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映画『CLIMAX クライマックス』ギャスパー・ノエ最新作、理性をなくした人間の狂った饗宴の結末は

  • 2019.6.14
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映画『CLIMAX クライマックス』ギャスパー・ノエ最新作、理性をなくした人間の狂った饗宴の結末は

映画『CLIMAX クライマックス』が、2019年11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開される。過激描写と実験的な試みを続けてきた鬼才ギャスパー・ノエの最新作だ。

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鬼才ギャスパー・ノエ最新作

若者たちの情熱的な愛を大胆な性描写とともに描いた『LOVE3D』をはじめ、『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』など、問題作を生み出してきたギャスパー・ノエ。嫌悪、蔑み…と人間たちの難しい感情を描き続けてきた鬼才だが、過去には、ファッションブランド「サンローラン(Saint Laurent)」の短編映像も製作している人物だ。

『LOVE3D』以来3年ぶりの新作、映画『CLIMAX クライマックス』では、ドラッグによって絶頂を迎えた22人のダンサーたちにフォーカスを当てる。

あらすじ

1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルをしている。彼らの集まる建物には電話がない。山奥のために携帯も通じない。そして、外では雪が降っている。

公演前の最後の仕上げともいうべき激しいリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、大きなボールになみなみと注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。しかし、そのサングリアにはLSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者…一部の者にとっては楽園だがほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。一体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか・・・?

次第に充満する“地獄絵図”

全編を通して長まわし撮影が多用され、ドラッグによって次第に充満していく“地獄絵図”を鮮烈に映し出した。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者。リアリティのある映像作品を通して、観る者を“疑似トランス状態”へと送り込む。サイケデリックな97分間の末、観客にどんな映画体験をさせてくれるのか…。

主演はソフィア・ブテラ、他はプロダンサー

主演は、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『華氏451』のソフィア・ブテラ。ソフィアをのぞいては、各地で見出したプロのダンサーたちで、俳優は登場しない。演技経験のないプロダンサーによる度胆をぬくパフォーマンスが、トランス状態に陥った人間のリアリティを強調させる。

音楽はダフト・パンク

2003年公開の『アレックス』に続き、音楽はダフト・パンクを起用。ダフト・パンクらが手がけたエレクトロミュージックに加えて、ザ・ローリング・ストーンズ、セローン、エイフェックス・ツインなどのサウンドを混ぜ込んだ。

【作品情報】

映画『CLIMAX クライマックス』
公開日:2019年11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
出演:ソフィア・ブテラ、ロマン・ギレルミク、スエリア・ヤクーブ、キディ・スマイル原題:『CLIMAX』

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