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4色パレットを使い切る!脱1色減りできるアイシャドウの正しい塗り方

  • 2019.6.17
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毎シーズンあらゆるタイプのアイテムが販売されるアイシャドウ。4色組みのパレットは、単色よりも色のバリエーションがあって、デイリー使いができそう!と思ってつい手に取りがち。

しかし、いざ使いはじめると、色の減り具合に差が出ることありませんか?

そこで今回は、ビューティープロデューサーの小笠原彩さんに、パレットを効率よく使う方法を教えてもらいました。

工程が抜けていない?正しい使い方を再チェック

前提として、複合パレットは化粧品会社が研究を重ね、ひとつのパレットでアイメイクが完成するように考えてつくっています。

つまり、使い切れていないということは、何かの工程が抜けているということ。「どの色をどう使ったらいいのか分からない」という状況になっていませんか?

今一度正しい使い方ができているのか確認しましょう! 一般的なアイパレットには、ハイライトカラーとミディアムカラー、メインカラー、アクセントカラー(※販売元によって各名称の読み方は違います)が入っているものが多いです。基本の縦グラデーションと横グラデーションで使い分けます。

基本の縦グラデーションとは

最初にハイライトカラーをまぶた全体(お好みの場合は眉下にも)に塗布(A)、その後ミディアムカラーをまぶたの半分くらいまで塗ります(B)。

二重のラインがはっきり出ている方は二重のラインより気持ち上くらいまで、一重の方は目を開けたときに正面から見える1ミリ上くらいまで塗りましょう。

メインカラーは締め色として配合されているものが多いので、まつげのキワに締め色として投入(C)。一重の方の場合は、正面からだと見えづらいので少し広めに塗りましょう。

最後にアクセントカラー(D)を目頭、下まぶたや、(C)よりもさらに狭くキワに重ねる、などもおすすめです。このように明るいものから順に、幅を広く→狭く、縦にグラデーションをつけていくと、4色パレットで簡単にグラデーションを完成することができます。

「グラデーションが難しい」という方は(A)→(D)ではなく、(D)→(A)でも OK。

目元の形や彫りなどにもよって変わるので、いろいろ試してみましょう。

基本の横グラデーションとは

次に横のグラデーションを作れるようなパレットの活用方法を紹介します。

基本は縦グラデーションと同じで、明るいものから重ねていき、暗いもので締めていくという流れになりますが、大きく違うのは、横にグラデーションをかけていくので、必然的に目尻に向かって強調しているように見えるところ。

最初にハイライトカラーをまぶた全体に塗布(A)、その後ミディアムカラーを目の中央、黒目の位置辺りまで塗ります(B)。

その後メインカラーを目尻3分の1辺りまで塗布(C)、最後にアクセントカラー(D)を目頭や下まぶた、または再度目尻4分の1くらいまで重ねます。

このようにすると、すべての色味を使いながら、簡単にグラデーションが完成! パレットを無駄なく有効的に使うことができます。

とくに一重まぶたの方は、縦グラデだとグラデーションが見えづらいので、横グラデーションのほうがおすすめ。ナチュラルにしたい場合は、縦グラデーションがいいですよ。

基本の使い方をきちんとマスターできると、4色パレットを無駄なく使うことができるはずです。

ぜひ、明日から意識してくださいね。

【画像】

Dean Drobot / shutterstock

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