1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 運を引き寄せる人はここが違う! 不運が幸運に変わる「考え方」

運を引き寄せる人はここが違う! 不運が幸運に変わる「考え方」

  • 2019.6.11
  • 33226 views
Women's Health

幸運とはタイミングがいい人に舞い込んでくるもの。自分でどうこうできるものではない……と諦めモードに入っているあなたに朗報。『The Luck Factor』の著者であり、ハートフォードシャー大学に勤務する心理学者、リチャード・ワイズマン博士は、「運は、自分の態度や姿勢で決まるものです」と断言している。でも、幸運を呼び込めるマインドセットって? もっともっと幸せになるために取り入れたい考え方をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

「自分は幸せ者だ」と心から信じる

happy-iamhappy
Women's Health

運気を上げたいなら、まずは態度を変えることが大切。ある研究結果によると、「自分は幸運だ」と考える人の人生は、幸せになる傾向にあることがわかっている(心理学では、これを「自己充足的予言」と言うそう)。それに、ポジティブ思考の人の多くは、思いがけないチャンスを逃さないマインドセットが整っている

ワイズマン博士が行った研究では、「自分は幸運だ」と思う人と、「ツイテいない」と思う人を対象に、道に落ちているお金に対する反応を観察したそう。すると前者はお金に気付いて真っ先に拾った人が多かったことに対し、後者は気付きもせず、通りすぎた人の方が多かったとのこと。

「偶然なチャンスに出くわすような人は、明るくて楽観的な人が多いのです」と、サンソネ博士。「全ての出来事からハッピーな瞬間を見いだし、うれしい結果をいつも期待しています」。行動に出る回数が多ければ多いほど、うれしい話が舞い込んでくる確率も上がるもの。幸せを手に入れたければ、どんなチャンスもつかみ取ること!

幸せなワタシになるためには……

「抽選や宝くじでもそうですが、勝つためにはまずプレーしなければいけませんよね」と話すのは、メリーランド大学の統計学者、ダニエル・チップ・デンマン。勝負に出る行動力なしでは、チャンスも舞い込んでこない

目標を明確にしたら、自分が周りに与える影響にも注意を払おう。「他人からの反応は、自分自身の運を決定づける大きな要因でもあります」と話すのは、カリフォルニア大学リバーサイド校に勤務する心理学者、ソニア・リュボミアスキー博士。「あなたがポジティブなエネルギーを周囲に与えられれば、周りもあなたにポジティブに応えてくれるはずです」

何をするにも「柔軟性」を忘れない

happy-flexible
Women's Health

やりがいのあるプロジェクトに魂を注ぎ、誠実に仕事に取り組むことは決して悪いことではない。でも、一つのやり方に固執してしまうと、目標達成につながる別の手段やチャンスを見落としてしまうことも。メリーランド州のマウントセントメリーズ大学で心理学の教授を務めるエリザベス・ウィリアム博士いわく、柔軟性に欠ける人は、一つの道に固執しすぎて他の機会を見落とす傾向にあるとのこと。「一つの方法を貫くタイプは、早く結果にたどり着けるかもしれません。でもちょっと寄り道をしてみると、予想外の展開が待ち受けていることもあります。長い目で見ると、その方がよりよい結果につながることもあるでしょう」

幸せなワタシになるためには……

自分が熱を注いでいるプロジェクトとも、たまには距離を置くことが大切。頭のごちゃごちゃを整理するのもそうだけど、少し放っておくとまた違う視点から見られたりするもの。それにインスピレーションは、どこからともなくやって来る。仕事終わりに同僚と飲みに行けば、社内の有益な情報が得られるかもしれないし、上司の言動に対する理解が深まることもある。数分ネットサーフィンするだけでも、今手掛けているタスクに役立つ情報に出くわすかもしれない。

リスクをたくさんとる

happy-dontgetcaughtup
Women's Health

自分が「ツイテいる」と思う人は、知らない人とも積極的に会話をし、自分から仕事をつかんでいく傾向にあるのだとか。詳細を調べる前から否定的になるのではなく、「この仕事もおもしろそうだから調べてみよう」と前向きに考えてみると、予期せぬ「幸福」に恵まれるかもしれない。そうすることで一度いい結果が得られると、「目標は達成できる」という信念もますます強まるそう。

幸せなワタシになるためには……

リスクを取るタイプの人は、ネガティブな感情を頭の中から追い払うのが得意。頭の中の「ネガティブな声」はあなたの人生の邪魔をしたいだけ。チャンスを拒まない人は、自分の感情や直感に耳を傾け、少し不安があったとしても、「やってみよう」ととりあえずやってみる人が多い。それでも踏み込めないときは、「たとえ失敗に終わったって、世界の終わりじゃない」と自分に言い聞かせるのが効果的。それに、やってみると、「思っていたほど悪くなかった」と思うことも。やらない後悔よりも、やった後悔の方が、数年後振り返ったときに誇りに思えるはず。

失敗を重く捉えない

happy-manyways
Women's Health

誰だって失敗した後は、少なからず落ち込むもの。でも、リュボミアスキー博士によると、計画通りにいかなくても動じないのが、幸運な人の特徴。いつまでも気を落としているのではなく、潔く次のステップへ進めるかどうかが大事みたい。「幸せな人間は、失敗にうまく対応する適応力があります」とリュボミアスキー博士は解説。「次に訪れるチャンスを妨げるようなことや、ネガティブな考えにはとらわれません」

幸運を呼び込むタイプの人間は、ゴールに向かう方法は一つではないことを自覚している。たとえ夢がかなわなかったとしても、別のチャンスがすぐそこに転がっていたりすることもある。ひょっとしたら今より幾分いいチャンスかも!?

幸せなワタシになるためには……

挫折したことに固執するのではなく、その経験を将来に生かすことが大切。自分はこの経験から何を学び、次に成功するためには何が必要なのかを今一度自分に問いかけてみよう。全ては考え方次第で、失敗は、最終ゴールに向かうまでの通過点でしかないと思い直すのも大切。そこから得た学びは、目標へと近づくありがたい出来事としても、きっととらえられるはず。

たまには決まり切った毎日の習慣から脱線してみる

happy-newroutine
Women's Health

「変化」とは生きていくうえで逃れられないこと。特にお気楽な人は「なんとかなるさ」の精神でその場を乗り切る人が多いため、毎日のルーティンに縛られずに動ける柔軟性を持ち合わせている。その柔軟性のおかげで、新たなチャンスが舞い込んできたり、すてきな出会いに巡り合えたりすることも少なくないとか。

幸せなワタシになるためには……

2、3日置きに、いつものパターンから抜け出す、と自分に約束してみて。それは、ほんの小さなことでもいいそう。例えば、普段お弁当を持ってきているなら、今日は外食してみるとか。出勤ルートを変えたり、新しいフィットネスクラスに体験参加したりするだけでもいい。いろんな場所に顔を出して知り合いが増えれば、ある日突然すてきな話が舞い込んでくることも。「変わり映えのない日常から抜け出すことは、幸運を手に入れる最適の方法なのです」とデンマン。

「幸運な人間になる!」と心に決めたら、自分の世界にはこもらないように。「小さな幸せ」をどんなときでもキャッチできるよう、アンテナを張っておこう!

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

元記事で読む
の記事をもっとみる