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食べない期やイヤイヤ期「ごはん作りがしんどい…」がラクになる! 超人気ブロガーたっきーママの本当に使えるレシピ

  • 2019.6.19
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子どもの食事作りに疲れていませんか。毎日のご飯作りはただでさえ大変なのに、「子どもたちは私のご飯で育っている」「私が命をあずかっている…」なんて考え始めると、なんだか責任重大でプレッシャー。しかも忙しい中、一生懸命作ったご飯を子どもが食べてくれないと、「どうして~!?」とイライラしてしまいますよね。


毎食ちゃんと作っておいしく食べてほしいのにうまくいかない… と悩むママにぜひ読んでほしい本が『不器用な私が家族を笑顔にする魔法のレシピを作るようになったわけ たっきーママの人生を変えたレシピ』。月間300万アクセスの超人気ブロガー、たっきーママこと奥田和美さんのレシピ秘話をまとめたコミックエッセイです。

奥田和美さん プロフィール
料理研究家/フードアナリスト。2009年に開始したブログで紹介する手軽でおいしいレシピが好評で人気ブロガーに。「レシピブログアワード」お弁当部門3年連続グランプリ受賞、殿堂入り。
blog: https://lineblog.me/okudakazumi/
instagram: @kazumiokud
2人の息子さんを育てながら、様々な問題に直面したたっきーママ。「お米をまったく食べてくれず、離乳食が進まない」「仕事復帰で朝晩は戦場…」など、実際に直面したエピソードとそこから生まれた本当に使えるレシピをマンガで紹介。思わず、うんうんとうなずきたくなる共感できる話がいっぱいです。

■野菜もご飯もイヤ! 子どもの好き嫌い解消レシピ


子どもの好き嫌いはママの悩みのタネ。なんとか食べてほしいとあれこれ工夫して作ったのに、ちっとも食べてくれないとガッカリしてしまいますよね。「どうして、うちの子だけ…」と思うママもいると思いますが、実は子どもの偏食に悩むママは多数。野菜はもちろん、意外にご飯(白米)が苦手な子もいます。



たっきーママもお子さんの野菜嫌いに苦労したそう。野菜を練り込んだうどんや、食パンと野菜のミルク煮を作っても、野菜の色が付いているせいかまったく食べてくれず…。ところがあるとき、野菜入りで色が付いている市販の甘いパンなら食べていることに気づき、レンジで野菜たっぷりの蒸しパンを作ったところ喜んで食べてくれたそう!

たっきーママが試行錯誤の末たどり着いた「レンジ蒸しパン」レシピをご紹介しましょう。

●レンジ蒸しパン


<材料> 16cm×16cmの耐熱容器コンテナ1個分
野菜ピューレ(にんじん) 1本分
ホットケーキミックス 150g
牛乳 120ml
砂糖、サラダ油 各大さじ1

<下ごしらえ>
にんじんはレンチンするか茹でるかで柔らかくし、お湯大さじ1~2を加えてフードプロセッサーで撹拌してピューレ状に。ジャムより柔らかくなるようお湯の量で調整する。

<作り方>
1、耐熱容器に全てをいれてよく混ぜる(粉っぽさがなくなったらOK)。
2、ふんわりラップをしてレンジ(600W)で5分加熱したら、ひっくり返して取り出す。

粗熱がとれたら硬くならないようにラップをするのがベストです。


たっきーママのお子さんは、白米もおかゆも食べなかったそうですが、ある日、焼肉屋さんのクッパをおいしそうにパクリ! 驚きつつこのチャンスを逃してはいけないと家でも再現してみると、パクパクと食べるように。子どもが好んで食べるものの中に、好き嫌い解消のヒントが隠れているかもしれませんね。



■イヤイヤ期でご飯が作れない… 10分でできる一品完結レシピ



慌ただしい夕方、夕食作りの時間をどう捻出するかは毎日の課題。子どものイヤイヤ期ともなれば、なおさら大変ですよね。ママが離れたら泣き出したり、兄弟ゲンカを始めたり…。

そんな中で必死に夕食を作るのは、まるで修行のようですが、それでもやっぱり子どもには、栄養のあるものをバランスよく食べさせたいもの。


そんなときには、手早く作れる一品完結メニューがおすすめ。副菜や汁物がなくても、1皿に肉や野菜をたくさんいれられるから、栄養バランスが気になるママにも安心です。

今回は書籍より、たっきーママがお子さんのイヤイヤ期中に改良を重ね完成させた「ハッシュドポーク」のレシピをご紹介しましょう。トマトケチャップ味で子どもも食べやすいと評判です!

●10分で完成 ハッシュドポーク

<材料> 4人分
豚こま切れ肉 300g
玉ねぎ 1個
薄力粉 大さじ4
塩、こしょう 適量
A
ケチャップ 大さじ3
しょうゆ、ウスターソース 各大さじ2
B
水 500ml
コンソメ顆粒 小さじ2

<作り方>
1、豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄切りにする。

2、フライパンにサラダ油大さじ1(分量外)を入れて熱し、強火で豚肉を炒めて色が変わったら中火にし、玉ねぎを加えて炒める。

3、玉ねぎが透き通ってきたら火を弱め、薄力粉を加えて混ぜ、粉っぽさがなくなったらAを加えてさらに混ぜる。

4、中火に戻してBを加え、混ぜながら煮立たせてとろみがついたら塩、こしょうで味をととのえる。

水を加えるときは何回かに分けると、ダマになりにくい。


10分で作れるとは思えないこの仕上がり! ちょっとした工夫やアイデアで、子どもの食べないを解消してくれたり、時短を叶えててくれたりするたっきーママのレシピは、まさに悩めるママを助けてくれる“魔法のレシピ”ですね。

■感動のものの時短テクも! 本当に使えるレシピ
同書ではほかにも、とにかく忙しいときに便利な煮込まないおかずや簡単で豪華に見えるイベントレシピ、子どもでも作れるレンチンで完成する逸品など、本当に使えるレシピが勢ぞろい。チーズハンバーグやオムライスのような子どもの大好物メニューも、より簡単においしく作れる工夫が満載です。

マンガなので家事の合間にサラリと読めるのもいいところ。悲喜こもごもの食卓エピソードに笑ったり共感したりしながら、「うちだけじゃないんだ!」と気持ちも軽くなり、肩の力が抜けてきます。魔法のレシピを日々の食事作りに取り入れれば、気持ち的にも物理的にもぐっとラクになると思いますよ。

『不器用な私が家族を笑顔にする魔法のレシピを作るようになったわけ たっきーママの人生を変えたレシピ』
原作: 奥田和美 漫画: 山本あり(KADOKAWA)1,100円+税

超人気料理ブロガーたっきーママこと奥田和美さん。子どもの「食べない」や仕事復帰後の「時間がない」を乗り越えるため、レシピ作りに試行錯誤したエピソードをコミックエッセイで紹介した1冊。家事・育児・仕事に奮闘する日々から生まれたレシピは、簡単でかつおいしいと評判。実生活に根差したエピソードと共に、本当に使えるレシピが紹介されています。

(古屋江美子)

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