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登園でぐずる、泣く、すがる…「ママいかないで!」働く罪悪感と向き合う4つの心構え

  • 2019.6.21
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「朝、保育園で子どもを預けようとしたら号泣されて困った…」

そんな経験を持つ人は少なくありませんよね。

ママだって子どもを悲しませたいと思ってはいません。でも仕事にいきたい。毎朝、後ろ髪を引かれる思いで預けるものの、泣き叫ぶ子どもの姿を見ると「仕事しないほうがいいのかな」「泣かせてまでしたいことなのかな」と悶々としてしまうこともあるかもしれません。

今回は、そんなママのために仕事をする罪悪感との向き合い方について考えていこうと思います。

■「仕事にいかないで」子どもからの懇願に心折れる日も…

子どもを園に預けるとき「いきたくない! ママといたい!」と泣いてぐずられることは多いですよね。なだめて、すかして、説明して…。あらゆる手をつくして子どもを預ける作業は毎朝ともなると、しんどいものです。

泣いて訴える以外にも「どうして仕事にいくの?」と面と向かって聞かれたり、「さみしいよ…」と悲しい顔をされたりすると、言葉につまってしまうこともあるでしょう。

私には娘がおりますが、小さいときは仕事が忙しく、一緒にいられる時間はわずかでした。そんな娘からある日「私とお仕事、どっちが好き?」と聞かれたので「もちろん〇〇(わが子の名前)が好きだよ」と答えました。

すると「じゃあ、どうして仕事にいくの?」といわれ…。どう答えれば良いか困ってしまったことがあります。

胸をしめつけられるような子どもからの訴えを、ママはどのような気持ちで受け止めれば良いのでしょう。

■ママが苦しむ「罪悪感」の原因は?




「いかないで」という子どもの様子を目にしたとき、こんな気持ちになっているママが多いのではないでしょうか。

「こんなに泣かせて、私ってダメな母親かな…」

「さみしい思いばかりさせて、子どもに無理をさせているかも」

「仕事なんてやめたほうがいいのかも」

「一緒に過ごす時間が少ないせいで、これからの子どもの成長に悪影響が出たらどうしよう」

仕事を望んでしているママ、必要に迫られてしているママなど、働く理由はさまざまです。しかし、ママだけが子育てしているわけではないのに、子どもを預けることに罪悪感を感じるのはたいていママ。ほとんどのパパは、働くことに罪悪感を感じないのに、とても不思議な現象です。

それは、やはり私たちの中に「子育ては母親の仕事」という昔ながらの考えが無意識のうちにすりこまれているからでしょう。

仕事をしたい、しなければいけない。でも仕事をするのは子どもを悲しませることではないのか…。葛藤し、悩み、つらくなっている状態は、母子ともに健康的とはいえません。






■子どもを預ける罪悪感とうまく付き合う4つの方法



罪悪感を感じるのは「働く=子どもを悲しませる」と感じているからですよね。心を軽くするにはその感じ方を変えていく必要があります。前述したママの心理状態に合わせ、別の考え方を提案していきましょう。

1.「こんなに泣かせて、私ってダメな母親かな…」
「働いている母親の子どもはかわいそう」「子どもが小さいときは家にいるべき」と思っている人はいませんか?

これは自分がそう思っているというよりも自分の親、あるいは周りからの影響で、その考えにしばられている状態が多い気がします。

外で働いているお母さんの子どもは、本当にかわいそうなのでしょうか? 子どもが小さいうちはお母さんも家にいなければいけないのでしょうか?

「~でなければいけない」という押しつけのせいで「当てはまらない自分はダメなんだ…」という思いが強くなっているのかもしれません。この「~すべき」は刷り込みである可能性を考えてみましょう。

2.「さみしい思いばかりさせて、子どもに無理をさせているかも」
子どもに無理をさせているかも…と感じる人は自分の立場をいったん脇において、子どもの目線から考えてみましょう。

「いかないで!」「側にいて!」「僕(私)はさみしい!」といえるのは、素直な気持ちを言葉にのせて伝えられている、ということですよね。それは親子のコミュニケ―ションがとれている証ではないでしょうか。

子どもといる時間が少ないにも関わらず、コミュニケーションがきちんととれている。だとしたら、子どもはママに自分の気持ちをはき出すことである程度ガス抜きができているととらえ、その気持ちを理解してあげるように向かい合ったほうがいいと思います。

子どもに「いかないで!」といわれたときは「さみしいんだね」とそのまま受け止め、仕事以外の時間を子どもと充実させることに意識を向けていきましょう。



3.「仕事なんてやめたほうがいいのかも」
子どもはいずれ成長します。今日「仕事にいかないで」と泣いていても、来年の今日、同じことをいうとは限りません。むしろ、自分の仕事に対する迷いを子どもが感じとっている、と考えてみてはいかがでしょうか。

「いかないで!」と泣かれたときには、子どもから「ママ、本当にその仕事がしたいの?」と問いかけられていると考え、仕事そのものや働き方を考え直すきっかけにしてもいいかもしれませんね。

4.「一緒に過ごす時間が少ないせいで、これから悪影響が出たらどうしよう」
もし母親が仕事をしていることで子どもの性格がゆがむとしたら、日本の7割強の家庭(平成29年版「国民生活基礎調査の概況」より)で育った子どもはゆがんでいるということになりますよね。ママが仕事にいくことが子どもの人間性をゆがませる…という考えは、あまりに信ぴょう性がありません。

後ろ髪を引かれる思いがするときは子どもの顔を見て、今抱いている気持ちを受け止めてあげましょう。それだけで子どもは満足していることが多いものです。ほんのわずかな時間でも、どう感じているのか気持ちをはき出させてあげてみてください。

あんなにぐずっていたのに、翌朝にはすんなりと園に向かう日もあります。罪悪感を感じたときには、今回ご紹介したような考えを思い出すことで、少し心を軽くすることができるかもしれません。

ただし、子どもが何週間もずっとぐずり続けている、表情が暗い、園や友だちのことを話さなくなったなど、長期間様子がおかしい場合は何かほかに理由があるのかもしれません。

そんなときは、「わたしが仕事をしているから…」と思いつめず、園での様子を先生に聞いてみましょう。


(佐藤栄子)

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