さと誠実さを、心から尊敬していた。

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「すごくオープンマインドに見えて、実はとっても照れ屋ですね。シャイだからこそ冗談をいっぱい言ったりするんだと思います。ジェジュンさんは、とにかく真面目。私の印象は、働き者で、真面目で誠実な人だな、と。器用そうに見えますけど、本当は不器用なんじゃないかな。プロジェクトの大小にかかわらず、すべてに120%の力で取り組んでしまうような人だから。

『ラクしよう』とか『手を抜こう』とか、そういうズルいところが全くない。『自分を良く見せたい』とか、計算しているようなところも、見たことがないです。あの年齢で、自分の置かれている環境をすべて把握し、理解した上でしっかりと前を向いて働いていることは尊敬できるし、すごく大人だなと思います。その一方で、差し入れを持っていくと、すごく無邪気に喜んでくれたり。感謝や喜びを、素直に人に伝えられる。そういう気持ちのキレイさにも、会うたびに心打たれます」

どんなことにも120%の力で取り組む姿勢は、一緒に仕事をする人を感動させる。自分の仕事への取り組み方については、昨年夏のインタビューで、こう話していたこともある。

「“音楽もバラエティも、なんでも出来ていいね”なんて言われることがありますが、バラエティ番組に出ている時と、ステージに立っている時と、仕事で打ち合わせをしている時で、出てくる僕のキャラクターは、それぞれ違うんです。バラエティの天然っぽいキャラクターも、僕の中の一面ではあります。

でも、天然のままでは、新曲を出すときとか、ツアーの演出を考えるときとか、大人としてのビジネストークはできない。だから、僕のキャラクターは状況次第なんです(笑)。ただ、ステージはまた違うのかな。しっかりしようとか、リラックスしようとか、人の話を聞こうとか、そういう普段頭の中でグルグル動いている意識がふっと消えて、ただ気持ちよかったり、ただアツかったり、ただ嬉しかったりするので……。

何かをコントロールする感じが全くなくなって、“あー、俺のステージだ! ここが俺の居場所だ!”って思える。普段はあんまり自分に自信がないんですが、ステージの上では、自然に自信が湧いてきて、堂々と歌うことができる。ファンの皆さんを前にすると、無敵だって思えるんです。

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ただ今は、自分の中でバラエティとステージのギャップを楽しんでいますが、バラエティでは、『ミュージシャンだから、あんな感じでできていいよね』って言われないように、バラエティのジェジュンを確立したい。そして、ステージではステージらしく、無敵なジェジュンで行きたいです(笑)」

今年の1月には、ジェジュンが、「人間は、誰しも完璧じゃないと思います」と言ったことがある。ただ、人間そのものが完璧じゃないからこそ、準備は、やりすぎるぐらいに完璧にやる。そういう時のジェジュンは、自分だけでなく、人にも厳しくなるのだそうだ。

「お客さんに少しでもいいものをお見せしたいから、準備を完璧にしないと不安になるし、自分と同じくらいパーフェクトに、周りのスタッフの人たちにも環境を整えて欲しいと思ってしまう。何か物事が進んでいる時、『え、それはまだ準備が終わってないの?』みたいな時は、すごく不安です。そういう厳しいビジネスマンとしての顔は、ファンの皆さんには見せていない部分だと思います(笑)」

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意外にも、友人は多くないという。でも、大好きな友人の話をするときは饒舌(じょうぜつ)になるし、相手のことをたくさん褒める。その姿は、まるで恋人について語る時のように、嬉しそうだ。

「いい友人関係を築くコツがもしあるとすれば、それは、相手を尊敬することだと思います。僕にとっても、人生の深いところまで話せる相手は少ない。しかも、そういう友人は、お互いに忙しくて会えないことも多いんです。ただ会えば一瞬で、“頑張ってるな”ってお互いを讃え合える。刺激し合える。その一方で、どんなに頼りにされても、現状で満足してしまっている人のことは尊敬できないです。成長するために頑張っている人が僕は好きです」

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ファンは、好きになったアーティストを追えば追うほど、内面的な部分が似てくるものだという。それは、アーティストの表現を通して共鳴したり共振したり。様々な感情をシンクロさせてしまうせいかもしれない。あるいは、アーティストの持つ向上心に、感化させられるせいかもしれない。

だとしたら、ジェジュンのファンは幸福である。彼を深く知ることは、心磨きをすることに限りなく近いからだ彼は、そうやってファンを、見たこともない心の景色へと誘う。

PROFILE

jaejoong●ジェジュン/1986年1月26日生まれ。韓国出身。身長180cm。2019年4月10日日本でのソロデビューアルバムとなる「Flawless Love」をリリースし、オリコンチャート1位を獲得。アルバムを引っさげてのライヴツアーが、全国6都市(東京、愛知、宮城、北海道、鹿児島、和歌山)で開催される中、追加公演が決定! 6月15日(土)16日(日)、神戸ワールド記念ホールで、18日(火)19日(水)横浜アリーナ。詳細はhttps://www.jaefans.com

撮影/大門徹 スタイリスト/柴田圭 ヘアメイク/村松直美 取材・文/菊地陽子 協力/AWABEES、UTUWA

「ジェジュン学」をテーマにお届けしたレポートはこれにて完結。共に働くスタッフ談も登場し、ジェジュンさんの新たな一面を知ることができたのではないでしょうか。今後の活躍からも目が離せませんね♪

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