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肩こり解消のカギは「わき」と「お尻」!? プロが教える“画期的エクササイズ”

  • 2019.6.12
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肩を押さえている女性の画像

なぜ“わき”をほぐすと肩こり解消につながるの?

腕を上げて脇の下をチェックしている女性の画像

まずは、“わき”からアプローチする肩こり解消法から。教えてくれたのは、『肩こりには脇もみが効く』(マガジンハウス)の著者・藤本靖さんです。そもそもなぜ“わき”が肩こり解消につながるのかというと、肩甲骨を支えている「前鋸筋(ぜんきょきん)」がわきの下にあるため。

人の腕は約4~5kgあり、その重い腕を常に吊り下げていることで肩が張ります。そしてその腕を肩甲骨が支え、さらに肩甲骨を支えているのが「前鋸筋」。もし腕立て伏せのポーズを1分間キープできない場合は、前鋸筋が弱っている可能性が。そこで藤本さんは、前鋸筋を鍛える「わきもみ前鋸筋エクササイズ」を教えてくれました。

同エクササイズは、右手で右肩をつかむところから始まります。さらにあいている左手を右側のわき腹へ。その体勢をキープしたまま、わき腹を伸ばすようなイメージで、右ひじをゆっくりと回していきましょう。後ろに3回・前に3回・後ろに3回の順に回していき、これを左右両腕1日3セット行います。藤本さん曰く、前鋸筋に刺激が与えられて肩こり解消につながるとのこと。

肩こり解消を叶える「クラムシェル」

スパッツを履いた女性がお尻を向けている画像

続いては、肩こりラボ鍼灸マッサージ院代表・丸山太地さんが教える「大臀筋(だいでんきん)エクササイズ」をご紹介しましょう。この肩こり解消法のポイントは、体の胴体部分である“体幹”。丸山さん曰く、体幹がしっかりしていると正しい姿勢が維持できるそうです。体幹をしっかりさせるためにはお尻が大切で、特にお尻の筋肉「大臀筋」が重要に。大臀筋が衰えると正しい姿勢を維持することができません。

姿勢が悪くなると頭が体より前に出てしまい、肩こりにつながります。そこで肩こり改善策として活躍するのが、大臀筋エクササイズのひとつ「クラムシェル」。まず左手が下にくるよう横向きに寝っ転がり、ひざを少し曲げて右手をお尻の上へ。このとき、背中を丸めずに真っすぐ横向きに寝ることが大切。お尻に手を当てたら、そのままひざを3秒かけて開け閉めしていきます。ここまでの流れを1日10回行うと、大臀筋が鍛えられて肩こり解消に効果的。

番組終了後、視聴者からは「肩とまったく関係なさそうなところが、肩こり解消のカギだったんだね」「マッサージ代も節約できて、肩こりも解消。こういうのを待ってた!」「どれも説得力のある解消法で、これは肩こり解消に期待できそう」といった反響の声が。

今まで肩こりに悩んできた人は、ぜひ2つの解消法を実践してみてはいかが?

文/プリマ・ドンナ

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