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DSQUARED2 テーマは“燃えるような赤”。ブルース・リーもインスピレーション源に。

  • 2019.6.20
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DSQUARED2 テーマは“燃えるような赤”。ブルース・リーもインスピレーション源に。
2019.06.20 15:40
朱色を基調としたカラーパレットにオリエンタルなモチーフなど、東洋と西洋のミックス感に注目を。

【全53カット】ディースクエアード 2020年春夏メンズコレクションをすべて見る。


今季もメンズとウィメンズの合同発表となったディースクエアード。キャットウォークは光沢感のある燃えるようなレッド、ショータイトルは「RED2」と、中国が主なインスピレーション源だった。


朱色、ブラック、ゴールドと、コントラストを効かせたカラーパレットが多く、孔雀や虎、菊といったオリエンタルなプリントも満載。着物のようなガウンや帯、飾り紐のようなベルトと、ウェアにバランスよく東洋の要素をミックスしていく。東洋の色香を随所に取り入れているが、デコラティブかつ活気溢れるデザインでキャッチーに仕上げている。


ショーの最後に登場したケイティン兄弟も着用していたブルース・リーのプリントTシャツは、男女両ラインで度々登場した。「彼は、東洋と西洋をつなぐ架け橋となったアイコン的な人物。70年代と80年代のポップカルチャーに欠かせない存在だ」と、ブルース・リーの影響力について触れた。


ハーフパンツのウエスト部分からボクサーパンツを見せたレイヤードスタイルをウィメンズにも採用していたのが印象的。中には、さらしをイメージさせるデザインもあった。メンズラインでは、肌を大胆に見せたシースルーのシャツにアウター、レースのタンクトップやシャツといった柔らかな印象のアイテムも多く、ショー全体から性差を感じないのも最大の魅力の1つだった。

Photos: Gorunway Text: Aya Tsuchii

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