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DRIES VAN NOTEN 咲き乱れる花と官能的なスタイリング。

  • 2019.6.24
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DRIES VAN NOTEN 咲き乱れる花と官能的なスタイリング。
2019.06.24 13:45
ロマンティックな花柄とワイルドなアニマル柄を多用したセンシュアルなコレクション。

【全61カット】DRIES VAN NOTEN 2020年春夏メンズコレクションをすべて見る。


「archi-fluidity(超流動性)」をテーマにしたドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)。インスピレーションソースは1971年のカルト映画『ピンクナルシス』とファスビンダー監督の遺作となった1982年の映画『ケレル』。どちらも男色を描き独特の映像美で知られる。ベルギーのロックバンド、ソウルワックスの「NY Lipps」に重なるナンシー・ワンによるスポークン・ワードも『ケレル』からの台詞だ。


テーラードジャケットやコートはワイドショルダーで肩を強調しウエストをシェイプしたシルエット。キャップスリーブのシャツも肩パッド入りで、レザーやメッシュのランニング、ショートパンツ、胸もとを大きく開けた着こなしなど、肉体美を見せるセンシュアルな着こなしが今シーズンの特徴だ。


柄on柄のルックが多く、フラワーモチーフ、カモフラージュ、レオパード、チェックなどのパターンがプリントやスパンコール刺繍、ブロケードで施されている。特に花柄はダークトーンのプリントから拡大した花を極彩色で転写プリントしたものまで色もレイアウトもさまざまだ。ピンクの小花柄シャツに拡大した花をプリントしたショートパンツ、腰にはゼブラ柄のアウターを巻いたり、サイケデリックなフリル付きシャツに小花柄パンツをあわせたりとロマンティックなルックも。


ネオンカラーで肉体をプリントしたブルゾンやフューシャピンクのサテンジャケット、スカーレットのシャツ、コーラルピンクのカーゴパンツなど歓楽街をイメージさせるルックで締めくくった。

Photos: GORUNWAY Text: Yoko Era

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