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かっこ良さか可愛さか、どれか1つを「選ぶ必要はない」と訴える写真が素敵

  • 2019.6.16
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娘には自由に生きてほしいと願うフォトグラファーが発表した作品が絶賛の嵐。(フロントロウ編集部)

アメリカで活躍するフォトグラファーのヘザーは、活発な8歳の女の子のママ。ある日ママ友に、一晩眠れなくなってしまうような言葉を言われたという。

「娘さんは、アスリートっぽくないね。すごく女の子っぽい」

それを言われたヘザーは、「なぜ(女の子っぽさか、アスリートっぽさを)選ばなくてはいけないの?」と、一晩中考えてしまったそう。

ヘザー自身、幼少期にはスポーツを手あたり次第に楽しむような活発な女の子だったけれど、リップを塗ることは忘れなかったという。世間では「活発」というイメージが強いスポーツと、「女の子らしい」というイメージが強いリップを塗るという行為。その両方を選んできたヘザーは、「娘も、どれかを選ぶ必要はない」と強く思ったそう。そして彼女は、娘をモデルにある写真を撮影することに。

ヘザーの娘が、野球のユニフォームとプリンセスのようなドレスを組み合わせたコーディネートに身を包んだこの写真。

社会が“女の子らしい”と決めたアイテムと、“女の子らしくない”と決めたアイテムをあえて合わせることで、どちらかに属さなくてはいけないという社会の思い込みにNOを突きつけたヘザー。娘に自由に生きてほしいというヘザーの思いがこもったこの作品は、SNS上で絶賛の嵐に。自分の娘をモデルに同じコンセプトの写真を撮りたいというママも続出している。

感性を尊重してくれる両親に育てられたというヘザーは、大人になって全ての人がそう育てられたわけではないと気づいたそうで、米Todayに、「すべての女の子たちが、このシリーズを見て、『ぽさ』なんて気にしなくていいと分かってくれることを願っています」と話した。(フロントロウ編集部)

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