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多才!アンジェリーナ・ジョリーが米タイム誌の編集者に就任

  • 2019.6.20
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今年の4月にブラッド・ピットと離婚が正式に成立し、新たなスタートをきったアンジェリーナ・ジョリー(44歳)。ハリウッドきっての人気女優で、6人の子供の母親でもあり監督業や慈善活動も務める彼女だけど、今度は米タイム誌の寄稿編集者に就任したことが発表された。

同誌によると、アンジーは強制移住や紛争、人権など様々な話題を取り上げる予定だという。2012年から国際連合の難民問題に関する機関「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」で特使を務めている彼女は、それ以前もUNHCRの親善大使として約11年間活躍し、在籍中に約60回ものフィールドミッションを実施した経験を持つ。

今年の4月にも、アフガニスタンの平和を促進する上での女性の役割について同誌に寄稿したアンジー。毎月掲載予定の彼女の最初の記事は、「アンジェリーナ・ジョリー:私たちが難民に与えているものは?」と題され、6月19日(現地時間)にアップされているそう。そこには、難民と移住者の区別が曖昧になり政治問題化していることについて書かれている。

一部の指導者は、すべての外部者に対して恐怖を煽るような敵対的な美辞麗句を用いて、難民と移住という言葉を意図的に交互に使っているようです。誰もが尊厳と公正な待遇を受けるに値するが、私たちはその区別について明確にする必要があります。国際法上、難民を援助することは選択肢ではなく、義務です。難民を助ける責任を果たしながら、強固な国境管理と公正で人道的な移民政策を確保することは完全に可能だと思います。

また、アンジーがUNHCRで活動している18年間で、国内から強制退去させられた人々の数が4000万人から7000万人に増えたことにも触れ、これに対し行動を起こしてほしいと言及。

6月20日の世界難民の日を迎えるのにあたり、どの国も国境の陰に隠れて問題が解決することを願うのは幻想だと思います。リーダーシップと効果的な外交が必要です。難民たちが帰国できるようにするには、正義、権利、説明責任に基づいた長期的な平和に焦点を当てる必要があります。これは簡単なことではありません。難しいことではあるけど、変化をもたらす唯一の行動です。私たちと難民との間の距離は、私たちが考えるよりも短いのです。

3人の子供を養子に迎え、人道支援活動を積極的に行っていることでも有名なアンジー。彼女の貴重な経験や世界の人々を想う言葉が毎月読めるなんて、これは見逃せない!

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