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覚えておきたい10のエッセンシャルオイル - 後編 -

  • 2019.6.14
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エッセンシャルオイル、覚えてきたい基本の10種類

リラックス、バランス、アクティブなど心のバランスを自分で整えたり、体の不調にも対応してくれるエッセンシャルオイルから、幅広く使いこなせる10種類をインプット。後編は、レモン、ティートリー、ゼラニウム、ユーカリプタス、フランキンセンスの5種類をご紹介。

レモン

学名:Citrus Limonum
科名:ミカン科
柑橘系の中でも、とくに頭脳を明晰にする交換い優れている。爽快な香りと殺菌、消毒の作用から、室内の空気浄化、風邪予防などを目的にルームフレグランスや芳香浴に用いられる。さまざまなエッセンシャルオイルと相性が良く、香水づくりのトップノートによく使われる。

ティートリー

殺菌、消毒の作用、免疫系の強壮作用いずれも優れており、風邪や泌尿器系の感染症のケア、足浴やフットスプレーなどによく使われる。オーストラリアの先住民族アボリジニが、昔からケガをした時や感染症に罹った時のレスキューケアとして用いてきたことでも知られる。

ゼラニウム

学名:Pelargonium graveolens
科目:フクロソウ科
女性の心と体のバランスを整える働きに優れている。心理的には、精神的な不安さを取り除いて心を平安に導く。身体的には、月経前症候群や生理不順などによるホルモンバランスの乱れに働きかけ、ニキビや乾燥に悩む肌の皮脂分泌を調整してノーマルな状態に近づけてくれる。

ユーカリプタス

学名:Eucalyptus globulus
科名:フトモモ科
強力な殺菌、消毒作用とともに解熱作用を併せ持ち、オーストラリアの先住民族アボリジニが、マラリアなどの熱の治療に用いていたと言われる。スーッとした香りで咳やノドの痛み、鼻づまりをラクにする作用を持つ。空気の清浄化、虫が嫌う香りのため虫除けにも使われる。

フランキンセンス

学名 : Boswellia thurifera
科名 : カンラン科
別名はオリバナム、乳香など。 エジプトやインド、中国などにおいては古くから瞑想の際に 焚くお香として使われてきた。ストレスや疲労感を癒し、集中力を高める。粘膜の鎮静作用、 抗炎症、細胞の成長促進や引き締め作用があるため加齢によるしわのケアなどに用いられる。 

Edit SATORU SUZUKI
Text KUMIKO ISHIZUKA

こちらの情報は『CYAN ISSUE 020』に掲載されたものを再編集したものです。

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