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宮本佳実の「#年収1000万円ガール」になるまで『自分の人生は自分でデザインする!』【第36回】

  • 2019.6.19
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自分のグランドデザインは自分で描く

こんばんは。ワークライフスタイリスト®の宮本佳実です。

「会社の上司が変わってくれたらな……」
「彼がもっと優しくしてくれたら、私も優しくできるのに……」
「お金持ちの家に生まれてきたら幸せだったのに……」
以前の私はうまくいかないことがあると、こんなふうに周りの人や環境のせいにしていました。みなさんもこんな風に思ったことはありませんか? でもこの考え方では、これでは「他人基準」の人生になってしまうのです。今回は、『自分の人生は自分でデザインする』ということの大切さをお伝えしていきたいと思います。

例えば、「○○さんがこうした方がいいと言ったからやったのに、全然成功しない!」と思ったことがあるとします。でも、よく考えてみてください。それを“いい”と決めて行動したのは自分です。「○○さんに言われたようにやってみよう!」と自分が決めたのです。

人生は自分選択の連続で出来上がっています。自分が自分の未来を選び、作り上げているのです。あなたはどんな選択をして、どんな人生を歩んでいきたいですか?

自分の未来は無限の可能性♡

私の友人に普通の人には見えないものが見える方がいます。いわゆる「霊視ができる人」がこんなことを言っていたんです。

「人の未来を観ていると、枝分かれのように何種類もの未来が見える」と。その友人はそのたくさんの未来の中から“この人はこっちを選ぶといいだろう”と思う未来を「これからあなたはこんなことが起こる可能性がありますよ」と伝えていると言っていました。

私はこの話を聞いてとっても嬉しくなったんです。“生まれたときから運命は決まっている”なんて言う人もいますが、やっぱり『自分の未来は自分で選択できる!』と確信できたからです。“今の私”にはたくさんの可能性(たくさんの未来)があって、その中から何を選ぶかは自分自身! それによってまた新しい選択肢が現れて、また自分で道を選択していく。人生は選択と決断の繰り返し。人生をデザインするのは、「自分自身」なのです。

ということは……今、自分が“何”を選択するかで、未来が変わってきます。それなら中途半端な選択はもうできない! 他人任せになんてできない! という気持ちになりますよね。それに、“私の人生は無限大の可能性がある♡”と思うとなんだか嬉しくなってきませんか?

自分の選択が最高の未来を引き寄せる♡

みなさんはこのような理由で自分の決断を選択したことはありませんか?
・両親が反対するから
・お母さんが喜ぶから
・世間体がいいから
・みんなが認めてくれそうだから
自分以外の“他人の目”を気にして、就職や結婚など人生の選択肢を決断してしまうということは、自分の人生に対して無責任のような気がするのです。それでうまくいかないと「あの人が言ったから……」「お母さんのためにやったのに……」と、誰かのせいにしてしまい後悔が続くのです。

人の目を気にして自分のやりたいことができないこと、諦めてしまうこと、そして、それを人のせいにすることこそ悲しいことはありません。

あなたは「誰かの人生」を生きているのではなく、「自分の人生」を生きているのです。自分の人生に誇りと責任をもって、自分で選択していく。そうすることで、自分らしい最高の人生が待っているのです。誰もあなたの人生に責任を持ってくれません。あなたが思い描いている人生は、あなたの選択次第で簡単に実現します。自分の道を選択すれば、必ずステキな毎日が用意されています♡

私が選んできたこと

私は起業前に思い描いてデザインしてきたことをお伝えしたいと思います。

私はSex and the CITYのサラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公のキャリーのライフスタイルにとても憧れていました。毎日満員電車で通勤し、上司の機嫌を伺いながら働いていた私にとっては、キャリーの生き方は憧れそのものだったんです。時間に縛られることなく、好きな服を着て好きな時間に仕事をし、好きな時間に友達に会う。自分の好きなこと、得意なことを仕事にして、好きな場所で働く。それに大人の恋愛を楽しんでいる。あんな生活ができたらどんなに楽しいんだろう~と、会社帰りに借りたDVDを見ながら心から憧れていました。そして起業当初、なんの確信もないけれど、女性起業家として働き方や生き方を発信できるようになりたい! 梨花さんのようにおしゃれなスタイルブックを出版したい! とも漠然と夢を描いていました。

いま改めて考えてみると、起業前に私がデザインした自分の人生はすべて実現しています。
好きな時に好きな場所で好きな仕事をできているし、働き方を発信してるし、スタイルブックも出版できました。あのときの私が周りの人に「スタイルブックを出したい」と言ったら、「モデルでもなんでもないあなたが?」と笑われたでしょう。だれも、「そんなこと、叶いっこない」と思ったはず。でも、私だけは信じていました。「キャリーのように働いて、スタイルブックを出せる」って。

なんどもこのコラムでも書いていますが、私は高卒の普通のOLでした。SATCのキャリーに憧れて毎日DVDを見ていた私は、年収200万円台だったし、目の前の目標は「寿退社をして毎日の満員電車の通勤から卒業すること」でした。でも、何かの行動をするわけでもなく、ただ漠然と「こんな働き方・生き方がしたい」と思い、いつかできるんじゃないかって心のどこかで信じていたのです。

私には何か特別な才能とか能力とかキャリアとか何もないけれど、あるとすれば、自分に無限の可能性があり、それを選択していいと信じていた、それだけだと思います。

「私のままで!」に徹底的にこだわる

私は自分の人生をデザインするときに、特にこだわったポイントは『私のままで!』ということです。年収1000万円を達成するとき、きっと自分は息をつく暇もないほど忙しいだろうと思っていました。でも、すごく忙しくなり始めたときに「私が憧れていた働き方ってこれだっけ?」と疑問を持つようになったのです。そこから、『私のまま』で成功し、豊かになり、幸せであるということにこだわり続けてきました。

それには、まず、自分が何を求めているのかをハッキリさせておくことが必要です。それがわかっていないと、軸がぶれてしまう可能性があるから。そのために、私の求める「幸せ」「豊かさ」「成功」を書き出し、自分ではっきりと認識できるようにしました。

あなたはどんな人生を生きていきたいですか? 人それぞれ、幸せだと感じることや「成功」の形は違います。私は、どれだけお金をもらえたとしても、やりたくないことは、やりたくない(笑)。きっとみなさんもそうですよね。基準は、お金や評価……ではなく「心地よさ」や「楽しさ」、そう『自分の基準』なのです。

全てはあなたの自由です。何が正解で間違っているなんていうことはありません。“自分が求めていること”が正解なのです。自分が苦しくなるような仕事は、どんなに世間的に「すごい」と言われ価値のあるものであっても、自分にとっては価値がない。自分にとって大事なのは、自分の人生であり、自分の日常だから。

仕事は、自分の人生をより楽しむためにするものだと私は思っています。お金を稼ぐのも、私の日常に美味しいものや好きなものを増やすためだから。大事なのは、世間的にいい仕事に就くことでも、褒められるような会社に入って「すごいね」と言われることでもなく、自分の人生が楽しくなること。

だからこそ、自分の人生の舵は自分で持つことが大切なのです。さあ、いますぐに、自分が最高に楽しめる「最高の未来」をデザインしましょう。

目指せ!年収1000万円ガール♡
宮本佳実

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-PROFILE-【宮本佳実】ワークライフスタイリスト...

インタビュー・文/西村真紀

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